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中島たい子の新刊『万次郎茶屋』で楽しむ、すこし不思議なSF短編集。「城戸賞」入選脚本家という経歴の強み、脚本では描けなかったもの、“落丁”と批判されたデビュー当初を語る!旭屋書店主催:著者インタビュー

株式会社旭屋書店 2017年06月13日 18時00分
From PR TIMES

旬な作家の意外な素顔が・・・?旭屋書店「本TUBE」ピックアップ本、著者出演インタビュー企画!

旭屋書店による1億人の本と本屋の動画投稿サイト「本TUBE」のスペシャル企画として、作家・中島たい子の新刊『万次郎茶屋』発売を記念した著者インタビューを実施!中島さん自身に、作品についてじっくりと語っていただきました。



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旭屋書店では、中島たい子の新作『万次郎茶屋』の発売を記念し、著者インタビューを実施した。2004年『漢方小説』で第28回すばる文学賞を受賞し、近著に『心臓異色』『院内カフェ』『がっかり行進曲』などがある中島さんだが、放送作家や脚本家という経歴を持っており、脚本の世界で権威ある「城戸賞」の入選歴も。一本立ちの脚本家が、小説を書き始めたきっかけとは一体何なのだろう?

「映画会社、テレビ局で自分の創作をやろうとすると、まず原作在りきなんですね。でも、私が描きたいものというのは、この本もそうなんですけれど、ちょっとアウトサイダーな、マイノリティーの話なんです。でも、そういった企画を出すとことごとくボツになるわけですね。やっぱりお天道様の下みたいなものをいつも求められるので、オリジナルを書きたいなという欲求が溜まりに溜まり、ついに自分で書き始めたんです。」

デビュー当初の風当たりは強かった。ずっと脚本を書き続けていた中島さんのテイストは、良くも悪くも個性的と捉えられがちだった。
「ずっと脚本を書いてきたので脚本的だとも言われましたし、“落丁”かと思ったと書評家の方に言われたことがあるんですよ。シーン転換がすごく早いんですよね、脚本は。次!次!次!って。深く長く書くということに不慣れでした。ただ、映像的なものが見えると言ってくださる方も居るし、脚本をやっていたことをうまく生かしつつ、小説の世界の方で、自分の世界を表現したいと思っています。」

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今回の作品の帯には、「読むとちょっと人生がラクになる、“すこし不思議”な短編集。」とあるように、収録されているのは何気ないSF。しかもどれも独特の心地良いリズムを感じさせる。

「脚本を書いていたというのもあるし、読みやすいというのはよく言われるんです。多分、そのリズム感とかテンポとかは、脚本からきていていると思います。でも、語っていることとか、展開とかというのは、私が子供の頃好きだったSFの漫画だったり、星新一さんだったり。ゴージャスなSFも沢山あると思うんですが、どちらかと言うと『隣の部屋が異次元だ!』みたいな、日常の中にSFが入っているという創作を読んできました。松本零士さんの“四畳半の奥が異次元”みたいな世界が割と好きなんですね。星新一さんもすごく短いけれども、ぽんとリズムでその世界に読者を取り入れてしまう。そういうのがやりたくて、一話完結という感覚で、オチも“不思議”な展開にしようと色々と考えて、書いていても楽しいですね。」

彼女の描きたいSFの世界を描くとなると、必然的に長編小説ではなく一話完結の短編という形式を選ぶことになった。職業柄、リズムやテンポを重んじてきた中島さんにとっては得意領域と言えよう。当然ながら、読書においてはストーリーが秀逸でも、全く映像が思い浮かばないもの、テンポが悪いものは作品の評価を落としてしまう。テンポの良さと、“ちょっとした”SFという絶妙なバランスが、程よく読者を惹きつける本著。非日常の世界観を楽しみつつ、気張らず読める本をお探しの方にぴったりの一冊である。

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単行本: 277ページ
出版社: 光文社

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