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心原性ショック患者の第1選択治療に大容量の大動脈内バルーンが効果的、ゲティンゲが最新実務研究結果発表

Getinge(ゲティンゲ) 2017年05月08日 10時20分
From 共同通信PRワイヤー

心原性ショック患者の第1選択治療に大容量の大動脈内バルーンが効果的、ゲティンゲが最新実務研究結果発表

AsiaNet 68388 (0639)

心原性ショック患者の第1選択治療に大容量の大動脈内バルーンが効果的、ゲティンゲが最新実務研究の結果発表

【ウェイン(米ニュージャージー州)2017年5月3日PR Newswire=共同通信JBN】
*データによると、50ccのバルーンを使うカウンターパルセーション治療は、重症の心臓病患者に安全で臨床効果があるコスト節減戦略

ヘルスケア、ライフサイエンス分野の品質向上および費用効果に寄与する製品・システムの世界的な大手プロバイダー、Getinge(ゲティンゲ)は3日、大動脈内バルーン・カウンターパルセーション(IABC)が重症患者の第1選択治療として効果的とみられることを示す最新実務研究の結果を発表した。単一施設の過去にさかのぼる観察研究は、最新実務におけるGetingeの新型大容量MEGA(R)50cc大動脈内バルーン(IAB)使用が血行動態プロファイルの改善をもたらし、全体的な合併症率を大幅に減少させていることを明らかにした。研究結果は米国心臓血管造影検査インターベンション学会(SCAI)刊行のCatheterization and Cardiovascular Interventions(カテーテルと心血管インターベンション)にオンライン公開されている。IABカテーテルは大動脈と誘導拍動に挿入され、サポートが必要な心臓病患者の心臓からの拍出を助ける循環器支援装置である。

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刊行された研究の共著者で、ニュージャージー州ニューアークにあるニューアーク・ベス・イスラエル・メディカルセンターの循環器科医長であるマーク・コーエン医学博士は「われわれの研究結果は、MEGA 50cc IABによるカウンターパルセーション治療が低い合併症率で重症患者の血行動態を改善したことを示した。この結果は注目に値する。われわれが診断した患者は、Benchmark registry and the IABP SHOCK II trial(注i、ii、iii)などこれまで診断した患者に比べて病状が重く、心機能が劣っていたからである。また、この大容量バルーンで観察した血行動態の好ましい変化は、50cc IABと40cc IABを比べたナビン・K・カプール博士とタフツ大学医学部同僚による別の研究結果(注iv)を上回っていた」と語った。

▽研究の設計と結果
コーエン博士はゴータム・ビスベスワラン、デービッド・バラン両博士、ニューアーク・ベス・イスラエル・メディカルセンターの同僚とともに2011年から2015年にかけて、50cc IABのIABCを施された継続治療患者150人の人口動態、臨床、研究室、血行動態の変数、有害事象、退院に至る生存をさかのぼって分析した。患者の大半(100人)は心原性ショック対応のためIABCが必要で、このグループの平均駆出率は20%だった。主要目的は臨床結果、および最新実務の50cc IABに関連する有害事象を研究することであった。

結果によると、患者の72.5%は生存して退院した。心原性ショックのグループの中で退院に至る生存率は66%だった。研究群全体の院内死亡率は27.3%で、患者の94.7%はIAB装置関連の合併症に罹患しなかった。患者5人(3.3%)は輸血が必要な出血を経験し、1人(0.7%)は重大な、3人(2%)は軽症の血管合併症になった。研究所と血行力学の結果は、血清クレアチニンの大幅改善(p<0.01)、心臓圧の増大(平均+42 mmHg)を示した。収縮期と拡大期にかなりの後負荷軽減が見受けられ、右心房と肺の充填圧力も軽減した。それは心拍出量、心係数、心拍パワー出量の大幅増大と同時に発生した。

Getingeの法人医務責任者、ピエルルカ・ロンバルディ医学博士は「この研究結果は、大容量IAB使用による血行力学上の利点向上に関する多数の文献に加えられる。IABCは、新世代の循環器支援装置より安全かつ効果的で、費用効果の高いオプションである。大容量IABを備えたIABCの効果は、心周期内の大動脈に一層多くの血液移動をもたらす。患者の個別生体構造にIABサイズをカスタマイズすれば、IABCの効果が最大化される。この研究の結果は心臓拡張期の昇圧の大幅増を示しており、冠動脈かん流を増大して拡張終期および収縮期の圧力を減らし、高リスク患者集団の心臓の負荷を軽減する」と語った。

▽IABC治療について
米国の食品医薬品局(FDA)は、IABCの血行力学的効果、安全性、有効性を裏付ける広範な文献に基づいて、急性冠症候群(ACS)患者、心臓・非心臓性手術を受ける患者、虚血性・非虚血性病因の心不全合併症を経験した患者に対するバルーンポンプ使用を認可した(注v)。このような症状に対するFDAの認可は、IABC装置の包括的な文献レビューの結果に基づいている。それはIABが埋め込まれた患者は、装置のない患者に比べてより深刻な共存症、基礎疾患に悩んでいるという事実にもかかわらず、全体的な合併症発症率が低いことを示している。文献はまた、装置関連合併症が徐々に減っている傾向も示している。近年、バルーン・カテーテルのサイズが縮小され、手順技術が改善されたためである。

▽Getingeについて
Getinge(ゲティンゲ)は手術室、集中治療室(ICU)、殺菌部門、ライフサイエンス企業・機関に向けた革新的ソリューションの世界的プロバイダーである。Getingeはその直接体験および臨床やヘルスケア、医療技術の専門家との緊密な連携に基づいて、今日と明日の人々の日常生活を向上させている。

(注i)Ferguson JJ, Cohen M, Freedman RJ, et al. The current practice of intra-aortic balloon counterpulsation: Results from the benchmark registry. J Am CollCardiol. 2001;38:1456-1462.
(注ii)Thiele H, Zeymer U, Neumann FJ, et al. Intra-aortic balloon support for myocardial infarction with cardiogenic shock. N Engl J Med. 2012;367:1287-1296.
(注iii)Thiele H, Zeymer U, Neumann FJ, et al. Intra-aortic balloon counterpulsation in acute myocardial infarction complicated by cardiogenic shock (IABP-SHOCK II): Final 12 month results of a randomized, open-label trial. Lancet. 2013;382:1638-1645.
(注iv)Kapur NK, Paruchuri V, Majithia A, et al. Hemodynamic effects of standard versus larger-capacity intra-aortic balloon counterpulsation pumps. J Invasive Cardiol. 2015;27:182-188.
(注v)FDA Executive Summary
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ソース:Getinge

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