5人に1人は敏感気質(HSP/HSC)。発達障がいの理解も深める感覚過敏の新しい概念を、第一人者がやさしく解説するWEB連載「子どもの敏感さに困ったら」がスタート。

株式会社誠文堂新光社 2017年05月22日 16時47分
From PR TIMES

誠文堂新光社が贈る無料WEBマガジン「よみもの.com」にて、このたび、児童精神科医・長沼睦雄医師の新連載『子どもの敏感さに困ったら』がスタートしました。




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すぐにびっくりする、たくさんのことを質問する、服がぬれたり、砂がついたりすると、着替えたがる・・・。
それは5人に1人が持つ敏感気質(HSP/HSC)のせいかもしれません。なぜ敏感なのか、脳ではどんなことが起こっているのか、敏感な子にどうやって接したらいいのか、HSP第一人者の精神科医/児童精神科医が徹底解説します。

【『子どもの敏感さに困ったら』】(5/22(月)スタート。第2回以降毎週金曜日更新)
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【連載の内容】
NHK NEWS WEBの記事「“敏感すぎる”に共感広がる」(5月19日)で話題になった“HSP=Highly Sensitive Person(敏感すぎる人)。アメリカの心理学者、エイレン・N・アーロン氏が1996年に提唱した、全世界で広まりつつある概念です。
そして、子どものHSPを、HSC=Highly Sensitive Child(敏感すぎる子ども)といいます。
大人や周囲の子どもたちから「ちょっと変わってる」と思われている、あるいは、それを隠そうとして「いい子」を演じている子どももいます。でもその敏感さは、その子が弱いのではなく、わがままなのでもなく、生まれ持った気質なのです。
HSCの子どもたちは、理解のない大人や仲間から「扱いにくい」「育てにくい」と煙たがれることも多くあります。敏感な子は、五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)だけでなく、人の心に対しても敏感です。周囲の大人や仲間たちのマイナス感情は、まだ自我の弱い鋭敏な子どもたちの心の中にどんどん入り込み、自分は面倒な子、ダメな子、と自らを否定し続け、やがて問題をかかえた「生きづらい大人」として成長してしまいます。そして、不安障害や愛着障害、解離性障害など精神疾患を併発してしまうこともあるのです。
一方、HSCの豊かな感受性や直感力は、上手に伸ばせば芸術性の高い仕事やクリエイティブな仕事、人の繊細な心を扱う仕事、根気のいる研究の仕事など、世の中に貢献する大きな才能につながるケースが多いのも事実。HSPは生まれつきなのだから、神経質で、敏感すぎるのも生まれつき。敏感さを克服させるのではなく長所としてとらえ、ありのままの個性を伸び伸びと生かしてあげることが、じつは大切なのです。
本連載は、HSP関連の著作が多くの読者に支持されている精神科医・長沼睦雄氏が、はじめて子どものHSP(=HSC)について本格的に書き下ろしたものです。

【著者プロフィール】
長沼睦雄(ながぬま・むつお)
十勝むつみのクリニック院長。日本では数少ないHSPの臨床医。昭和31年山梨県生まれ。北海道大学医学部卒業。脳外科研修を経て神経内科を専攻し、日本神経学会認定医の資格を取得。北海道大学大学院にて神経生化学の基礎研究を修了後、障害児医療分野に転向。道立札幌療育センターにて14年間小児精神科医として勤務。平成12年よりHSPに注目し研究。平成20年より道立緑ヶ丘病院精神科に勤務し、小児と成人の診療を行う。平成28年十勝むつみのクリニック開業。発達障害、発達性トラウマ、解離性障害などの診断治療に専念し、脳と心と体の統合的医療を行っている。著書に『活かそう!発達障害脳「いいところを伸ばす」は治療です。』(花風社)、『「敏感すぎる自分」を好きになれる本』『気にしすぎ人間へ クヨクヨすることが成長のもとになる』(ともに青春出版社)、『敏感過ぎる自分に困っています』(宝島社)などがある。

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【株式会社誠文堂新光社について】
創業1912年(明治45年)の老舗出版社。趣味・実用・科学等の分野を中心に、創刊90年を超える「子供の科学」をはじめ9誌の雑誌とムック、書籍を刊行しています。
雑誌:「愛犬の友」、「アイデア」、「MJ無線と実験」、「子供の科学」、「月刊天文ガイド」、「陶工房」、「農耕と園芸」、「フローリスト」、「デザインノート」

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