テルモBCTが2016年アフェレーシス賞受賞者を発表、2017年の応募受け付け
AsiaNet 68381 (0634)
【レークウッド(米コロラド州)2017年5月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*テルモBCT(Terumo BCT)は静脈アクセス問題を解決するため、オーフス大学病院に1万米ドルの助成金を供与
世界的な医療機器製造会社のテルモBCTは2日、デンマークのオーフス大学病院(AUH)のアンナマリー・エラー・トムセン氏らのチームが「静脈アクセス問題の解決」で2016年先進アフェレーシス賞(Advancing Apheresis Award)を受賞したと発表した。全員看護士のチームが同賞を受賞したのは初めて。チームはアフェレーシス装置の手順に超音波ガイド末梢血管アクセス(PUGVA)を実行して成果を挙げた成功に基づく教育イベントを開催するために資金を使う計画である。
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アンナマリー・エラー・トムセン氏は「先進アフェレーシス賞の受賞を名誉に思う。患者の安全とケアの継続的な改善にコミットしているわれわれを認めてくれた選考委員会とテルモBCTに感謝する。この機会は、周辺超音波ガイド血管アクセスの利用を最適化して他の人々を教育するわれわれの能力を広げてくれ、世界の代表的なアフェレーシスセンターの中にあって、われわれの目指すことの助けになる」と語った。
4年目となるテルモBCTの先進アフェレーシス賞は、治療用アフェレーシスと細胞収集の使用で患者の医療向上を目指す人々を支援する長期的コミットメントの一環である。受賞者は毎年、主要なオピニオンリーダーで構成する外部の国際的委員会によって選ばれる。決定に当たっては、AUHの賞金の使用計画、教育上のリーダーシップを示してきた歴史、コミュニティに与える影響も考慮された。2016年テルモBCT授賞委員会は以下の審査員で構成された。
*フランツ・シェーファー教授(MD):ハイデルベルク大学、小児腎臓病学、ドイツ
*パオロ・マルベッツィ博士(MD):グルノーブル大学中央病院、腎臓病&移植、フランス
*シェリル・マクダミッド(RN、BScN、MED、MBA):オタワ病院血管アクセスプログラム創設者、カナダ
*エド・ハリス(MS、患者支援者):Scleroderma Education Project(硬皮症教育プロジェクト)常務理事、米国ウィスコンシン州マディソン
先進アフェレーシス賞は毎年、それぞれ異なる力点を置く。2016年には、静脈アクセス問題の解決に力点を置いた。テルモBCTのモンテ・スミス副社長(グローバル治療システム)は「血管アクセスに対する適切なアプローチを選び、確保することは難しい課題であり、末梢(静脈)アクセスの向上は患者及び臨床上の経験の向上につながる。われわれは世界中で患者の経験と転帰を強化し続けている臨床医、医師、オペレーターの努力に敬意を表する」と語った。
先進アフェレーシス賞の歴史上初めて、テルモBCTは検討委員会に患者支援者を含めた。エド・ハリス氏は現在、ウィスコンシン大学マディソン校の医学微生物学・免疫部長兼リサーチフェローを務めている。ハリス氏は365回以上、すべて末梢静脈アクセス法による治療用アフェレーシス術を受けた患者である。
テルモBCTは現在、2017年の「免疫療法における細胞収集の見通し」に関する同賞の応募を受け付けている。このプログラムは、世界中のアフェレーシス専門家、臨床医、研究者、細胞・遺伝子・免疫学デベロッパーが参加できる。
▽主な予定
応募開始 2017年5月1日
応募締め切り 2017年9月31日
受賞者発表 2017年11月
関心のある応募者は、AdvancingApheresis.com (リンク
eresis )で先進アフェレーシス賞について詳しい情報が得られる。
▽テルモBCT(Terumo BCT)について
テルモBCTは血液成分、治療アフェレーシス、細胞技術の世界リーダーであり、アフェレーシス収集、手動および自動の全血処理、病原体削減技術のユニークな組み合わせを持つ唯一の会社である。同社は患者のために現在より多くのことができる血液の可能性を信じている。この信念が同社のイノベーションをかきたて、顧客との協力を強化している。
▽メディア問い合わせ先
Karen Hackstaff
Director of Strategic Marketing and Communications
Phone: +1 720-480-7649
press@terumobct.com
ソース:Terumo BCT
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