「飲食店舗向けの賃料推定システム」を7月3日から試験運用開始 

株式会社ABC店舗 2017年06月23日 15時36分
From PR TIMES

不動産業界で先駆けてAI技術を導入活用 ベテラン営業マンの“感覚”を指標化し、適正な賃料提案を目指す

 株式会社ABC店舗(本社:東京都港区、代表取締役:土井恭一)と、奈良先端科学技術大学院大学(教員:諏訪博彦助教)は、飲食店舗の賃料査定の効率化ならびに、適正価格による不動産賃貸取引に寄与するため、7月3日(月)より「飲食店舗の賃料推定システム」の試験運用を開始いたします。




■共同研究の経緯と目的

弊社は2002年の創業より、飲食店の「居抜き」物件に特化した不動産会社のパイオニアとして、インターネットや蓄積してきた豊富なデータを基にした営業手法で、出店・開業のサポートを行っております。

しかし、飲食店舗を対象とした不動産物件の賃料は、豊富な経験を持つベテラン営業マンが培ってきた勘や経験に基づいて決定され、明確な基準といえるものが明示されておりませんでした。人が変われば価格が変わり、またベテランから新人へと技術を教える際に、正しい知識伝達ができないため、非効率な共同作業などの手法によって行われてきました。

さらには、住居やオフィスと異なり、飲食店舗物件特有の属性が存在するため、周辺の賃料相場で査定することができず、複雑になっていました。

そこで弊社では、不動産業界で先駆け「AI技術」にいち早く着目し、2011年より奈良先端科学技術大学院大学と共同で、飲食店向き不動産店舗の賃料推定の開発に取り組んでまいりました。

そして賃料推定に伴うアルゴリズム開発を終え実装段階にきたため、7月3日(月)より「飲食店舗向けの賃料推定システム」の試験的運用を開始致します。これは、ベテラン営業マンの経験や感覚を数値化し賃料を決める上での要素を抽出することで、共有・伝承の効率化を図るものです。

また、当該システムの構築は、賃料決定の根拠を示せないことから人が変わることで価格が変わるといった経験や感覚による変動を抑え、価格設定の根拠を明示した上での提案が可能になると考えております。


■奈良先端科学技術大学院大学
情報科学研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室について

本研究は当社および、奈良先端技術大学院大学情報科学研究科 ユビキタスコンピューティングシステム研究室と共同で開発を行っております。本大学には、ベテラン営業マンへのヒアリングや飲食店舗物件固有の属性などを基にした賃料推定概念モデルの提案・構築に伴うアルゴリズム開発を担当しております。


■株式会社ABC店舗について

[画像: リンク ]

飲食店の「居抜き」物件を扱う不動産会社です。また、飲食店舗の居抜き物件を専門で取扱う不動産会社として、それまで前例の少なかった家賃保証とトラブル対応を一手に担う「店舗転貸事業」を業界に先駆けて開始。顧客情報のデータ分析を用いた営業手法や、専門的な知識と豊富に蓄積を続けているノウハウに基づいた商品説明で、高い評価をいただき現在に至ります。


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飲食店の居抜き物件を扱う不動産会社

商号 : 株式会社ABC店舗
代表 : 代表取締役 土井 恭一
所在地 : 東京都港区浜松町1-31 文化放送メディアプラス5階
創業 : 2002年
事業内容: 店舗不動産の仲介

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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