アジレント・テクノロジー、新たな高感度 NGS ターゲットエンリッチメントソリューションを発表

アジレント・テクノロジー株式会社 2017年08月22日 13時00分
From PR TIMES

ワークフローを効率化し、シーケンスエラーを排除する新ソリューション

アジレント・テクノロジー株式会社(社長:合田 豊治、本社:東京都八王子市高倉町9番1号)は、次世代シーケンシング (NGS) のための最新のライブラリ調製ソリューション「Agilent SureSelect XT HS」を発表します。これは研究用のターゲットエンリッチメントソリューションで、ラボのトータルワークフロー管理であるQC からターゲットエンリッチメント、解析および解釈までを実現するものです。

SureSelect XT HS は高感度 (HS) で効率的な研究用ソリューションであり、時間の経過とともに断片化するホルマリン固定パラフィン包埋 (FFPE) サンプルから DNA をシーケンスすることに最適化されています。SureSelect XT HS はより複雑性の高いライブラリを作製でき、分子バーコードを組み込むことにより精度が向上します。また、さまざまな組織タイプに対応し、高品質だけでなく低品質の FFPE サンプルにも対応可能です。

ロンドンの Institute of Cancer Research および Royale Marsden Hospital の Marco Gerlinger 博士は、次のように語っています。

「この分子バーコードによるエラー修正機能とカスタマイズ可能なターゲットエンリッチメントテクノロジーのおかげで、微量の DNA できわめて低頻度の変異を検出することができます。こうした機能により、リキッドバイオプシー内のクローンおよびサブクローンの変異の検出および追跡を理想的に行うことができます。」

SureSelect XT HS ライブラリは、ターゲット領域にマップされるリードの割合が高く、わずか 10 ng のスタート DNA 量で、分子バーコードを用いてエラーの修正を行います。さらに、ハイブリダイゼーション時間は業界最速の 90 分で、マニュアル作業による操作を最小限に抑えられるマスターミックス試薬になっているため、サンプルをシーケンス可能なライブラリに1 日で調製することができます。

アジレントのゲノミクスマーケティング部門長であるジェフ・ハイムバーガー (Jeff Heimburger) は、次のように語っています。

「SureSelect XT HS は少ないインプット量で断片化の著しい FFPE サンプルに対応した優れたライブラリ調製試薬で、ライブラリ調製にかかる時間を大幅に短縮することもできます。こうした進歩は、イノベーションによってラボ効率を向上し、お客様のご負担を軽減しようとするアジレントの絶え間ない努力のあらわれです。」

アジレント・テクノロジーについて
アジレント・テクノロジー (NYSE:A)は、分析ラボ向け技術のグローバルリーダーです。50 年以上にわたる知見と技術革新にもとづき、機器、ソフトウェア、サービス、ソリューション、そして深い知識と経験により、お客様が抱えるきわめて困難な課題にも信頼できる答えをお届けします。2016 年度の売上高は 42 億米ドルでした。従業員は全世界で 13,000 人となります。アジレント・テクノロジーの情報は、以下のウェブサイトでご覧ください。
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