日機装技研株式会社と販売代理店契約を締結、深紫外線LED製品の販売を開始

～深紫外線LED光の照射で水や空気の殺菌や浄化が可能に～

東京エレクトロン デバイス株式会社(本社:横浜市神奈川区、代表取締役社長:徳重 敦之、以下TED) は、日機装技研株式会社（本社：石川県白山市、代表取締役社長 八木 隆雄、以下日機装技研）と販売代理店契約を締結し、深紫外線LED製品の取り扱いを2017年9月14日に開始します。
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日機装技研の深紫外線LED製品は、高出力・低電圧という性能面だけでなく、製品寿命10,000時間以上（L70条件※）を実現したことにより、産業機器への搭載が可能になった製品です。

これまで、深紫外線の波長域の光源には主に水銀ランプが用いられていましたが、環境負荷への配慮から「水銀フリー」への関心が高まり、深紫外線LEDへの置き換えの需要が増加しています。

深紫外線LEDの光は、DNAを壊して菌を不活性化する高い殺菌能力をもつので、水や空気の殺菌効果が見込めます。殺菌装置として水銀ランプが使用されていましたが、環境面の規制強化に伴い、環境への負荷が低い代替品として期待されています。さらに、小型かつ低消費電力という特性をいかし、局所的な殺菌や、水銀ランプが設置できない狭いスペースでの利用も可能です。

既存の水銀ランプからの置き換えだけでなく、小流量の水殺菌、半導体製造装置や部品の洗浄用水の殺菌・有機物分解、水質検査や排ガス検知などの新たな製品分野への深紫外線の応用が可能です。
※LEDが初期の光出力の70%に劣化する時間

高出力SMD

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出力　： 45 mW (波長：285 nm)
サイズ： 3.5 mm × 3.5 mm
寿命　： 10,000 時間 (L70 / 波長：285 nm)


流水殺菌モジュール

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小流量タイプ
流量：1～10L／毎分


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中流量タイプ
流量：50L／毎分


TEDでは、深紫外線LED製品に加え、紫外線LEDを適正に使用するための電源、ドライバ、通信デバイスなどの周辺部品を、産業機器、医療機器、水道事業、環境系事業向けに提供します。
また、設計開発技術をいかして、深紫外線LEDの精密な制御を行うモジュールの開発、その応用製品の開発および量産をお客様のご要望に合わせて行い、今後2年間で5億円を目標に販売活動を行います。

【日機装技研株式会社について】
日機装技研は、2009年に日機装グループにおける製品および製造技術の研究開発を目的として設立された、日機装株式会社の子会社です。日機装技研は、2014年にノーベル物理学賞を受賞した名城大学の赤﨑先生、名古屋大学の天野先生の研究成果を用いて、発光効率が優れた長寿命の深紫外線LEDの量産技術を開発し、実用化しました。確かな技術に裏打ちされた、業界トップの性能と品質を持つ深紫外線LEDを提供しています。
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【東京エレクトロン デバイス株式会社について】
東京エレクトロンデバイスは、半導体製品やビジネスソリューション等を提供する「商社ビジネス」と、お客様の設計受託や自社ブランド商品の開発を行う「開発ビジネス」を有する技術商社です。
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＜本件に関する報道関係からのお問合せ先＞
東京エレクトロン デバイス株式会社　管理本部　広報・ＩＲ室　　堀田・平
Tel： 045-443-4005、 Fax： 045-443-4050
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東京エレクトロン デバイス株式会社　グローバル営業統括本部 SPEソリューション部　　佐藤・三宅
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プレスリリース提供：PR TIMES リンク