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グーグルのクラウドを支えるテクノロジー >  第17回 SDNでグローバルな経路最適化を実現するB4ネットワーク

CTC教育サービスはコラム「グーグルのクラウドを支えるテクノロジー >  第17回 SDNでグローバルな経路最適化を実現するB4ネットワーク」を公開しました。

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はじめに
 今回は、2013年に公開された論文「B4: Experience with a globally-deployed software defined WAN (PDF)」をもとにして、「B4」と呼ばれる、Googleのデータセンター間を接続するグローバルネットワークについて解説を行います。

Googleのグローバルネットワーク
 はじめに、Googleのグローバルネットワークの全体像を整理しておきます。図1は、2016年に公開された「Evolve or Die: High-Availability Design Principles Drawn from Google's Network Infrastructure」という論文からの抜粋です。

図1 Googleのグローバルネットワーク(論文より抜粋)

 前回までに解説したように、各データセンターには、Closトポロジー型のクラスターネットワークが用意されています。図1のCAR(Cluster Aggregation Router)は、クラスターとグローバルネットワークを接続するためのスイッチで、B2、および、B4の2種類のグローバルネットワークに接続されています。まず、B2は、ISPを介してインターネットと相互接続するためのグローバルネットワークです。こちらは、他のネットワークとの相互接続性を確保するために、一般的なベンダー製品のネットワーク機器が使用されています。一方、B4は、データセンター内のアプリケーションが、相互にデータをやり取りするための内部ネットワークです。こちらは、データセンターネットワークと同様に、独自設計のネットワークスイッチをソフトウェアで制御する仕組みが実装されており、この後で説明するように、サイト間のネットワークトポロジーとアプリケーションの種類(トラフィックの優先度)に応じて通信経路を最適化する、トラフィックエンジニアリングの仕組みが導入されています。

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