「リアルタイム割当制御機能」を搭載した新群管理システム「GA-2000」の発売

東芝エレベータ株式会社 2017年07月03日 16時57分
From PR TIMES

~従来機種に比べ最大待ち時間を39%改善、乗場行先階システム「Floor NAVI」にも対応~

東芝エレベータ株式会社(社長:松原和則、本社:神奈川県川崎市)は、建物内でのエレベーターの動きをリアルタイムに解析し、未来予測を行いながら制御する「リアルタイム割当制御機能(RTS)」を搭載した新群管理システムGA-2000を発売しました。リアルタイム割当制御機能により、最大待ち時間が39%、平均待ち時間が6%、従来機種に比べて向上しました。また、エレベーター乗車前に行先階を先行登録し、最適なエレベーターの運行管理を実現する乗場行先階登録システム「Floor NAVI」にも対応、利用者にとって快適なビル内の移動を提供します。

東芝エレベータ株式会社(社長:松原和則、本社:神奈川県川崎市)は、建物内でのエレベーターの動きをリアルタイムに解析し、未来予測を行いながら制御する「リアルタイム割当制御機能(RTS)」を搭載した新群管理システムGA-2000を発売しました。リアルタイム割当制御機能により、最大待ち時間が39%、平均待ち時間が6%、従来機種に比べて向上しました。また、エレベーター乗車前に行先階を先行登録し、最適なエレベーターの運行管理を実現する乗場行先階登録システム「Floor NAVI」にも対応、利用者にとって快適なビル内の移動を提供します。


【GA-2000の主な特徴】

1.リアルタイム割当制御機能(RTS)

リアルタイムに変化するエレベーターの運行状況を解析し、この先どこの階でエレベーターが呼ばれるかなどの、今後起こりうる状況を予測しながら運行スケジュールを計算します。予測された計算結果をもとに運行サービスをリアルタイムに評価して、各階にエレベーターを割り当てる最新の群管理システムです。本機能により、エレベーターの最大待ち時間39%、平均待ち時間で6%程度、従来機種に比べて性能が向上しました。

2.省電力割当機能

リアルタイム割当運転機能が予測した運行状況の中から、エレベーターの台数を抑えた運行スケジュールを選択し、常時消費電力を抑えて運行する機能です。通常運転時と比べ約15%、従来の省電力運転と比べ約8%、閑散時であれば通常運転と比べ27%、従来の省電力運転と比べ15%の省エネルギー効果が実現します。(当社シミュレーターによる比較)


【乗場行先階登録システム「Floor NAVI」】

「Floor NAVI」は乗車前に行先階を指定することで、先行してエレベーターの群管理に情報を伝達し、途中階での停車が少ない最適なエレベーター運行サービスを提供します。エレベーター乗場に設置された乗場行先階登録装置で行先階を登録すると、画面に指定されたエレベーターの番号が表示されるシステムとなっており、行先階登録後、利用者は指定された号機に乗車します。エレベーターかご内でのボタン操作が不要となり、混雑時もスムーズな乗降が可能となり、出勤ピーク時で最大40%輸送能力が向上します。朝の出勤時などエレベーターによる移動時間を大幅に短縮し、利用者のストレスを軽減します。(当社シミュレーターによる比較)

登録された行先階情報から、高度なアルゴリズム計算を行い最適な運行スケジュールを算出するFloor NAVIは主に大型の高層ビル向けへの導入を想定としており、高速エレベーターの他、一度に大量の利用者を運ぶことができるダブルデッキエレベーターへの採用も可能となっております。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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