未来産業に向けた海藻類の可能性に光を当てる国際海藻類博覧会

国際海藻類博覧会(Wando Seaweeds Expo 2017) 2017年04月18日 13時52分
From 共同通信PRワイヤー

未来産業に向けた海藻類の可能性に光を当てる国際海藻類博覧会

AsiaNet 68200 (0557)

【莞島(韓国)2017年4月17日PR Newswire=共同通信JBN】韓国の莞島で14日、健康食だけでなく、医薬品、エネルギーなど多様な未来産業の原料としての海産物の潜在価値に光を当てる国際海藻類博覧会が開幕した。

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(写真説明:2017年4月14日、韓国南西海岸・莞島のメインパビリオンで開催中の2017莞島国際海藻類博覧会。博覧会は5月7日に閉幕する)

第2回莞島(ワンド)国際海藻類博覧会(Wando Seaweeds Expo 2017)は「海藻の約束、未来への挑戦!」をテーマに、韓国南西海岸沖の島で24日間行われる。このイベントは2014年に初めて開催された。

主催者は、博覧会が各種海藻食材の展示だけでなく、大きな成長が見込まれる主要産業に発展する可能性を探る機会になることも期待している。

組織委員長の申宇撤(シン・ウチョル)莞島郡守は開幕に先立ち「食料としてのみ知られていた海藻は現在、バイオエネルギー、紙、医薬品、化粧品、その他の製品の原料として利用されており、無限の可能性がある」と語った。

丁世均(チョン・セギュン)国会議長は祝辞で、海藻は新しい経済成長の主動力の1つであると表明した。丁議長は、韓国の海洋資源産業推進に国会は支援を惜しまないと述べた。

金栄錫(キム・ヨンソク)海洋水産相は、ノリを生産、輸出する総合施設の建設に政府は努力すると語った。

主催者によると、このイベントには米国、中国、日本、カナダ、オーストラリアなど150カ国のバイヤー約1000人が結集する見通しである。

主催者は午前8時15分、軍楽隊が演奏し、成功を祈る風船を空に放ち、韓国と外国のビジター第1陣を祝って、博覧会の開会式を行った。

ソウルから来た64歳の薬剤師リー・インソクさんと日本の海藻加工業者オオタ・ヨクオさんが最初のビジターとして歓迎された。

博覧会は6つのイベント会場-メインテーマ棟、健康食品棟、産業資源棟、エコロジー環境棟、水産養殖棟、海藻体験棟-に展開している。

シーサイドパークにある博覧会の主展示会場では、参加企業が海藻産業に関連する新しい技術、製品、原料、サービスを紹介している。3つの展示会場は巨大なはしけの上に立っているが、主催者によると、韓国ではこれまで類を見ないものである。

ウオータースクリーンは、ビジターが海藻類の歴史を垣間見て、コンブ、ワカメ、ノリなどさまざまな海藻を学ぶために設置された。バーチャルリアリティー・システムによって、ビジターは海底の海藻の森を体験することができる。

博覧会期間中、新技術や海藻養殖の最新研究成果、海岸エコシステムの管理について討議する各種ワークショップとフォーラムも開催される。ビジター向けに数多くの「体験」やその他のイベントも用意されている。

主催者によると、前売りチケット50万枚が販売済みで、入場者数は外国人3万人を含め60万人に達するとみられ、100億ウォン(約890万ドル)かけた博覧会は推計497億ウォンの収益をもたらす見込み。

ソース:Wando Seaweeds Expo 2017

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