味の素オムニケムがAPIの商業製造用にフローケミストリーを開始

味の素オムニケム 2017年04月14日 10時06分
From 共同通信PRワイヤー

味の素オムニケムがAPIの商業製造用にフローケミストリーを開始

AsiaNet 68161 (0537)

【ウェッテレン(ベルギー)2017年4月13日PR Newswire=共同通信JBN】小分子API、受託開発、製造サービスの革新的プロバイダーである味の素オムニケム社(Ajinomoto OmniChem)は13日、伝統的なマルチステップのバッチプロセスを継続的なフローケミストリー・プラットフォームに適応させる商業スケールの製造キャンペーンが成功裏に完了したと発表した。継続的なフロー製造には、総処理時間の削減、反応選択制の増大、製品の質の向上、一時保存コストの節約、生産プロセス全体の制御向上、高温、高圧で危険物を処理する場合のより安全な反応を含め、バッチ製造に比べいくつかの利点がある。ベルギーのウェッテレンの本部にあるオムニケムのパイロット計画施設で、継続的フロー・プラットフォームのモバイル・インスタレーションが計画、実行された。

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Pharmaceutical Fine Chemicalsの事業部門・研究開発担当ディレクターのエリック・デボス博士は「継続フロー設計の実行には大変熱意を持っており、わが社のチームはこのプラットフォームについて将来の顧客のプログラムに応じた敏速な変更、修正を容易にする有意義な知識を得た。継続的フロー技術の採用はオムニケムの拡大戦略にとって有用であり、ワイプ式膜蒸発、強力なAPI、敏感な化学品、オリゴペプチドやオリゴヌクレオチドの製造、微粒子化、分取HPLCのための追加的なスイートの強化を含むその他のサービスを補完するものである」と述べている。

継続的フロー能力は研究開発と100kgの商業レベルへのスケールアップを可能にし、その分子構造はほかの製造プロセスへの適応を容易にする。この継続的フロー・プラットフォームの強化は、技術提供者と協力してプロセスの窓を拡大し、より速い、選択的な化学変化の新たなタイプの反応を開発するためにオムニケムがベルギー政府から受け取っている複数年にわたる資金提供に支えられている。

▽味の素オムニケムについて
日本の味の素株式会社の全面所有子会社である味の素オムニケムはベルギーに本社を置く受託製造機関で、40年以上にわたり医薬品分野でファインケミカルの生産活動を行っている。オムニケムは自らを医薬品用ファインケミカルのリーダーと位置づけており、APIと中間製品の製造をサポートするプロセス、分析の開発に集中している。パイロット計画から商業スケールまで敏速に規模を適応できる革新的な技術、能力のほかに、オムニケムは現在の医薬品世界の需要と期待に応じた高いレベルの品質とサービスを顧客に提供している。
詳しい情報はwww.omnichem.com へ。

ソース:Ajinomoto OmniChem

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