滋賀県知事等が水草や野菜残さ等の液体肥料化・利活用実証実験施設を視察 -- 滋賀県立大学

滋賀県立大学 2017年06月30日 08時05分
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滋賀県立大学(滋賀県彦根市)環境科学部の伴研究室は7月から、琵琶湖の水草や農産物生産現場から発生する野菜残さ等を活用して液体肥料を生成する実証実験を開始する。これは、滋賀県草津市の支援を受けて行われるもので、平成30年度末まで実施する予定。実験開始にあたり、7月1日(土)に滋賀県知事らによる実験施設の視察が行われる。


 滋賀県立大学環境科学部の伴研究室では「琵琶湖里湖(さとうみ)循環プロジェクト」として、環境省や滋賀県の補助金等を活用しつつ、水草等の有効活用(バイオガス化・液体肥料化)にかかる技術開発等の研究を行ってきた。

 今年度は草津市の支援を受けて、琵琶湖の水草と草津市域の農産物生産現場から発生する野菜残さ等を活用して、液体肥料を生成し、農地での活用が可能であるかを検証するための実証実験を行うこととなった。
 実証実験開始にあたり、7月1日に滋賀県知事等が実験施設を視察する。概要は以下の通り。

◆視察概要
【日 時】 7月1日(土)9:40~9:55(第47回びわ湖(漁場)をきれいにする運動にかかる激励行事終了後)
【場 所】 北山田漁港内(滋賀県草津市北山田町3130)
【視察者】 滋賀県知事、滋賀県議会副議長、草津市長、草津市議会議長、ほか
【滋賀県立大学出席者】 廣川能嗣学長、伴修平教授、ほか

●実証実験概要
【内 容】 琵琶湖の水草と農産物生産現場から発生する野菜残さ等をもとに可搬型発酵試験機を用いて実証試験用の液体肥料の生産を行い、周辺農地で液体肥料としての活用が可能であるかを検証する。
【期 間】 平成29年7月から平成30年度末(予定)
【場 所】 滋賀県草津市北山田漁港内
【予 算】 932万7千円(平成29年度予算・全額草津市補助)
【事業責任者】 滋賀県立大学 環境科学部 教授 伴修平

●琵琶湖里湖(さとうみ)循環プロジェクトとは
 琵琶湖の水草と地域の未利用資源をさまざまな形で有効利用することによって、人々が暮らしの中で琵琶湖の恩恵を感じられる「里湖循環型社会」を創造するプロジェクト。琵琶湖の生態系と人間活動の持続的共生を目指す。

※その他
 実証試験用の可搬型発酵試験機は稼働直後のため、試運転および調整段階です。
 荒天等により第47回びわ湖(漁場)をきれいにする運動にかかる激励行事が中止となった場合は視察も中止となります。

▼本件に関する問い合わせ先
 滋賀県立大学 地域連携推進グループ 鷲田、草川
 電話: 0749-28-8209
 FAX : 0749-28-8473

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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