広州、インテリジェント製造業の世界最良の開発センター

Guangzhou Municipal Government 2017年06月09日 14時57分
From 共同通信PRワイヤー

広州、インテリジェント製造業の世界最良の開発センター

AsiaNet 68855 (0857)

【広州(中国)2017年6月8日新華社=共同通信JBN】中国で地下鉄通勤する乗客らはいずれ、手をかざすだけ、あるいは顔面をスキャンさせるだけで入場できるようになるかもしれない。

中国の鉄道輸送インテリジェントシステムの先駆者PCI-Suntek Technology Co.,Ltd.のリュー・ウェイ社長は、同社のインテリジェント技術が中国の30以上の省・自治区で広く利用されていることを誇りにする。同社は今や世界的なインテリジェント技術のリーダーになろうとしている。

PCI-Suntekは1986年に創業、世界6カ所(広州、深セン、北京、重慶、上海と米国のシリコンバレー)に研究・開発拠点を設置しており、広州のインテリジェント設備とインテリジェント製造業の産業チェーンにおけるイノベーションの縮図である。

中国第3の大都市として、広州は古くから巨大商業都市として世界的に知られていた。多くの世界的に有名な企業、とりわけ自動車、電子工学、石油化学の同市の3大基軸産業がここで出現した。その中にはGuangzhou Automobile GroupとGSK CNC Equipmentがある。同市のインテリジェント設備・ロボット工学産業だけで昨年の市場規模はほぼ500億元、74億米ドルに達した。

2016年3月に発表されたStrategic Planning of Made in Guangzhou 2025(メードイン広州2025戦略計画)はインテリジェント設備・ロボット工学、省エネルギー・新エネルギー自動車、バイオ医薬品・健康産業などの10分野に焦点を当て、10の先進的製造業の産業クラスターを発展させる計画である。

広州市政府高官は「広州の実体経済発展のカギは、質と効率を前進させ、ハイエンド産業の水準を向上させることだ。われわれの目標は、ハイエンド設備製造業の国家的イノベーション基盤であるメードインチャイナ2025構想を採用するモデル都市とインテリジェント製造とインテリジェントサービスが統合された先進モデル地域を構築することである」と語った。広州の先進的製造業の付加価値は2020年までに製造業企業の70%以上となり、指定された規模を上回るだろう。

この目標を達成するため、広州はインテリジェント製造業の促進を技術革新の国際ハブ構築における優先事項とし、その過程で「広州は世界で最も先進的な製造業を目指す」と広州産業情報委員会のリ・ユジュン検査官は述べた。

一部の市場参加者によると、広州のインテリジェント製造業の開発は明確な国際的視野と開放経済に特徴がある。「Action Plan for Sino-foreign Cooperation Zone Construction(中国・外国協力地帯建設行動計画)」は2016年に開始され、広州は同時に、米国、欧州、イスラエル、韓国などの先進工業国・地域を重点に4万件近い先進技術を網羅するエンタープライズプロジェクト・ライブラリーを開設した。

広州はインテリジェント製造業への国際投資をさらに誘致するため、Strategic Cooperation and Development Alliance for the Sino-foreign Cooperation Zone(中国・外国協力地帯のための戦略的協力開発同盟)を設置、ドイツ、ウクライナ、韓国その他で40余りの協力活動を実施・支援し、技術振興実施のため外国専門家を200回以上招いている。

市場は温かく反応した。世界最大の電子機器受託製造業Foxconn(鴻海科技集団)と米国のネットワーキング巨大企業Ciscoが率いる先進製造・情報技術プロジェクトがこの3月に始まった。Foxconnのプロジェクトだけの先導でも広州の電子情報製造業の生産額は2020年に735億米ドル(約5000億元)を超えると見込まれている。

ソース:Guangzhou Municipal Government

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