平成28年(1~12月)冷凍食品の生産・消費について(速報)

一般社団法人日本冷凍食品協会 2017年04月27日 14時08分
From 共同通信PRワイヤー

2017年4月19日

一般社団法人 日本冷凍食品協会

平成28年(1~12月)冷凍食品の
生産・消費について(速報)

一般社団法人日本冷凍食品協会(会長 伊藤滋)では、平成28年の冷凍食品の生産・消費調査結果を公表しました。

◎ 国内生産は3年ぶりに数量が増加し、調査開始以来、過去最高を記録。金額は前年並み。
◎ 業務用は数量、金額ともに2年ぶりの増加。家庭用は数量は2年連続で増加したものの、金額は2年ぶりの減少。

■ 国内生産は数量が増加し、1,554千トン(対前年比(以下同じ)102.3%)となり、調査開始以来、過去最高を記録。金額(工場出荷額)は6,871億円と前年並み。
■ 業務用は数量が918千トン(101.6%)、金額が3,985億円(101.5%)となり、ともに2年ぶりに増加。家庭用は数量が637千トン(103.2%)となり、2年連続の増加。金額は2,885億円(98.0%)となり、2年ぶりの減少。

◎ 大分類の品目別生産量では、大半を占める調理食品が増加。一方、原料作物の不作等により、農産物が大幅に減少。
◎ 品目別生産量の1位は2年連続でコロッケ。2位はうどん、3位は炒飯。
◎ 小分類の品目では、炒飯、コロッケ、ギョウザ、洋菓子などが増加。コーン、かぼちゃ、ポテトなどが台風による北海道の原料不作などが原因で減少。

■ 大分類の品目別生産量では、大半を占める調理食品(104.1%)が増加。原料作物の不作等により、農産物(77.7%)が大幅に減少。
■ 小分類の品目別生産量では、コロッケが2年連続で1位。2位がうどん、炒飯が3位に上昇。
■ 小分類別の品目で前年に対して大きく増加したのは、炒飯(124.3%)、コロッケ(107.5%)、ギョウザ(120.7%)、洋菓子(148.0%)など。一方で大きく減少したのはコーン(49.1%)、かぼちゃ(44.6%)、ポテト(83.3%)など。台風などによる北海道の原料作物の不作等が主な要因。

◎ 国内消費量は3年ぶりに増加し、調査開始以来、2番目に多い量となった。調理食品の増加と冷凍野菜の輸入量の増加が主な要因。

■ 「冷凍食品国内生産量」、「冷凍野菜輸入量」、「調理冷凍食品輸入量」の合計を総人口で割った国民1人当たりの年間消費量は0.4キログラム増加し、21.5キログラム(101.9%)。この消費量は過去最高の平成25年に次ぐ2番目の数字。

≪別添資料≫
1.冷凍食品の国内生産及び消費
2.品目別国内生産
3.品目別国内生産及び構成比率と1キログラム当り金額
4.国内生産量上位20品目(平成23~28年推移)
5.冷凍野菜品目別生産国別輸入
6.調理冷凍食品輸入
7.調理冷凍食品輸入(平成18~28年推移)
8.調理冷凍食品輸入 品目別取扱社数・国別主要品目


※数値等の詳細は別添PDFをご確認ください。

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