1億以上の登録口座を持つファーウェイのモバイルマネーサービスに、新たにワールドレミットの国際送金サービスを追加
ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は7月11日、オンライン送金で世界をリードする英FinTech企業・ワールドレミット(WorldRemit)と提携したことを発表しました。これにより、ファーウェイのモバイルマネーサービスプラットフォームを利用するすべてのパートナーは、ワールドレミットの国際送金サービスをアフリカ全土で利用できることとなります。
タンザニア最大の都市・ダルエスサラームで開催されたGSMA Mobile 360で発表した今回のパートナーシップにより、ファーウェイのモバイルマネーサービスに、成長を続ける送金サービス分野の既成ソリューションであるワールドレミットが追加されます。また、ファーウェイのモバイルマネープラットフォームを利用する1億以上のモバイル登録口座がワールドレミットに接続されることで、多くのユーザーがより便利になったモバイル送金を利用できるようになります。
[画像: リンク ]
ワールドレミットは、ファーウェイが直接提携した最初の国際送金サービス企業です。これにより、新たなモバイルマネー事業者とワールドレミットとの技術的な統合が加速できる見込みです。GSMAによれば、モバイルネットワーク事業者が国際送金サービスを提供する際、技術的統合がハードルとなることが多いとされています。ワールドレミットとファーウェイはともにこうしたハードルを下げ、ファーウェイのすべてのパートナーがワールドレミットのサービスを迅速に利用できるようにしていきます。
ファーウェイ南アフリカ バイスプレジデント 陳学軍(デビッド・チェン)は次のように述べています。 「アフリカでは国際送金は非常に重要なモバイルマネーサービスの1つです。今回のワールドレミットとの提携により、アフリカ全土のファーウェイのお客様に国際送金サービスをダイレクトに提供できるようになります」
ワールドレミット 創業者兼CEO イスマイル・アハメド(Ismail Ahmed)氏は次のように述べています。 「ファーウェイは先進的なモバイルマネープラットフォームとテクノロジーを世界各地のモバイルマネー事業者に提供することに注力しています。当社の送金サービスがファーウェイのモバイルマネー事業者向けの広範なサービスに追加されることを嬉しく思います。当社のサービスに簡単に接続可能となることで、多くのユーザーに、安全かつスピーディーで低コストな送金サービスを迅速に展開できるようになるでしょう」
基本的な銀行取引の提供を支援するファーウェイのモバイルマネーサービスプラットフォームは、スマートフォンでも携帯端末でも動作可能なため、とりわけ発展途上国で成功を収めています。
ワールドレミットは業界をリードする国際送金サービス企業として、インスタントメッセージを送信するのと同じような手軽さで国際送金を実現し、送金事業者からモバイルマネー口座に送金される国際送金の74%を処理しています。
※本参考資料は2017年7月11日(現地時間)にタンザニア・ダルエスサラームで発表されたプレスリリースの翻訳版です。
プレスリリース提供:PR TIMES リンク
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。