コラム : ZIP爆弾とは? その手口と仕組みを解説

Dr.Web Security Spaceのドキュメントでは、Dr.Web for Microsoft Outlookが検出できる脅威の一覧に「ファイルとアーカイブの爆弾ウイルス」が含まれています。この不思議な爆弾について、今回掘り下げませんが、この脅威からの保護が非常に重要な時がありました。

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アンチウイルスはとりわけ汎用的な圧縮解凍プログラムです。ウイルスやトロイの木馬を検出するために、ファイルを解析し、アーカイブされた内容を抽出します。

そして問題が現れるかもしれないところはここにあります。たとえば、圧縮ファイルには、ディスク上で使用可能な容量よりも多くの領域が必要な場合があります。ゼロだけを含むファイルを取り出し、圧縮した結果、アーカイブヘッダーと繰り返しゼロからなる小さなファイルになります。では、どのようにしてディスク上の任意の容量を超えるファイルを作成できるのでしょうか? 一般的なアーカイブ形式を使用してアーカイブを自動的に作成するため、これを行う必要はありません。


PC用のマルウェアには、zip-bombsと呼ばれるプログラムがあります。これらは、ファイルを展開するとサイズが多様化するファイルを含むzipアーカイブです。たとえば、最も悪名高いZIP爆弾「42.zip」のサイズは42 KBですが、5つのネストレベルのファイルがあり、レベルごとに16ファイルあります。 最後のレベルの各ファイルのサイズは4.3 GBで、アンパックされたアーカイブ全体は4.5ペタバイトを占めます。

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