LINE、6月9日の「サイバー防災の日」を前に「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施

LINE株式会社 2017年06月01日 17時34分 [ LINE株式会社のプレスリリース一覧 ]
From PR TIMES

全体の約4割が“自分/周囲の人が乗っ取り被害経験あり”と回答
パスワードを使いまわさない対策について意識しているのは全体の僅か2割



LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛)は、「サイバー防災の日」として登録した6月9日*を前に、「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施いたしましたので、その結果をお知らせいたします。
*:詳細に関してはプレスリリース( リンク )をご参照ください。
[画像1: リンク ]
LINEでは、サービス公開以降、セキュリティ専門組織によるセキュリティ検証の実施や、内外の専門家からの報告に基づくアプリケーションへの脆弱性対策など、継続的にセキュリティ強化に向けた取り組みを行っています。しかしながら、未だにアカウントの乗っ取り被害があるのも事実で、セキュリティに関しては、技術面の向上・改善だけでなく、ユーザーへの啓発活動に関しても重要な課題として受け止めています。


このような背景をふまえ、2017年5月にLINEは毎年6月9日を「サイバー防災の日」として記念日登録し、今回「サイバー防災の日」施策の一環として、15歳~69歳の男女を対象に、「セキュリティリテラシー実態把握調査」を実施したところ、インターネットトラブルに対するセキュリティ意識について、いくつかの傾向が明らかになりました。


「LINE」をはじめとするSNSやインターネットサービスは、パスワード等の登録情報やSMS認証番号が他者に知られない限り、アカウントが乗っ取られることはありません。LINEでは、今後とも今回の調査結果をセキュリティ意識の啓発や対策において活かしていき、6月9日に予定している「LINE サイバー防災訓練」等、LINEのサービス・インフラを活用した活動を行ってまいります。


「セキュリティリテラシー実態把握調査」調査サマリー
【調査概要】
調査方法:LINE Research Platformを利用した、スマートフォンによるモバイルアンケート
調査対象:全国15~69歳の男女「LINE」ユーザー
最終有効回答数:1,940サンプル
調査期間:2017年5月10日~11日

■自分や自分の周りに「アカウント乗っ取り被害経験者」がいると全体の約4割が回答
SNSやインターネットのアカウントの乗っ取り被害経験について聞いたところ、「自分や家族、恋人や友だち、知人等自分の周りの人で、アカウントを乗っ取られたことがある人がいる」と回答した人は全体の38%と約4割にもおよびました。

■「アカウント乗っ取り」という言葉は全体の約7割が認知
セキュリティに関する言葉の認知度を確認したところ、「LINE」ユーザーにとっては「アカウント乗っ取り」という言葉の認知度は71%で、「ウイルス/マルウェア」(56%)や、「スパム」(47%)よりも知られていることがわかりました。

■「普段、セキュリティを意識していない」は、20-30代主婦にその割合が高い
インターネットや端末のセキュリティに関する普段からの意識を確認したところ、「あまり意識していない」「まったく意識していない」と回答した割合は全体の約3割であったのに対し、20-30代主婦は約5割となりました。

■「パスワードを使いまわさない」対策について意識しているのは、全体の僅か2割
普段から心がけていることとして「異なるサービスで同じパスワードを使いまわさない」と回答した方は全体の19%、20-30代主婦は14%でした。この結果から、パスワードの使いまわし率が高いことがうかがえます。

■「LINE」のセキュリティ機能や対策をひとつも知らない人が全体の約7割も
「LINE」のセキュリティに関する機能や方法で知っているものを聞いたところ、68%のもの人が「ひとつも知らない」と回答していました。


「セキュリティリテラシー実態把握調査」 調査結果
・自分や自分の周りでアカウントの乗っ取り被害経験者がいるのは全体の約4割
SNSやインターネットのアカウントの乗っ取り被害経験について聞いたところ、「自分や家族、恋人や友だち、知人等自分の周りの人で、アカウントを乗っ取られたことがある人がいる」と回答した人は全体の38%(自分のアカウント=7%、家族=3%、恋人や知人=30%)と約4割にもおよんでいます。
[画像2: リンク ]

・乗っ取られた主なサービスは「LINE」、「Twitter」、「Facebook/メッセンジャー」
乗っ取られたアカウントのサービスは全体で「LINE」が多く、次いで「Twitter」「Facebook/メッセンジャー」の順となりました。10-20代男女では「Twitter」、50代以上の男性では「Facebook/メッセンジャー」の割合が高くなっています。

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・インターネットトラブルの中で「アカウント乗っ取り」の認知度は71%と高い
インターネットトラブルに関する言葉の認知度を確認したところ、「アカウント乗っ取り」(71%)、「ウイルス/マルウェア」(56%)、「SMS認証番号」(51%)、「スパム」(47%)という順に認知度が高い結果となりました。[画像4: リンク ]

・普段のセキュリティについて全体の約3割がセキュリティを意識していない、中でも20-30代主婦にその割合が高い
インターネットや端末のセキュリティに関する普段からの意識を確認したところ、「あまり意識していない」「まったく意識していない」と回答した割合は全体の約3割であったのに対し、20-30代主婦は約5割となりました。
[画像5: リンク ]
・8割の人が「パスワードを使いまわさない」対策について意識していない、中でも20-30代主婦にその割合が高い
セキュリティに関して普段から心がけていることを聞いたところ、「異なるサービスで同じパスワードを使いまわさない」と回答したのは全体でわずかに19%となっており、特に20-30代主婦は14%でした。
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・LINEのセキュリティ機能や対策を「ひとつも知らない」人が約7割も
「あやしいLINEアカウントを通報する方法」「PC版/iPad版のLINEや、LINEウェブストアへのログインを禁止する機能」「心当たりのないログイン端末の強制ログアウト機能」「LINEアカウントが乗っ取られた場合の問合せ先」といった、LINEのセキュリティに関する機能や方法で知っているものを聞いたところ、残念ながら、68%のもの人が「ひとつも知らない」と回答していました。LINEのセキュリティ機能の認知率は、向上の余地が大いにあることがわかりました。
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・「LINE」でのフィッシングトーク受信時、リンクを踏んでしまう人の割合は1割。しかし、ログイン試行通知が届いても無視してしまう人は9割も

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上記のように、具体的なメッセージの事例を見せてLINEでのフィッシングトークを受信した際の行動を確認したところ、全体の8割以上の人が「無視する」と答えたのに対し、「リンクを押してアカウント確認をする」と答えてしまった人も1割いました。

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また、LINEのログイン試行通知受信時の行動として、「リンクを押してアカウント情報を変更する」と答えたのは、全体のわずか8%で、「無視する」、すなわち他の端末で自身のLINEアカウントにログインを試みられたのにもかかわらず、そのままにしてしまうと回答したのは89%にもおよびました。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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