法政大学が夕張市と協力協定を締結

法政大学 2017年06月07日 08時05分
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法政大学(東京都千代田区)と夕張市(北海道)は「北海道夕張市と法政大学の協力に関する協定」を締結し、6月6日(火)に市ケ谷キャンパスで締結式を執り行った。本協定は、夕張市の地域づくり、地域振興や法政大学の教育研究について相互に連携、協力して取り組むことで、地域社会の発展と教育研究の向上を目的としている。
なお、夕張市が大学間とこのような協力協定を締結することは初となる。


■協定締結に至る経緯について
 夕張市と法政大学は、2010年2月に藤倉肇夕張市長(当時)と法政大学学生センターとの間で協力協定を締結している。この協定を基に、学生センター内にあるボランティアセンターが「夕張まちづくりボランティアツアー」を実施し、延べ173名の学生が炭鉱坑口周辺整備、公園花壇整備、小学校への出張授業、未整理となっていた市史に関する資料整理などのボランティア活動を行ってきた。これとは別に夏期・冬期に地域研究を目的に夕張市でゼミ合宿を行った学生数を加えると、この間、夕張市を訪問した法政大学生は延べ268名を数える。
 また、鈴木市長が法政大学を来訪し、法政大学の自校史を学ぶ「法政学への招待」にて卒業生として特別講義を行ったり、法政大学教員が約1年間の国内留学先を夕張市役所に選び、行政資料の調査・整理に当たるとともに市史編さん員として現地で研究活動を行うなど、両者が交流を重ねてきた結果がこのたびの協定締結に結実した。

■今後の取り組みについて
 締結された新協定を基に、法政大学法学部政治学科に今年度から開講する「公共政策フィールドワーク」の現地実習を夕張市にて実施することになり、今年9月に総勢57名の学生・職員・教員が4泊5日の日程で夕張市を訪問する。教室で得た知識を基に実際に現地に足を運び、そこで見たもの、聞いたこと、感じたことを基に自らが政策課題を発見し考えることを目的とした実習授業で、夕張市役所、夕張市議会、社会福祉協議会、市民活動団体等を訪問し、聞き取り調査、活動参与調査および現地当事者との意見交換等も予定している。また、社会の現実に触れ、問題意識を涵養する体験は早期に行うべきとの教育方針から受講生は1年生を中心とし、受講生は隔週土曜日3時間の事前学習を既に開始している。

▼本件に関する問い合わせ先
 法政大学学務部学部事務課 戸部
 TEL: 03-3264-9234

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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