CLXがDialogue Groupを買収 積極的な成長戦略を推進
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【ストックホルム2017年5月11日PR Newswire=共同通信JBN】
最近の買収は、アジア太平洋地域におけるCLXの市場拡大を加速し、ネットワーク拡大を強化し、主要なセキュリティー製品開発能力を増強する
クラウドベース・コミュニケーション・ソリューションで世界をリードするCLX Communications(リンク )(CLX)(XSTO: CLX)は10日、グローバル・モバイルメッセージングおよびセキュリティーサービス・プロバイダーであるDialogue Group Ltd(リンク )(Dialogue)を現金ベースおよび負債を含まない形で、総額3200万英ポンドで買収したと発表した。
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シェフィールド、ロンドン、シドニー、シンガポールにオフィスを構えるDialogueの買収によって、CLXはアジア太平洋地域の主要市場への迅速な参入が可能となり、200を超えるキャリア・パートナーを擁する同社のティア1 Super Networkに多数のモバイルオペレーターが加わることになる。
今回の取引は、世界最大のクラウドコミュニケーション会社を目指すCLXの戦略にとって新しい段階に入ったことを示している。DialogueはCLXが2015年に新規上場して買収した4番目の企業で、その前には、2016年にMblox(リンク )とSinch(リンク )を、今年にはXura Secure Communications(リンク )をそれぞれ買収している。
CLX Communicationsのヨハン・ヘドベルグ社長兼最高経営責任者(CEO)は次のように語った。「われわれのビジョンは明確である。われわれは世界最大かつ世界をリードするCPaaS(Communications Platform as a Service)企業になることである。Dialogueの買収は、当社が新規上場した際に明らかにした戦略を実行するうえで、当然の成り行きである」
「Dialogueは世界をリードするモバイルメッセージングおよびセキュア通信機行の1つで、アジア太平洋地域に極めて強力なティア1ネットワークを保有している。これらのネットワークをCLXファミリーに統合することで、英国、オーストラリアの顧客ベースを強化するとともに、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、バングラデシュ、ベトナム、カンボジア、日本、フィリピン、インドネシア、エジプトでティア1オペレーター接続を追加することになる」
今回の買収は、CLXが欧州および北米でのリーダーの地位を足がかりとして、急成長するアジア太平洋地域でもリーダーになることを加速する。アジア太平洋はますます重要性を増しており、米国を本拠とする多国籍企業は新興市場への進出を計画し、エンタープライズ通信のニーズに応えることができる本当のグローバルソリューションをCLXに期待している。
さらに、CLXはDialogueの強力かつ革新的なSentinel Security Solutionを既存の製品ポートフォリオに加え、世界のモバイルオペレーター向けの不正対策およびセキュリティー・ソリューションで市場をリードするサプライヤーとしての地位を強化する。世界中のオペレーターが展開するこのソリューションは、global title fakingなど企業不正を大幅に減らし、オペレーターが大幅な収益を上げるとともに、スパムや不正をへらすことによって加入者の苦情を大幅に減らす。SentinelはCLXの既存のセキュリティー・ソリューションと組み合わせることで、今日の業界で最強の脅威検知・防御ツールボックスの1つを構成する。
Dialogue Communicationsのヒュー・スピアCEO兼共同創設者は「今回の取引がまとまり、CLXがすでに達成している素晴らしい成長と、今回の取引がアジア太平洋地域における強力は地位を活用する方策をさらに推進する」
「今回の買収は、業界最大のティア1ネットワークにアクセスを当社の顧客に提供するとともに、われわれのサービスの品質、信頼性、セキュリティーをさらに向上させる。当社の雇員にとっても、エキサイティングで野心的な企業で成長する機会になる」と語った。
▽CLX Communicationsについて
CLX Communications(CLX)は、企業およびモバイルオペレーター向けのクラウドベース通信サービスおよびソリューションで世界をリードするプロバイダーである。CLXのモバイル通信サービスは、企業が迅速かつセキュア、かつコスト効率に優れた形で顧客および、コネクテッドデバイス、すなわちインターネット・オブ・シングス(IoT)と世界中で通信することを可能にする。
CLXのソリューションは、IoT向けにモバイルメッセージングサービス(SMS)、音声サービス、モバイルコネクティビティーサービスを通じてビジネスに不可欠な世界通信を実現する。CLSは創業以来、収益を上げてきた。グループはスウェーデンのストックホルムに本社を置き、20カ国以上にプレゼンスを確保している。
CLX Communicationsの株式はNASDAQ Stockholm(XSTO: CLX)で取引されている。
詳細はウェブサイトリンク を参照。
▽Dialogueについて
Dialogue Groupは1994年以来顧客を支援してきた最長の定評ある国際A2P SMSメッセージング企業である。同社はA2P市場のあらゆる面において幅広い知識と経験を擁し、オペレーターがA2Pトラフィックをフィルターし、コントロールすることを支援する同社独自のソリューションA2P SMART Hubを通じて、MNOがA2Pトラフィックからの収益および数百万ドルの持続可能な追加収益の実現に成功することを可能にする。
Dialogue Groupは現在、日本、カンボジア、バングラデシュ、エジプト、アイルランド、英国、オーストラリア、ニュージーランドなど、さまざまな国を含む14の市場で世界をリードする50以上のモバイルネットワークと提携している。
Dialogue Groupは世界のモバイルオペレーターの利害を代表するGSMAのメンバーである。同社は英国のロンドンに本社を置き、シェフィールド、シドニー、シンガポールにオフィスを構えている。
詳細はウェブサイトリンク を参照。
ソース:CLX Communications
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