平成29年度 バーチャルパワープラント構築実証事業への参画について

株式会社NTTスマイルエナジー 2017年07月25日 13時00分
From PR TIMES

~「笑顔のエネルギー社会」実現に向け、前年度に引続き参画~

 株式会社NTTスマイルエナジー(本社:大阪市中央区、代表取締役社長 小鶴慎吾、以下、NTTスマイルエナジー)は、経済産業省資源エネルギー庁の補助事業である「バーチャルパワープラント以下、VPP)構築実証事業(以下、本実証事業)」に関して、2017年7月21日に補助金の執行団体である一般社団法人環境共創イニシアチブから交付決定通知1.を受領し、本日より実証事業を開始しますことについてご案内いたします。



1.本実証事業について

 本実証事業は、電力自由化や電力システム改革が進む中、社会全体として効率的なエネルギー利用に資するエネルギーインフラの基盤構築に向けて、従来にない新たなエネルギーマネジメントの実現をめざすものです。
電力系統に点在するお客さまの機器(以下、「リソース」)をIoT(モノのインターネット) 化2.して一括制御することにより、お客さま設備から捻出できる需給調整力3.を有効活用し、あたかも1つの発電所(仮想発電所)のように機能させる仕組みの構築をめざします。これにより、電力系統における需給調整力が増強され、再生可能エネルギー電源のさらなる導入も可能となり、低炭素社会の実現に貢献してまいります。
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2.当社の役割

当社は、送配電ネットワークから親アグリゲータ(関西電力株式会社)経由で指令を受け、リソースアグリゲータとしてご家庭に設置された設備(蓄電池システム)を遠隔でコントロールすることにより、電力需給に関する調整を行う役割を担います。
そのため今年度の実証事業では

1.送配電ネットワークからの指令に対する応答、および蓄電池システムへの指令の実施
2.ご家庭に設置頂く蓄電池システムの遠隔制御等の検証

を行います。

<実施エリア> 東京電力、関西電力、九州電力の管内
<実施期間>  平成29年7月~平成30年2月

これらにより、電力系統における需給調整力が増強され、再生可能エネルギー電源のさらなる導入も可能となり、低炭素社会の実現に貢献できると考えております。


経済産業省が、VPPの構築に係る実証事業や、送配電事業者に対して行うネガワット取引に係る実証を行う経費に対して、当該費の一部を助成するもので、今回、この実証事業のうち、「バーチャルパワープラント構築事業」「アグリゲーター事業」に申請し、間接補助事業者として採択を受けました。
従来、インターネットに接続されていたパソコンやスマートフォンなどの情報通信機器に限らず、あらゆる「モノ」をインターネットに接続することです。
従来、電力の需給調整は、火力発電所の稼動・停止等、「供給側」で行ってきましたが、VPPでは、晴天時に太陽光の出力が増えた場合など、電気が余る場合はお客さま設備の蓄電池を充電することで需要を創出し、逆に、供給力不足の場合は、蓄電池から放電を行うなど、「需要側」で需給の調整を行うことをめざします。


プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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