インターリンク、ランサムウェアの攻撃から「世界を救ってみた」



 人知れず、世界を救うために立ち上がった冒険者が4人いました。そのうちのひとりが株式会社インターリンク代表取締役の横山正です。なにを言っているのか、ご説明します。世界中に広まったランサムウェア「WannaCry」の感染拡大から世界を救うことを試みた無謀な冒険者4人のうちのひとりが横山なのです(※1)。
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 「WannaCry」は、5月12日頃より世界中で大規模なサイバー攻撃を起こし、150カ国に被害が広がっていると言われています。このウィルスに感染すると、コンピューターのファイルは暗号化・復号ロックされて、フリーズします。そして、ロックを解除するための身代金(ランサム)300ドル(約3万4000円)を、ビットコインで支払うように要求され、指定された支払期限を過ぎるとファイルが消失する可能性もあります。海外の公共機関や大手企業に被害が及んでいることから、日本国内でも連日のように、テレビやネットニュースで注意喚起を促されていました。

 世界で猛威を振るう「WannaCry」ですが、22歳のサイバーセキュリティアナリストは、このウィルスの動作コードにある「登録されていないドメイン名」を見つけ、それらのドメイン名を登録することで、多くの「WannaCry」をシャットダウンさせることに成功しました(※2)。つまり、たとえば「iuqerfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergwea.com」を登録すると、攻撃が止まるのです。これは、ハッカーが、ドメイン名をキルスイッチ(緊急停止スイッチ)として使っているからなのです。

 日本時間の5月16日午後、有志がキルスイッチとなるドメイン名(※3)を取得して、ランサムウェアの拡大を止めるということが行われていました。当社ではいち早くこの情報を入手し、ドメインの登録状況を調べたところ、1つが未登録であることがわかり、急遽、そのドメイン名(iuqerfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergweb.com)を、ゴンベエドメインより取得し、ランサムウェアの拡大を止める手助けをすることとしました。これにより、さらに多くの「WannaCry」はシャットダウンされ、ランサムウェアの攻撃から世界を救ってみました。インターリンク代表取締役の横山正は、今後も世界のために立ち上がることがあります。ご期待ください。

※1 株式会社インターリンク 社長ブログ 「明日できることは今日しない」
インターリンクは世界規模で被害拡大のランサムウェアから世界を救ったのか?!
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※2 INDEPENDENT(5/13)
DISCOVERS WANNACRY RANSOMWARE'S HIDDEN KILL SWITCH 'COMPLETELY BY ACCIDENT'
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※3 キルスイッチとなるドメイン名5個
・ayylmaotjhsstasdfasdfasdfasdfasdfasdfasdf.com
・ifferfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergwea.com
・iuqerfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergwea.com
・iuqssfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergwea.com
・iuqerfsodp9ifjaposdfjhgosurijfaewrwergweb.com

<会社概要>
◆株式会社インターリンク リンク
日本のインターネット黎明期である1995年よりサービスを開始した、今年で22年目を迎えた老舗ISP。2000年よりドメイン名登録事業を開始、2006年10月、日本で8社目のICANN 公認レジストラに認定。2014年1月には、Googleの日本におけるレジストラパートナーとして、日本語初の新gTLD「.みんな」を販売中。4月11日より新gTLD「.moe」の運営を開始。2015年10月には取扱ドメイン数が日本最大となる1,000種類を突破(リンク)。オタク川柳大賞(リンク)や、社会貢献活動「グラジェネ向け無料 iPad 教室」(リンク)を主催。有限責任事業組合フェムト・スタートアップ(リンク)にて、ベンチャー企業の支援も積極的に取り組んでいます。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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