Ulmartが模造品対策を支援するブロックチェーン・テクノロジーを研究
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【サンクトペテルブルク(ロシア)2017年4月12日PR Newswire=共同通信JBN】ミュンヘンで開催されていた#Blockshow2017会議が4月7日に閉幕し、ロシアの大手eコマース企業、Ulmartのプレゼンスが多くの参加者を驚かせた。
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Ulmartのブライアン・キーン最高国際責任者(CIO)は「ブロックチェーンが全てだった。われわれは第4次産業革命について話し続け、まるでそれを言えば物事が変わり、われわれがもっと科学技術に精通するかのようだった。しかし、革命の核心はブロックチェーンである」と語った。
世界各地から500人以上の参加者がミュンヘン会議に結集した。参加者のムードは、秘密を発見して未来の海図なき航海に出かけるかのようであった。
参加者の多くは金融工学(フィンテック)を代表していたが、インターネット・オブ・シングス(IoT)の法的側面、ブロックチェーン使用による仮想アイデンティティー保護に関する討議は白熱したものになった。
Ulmartは会議から何を得たいかと主催者から質問されたキーン氏は、ブロックチェーン・テクノロジーが模造品の洪水との戦いで役に立つかどうか研究することが目標であると答え、「この問題で消費者はわれわれに苦情を訴え、何かするよう求めている。ブロックチェーンによって、われわれは大手メーカーと協力することができる。そうすれば誰もがバーコードやQRコードを示すだけで、生産ラインからUlmartの発送センターまで製品履歴全体をたどることが可能になる」述べた。
ブロックチェーン・テクノロジーは違法メーカーや商品を販売する小売業者に光を当てることによって、模造品を撲滅できるのだろうか。ブロックチェーンは、誤って模造iPhoneを買わないよう消費者を保護するのか。ロシアの大手eコマース・プラットフォームであるUlmartはそれができると考えており、大手メーカーと力を合わせ、粘り強く模造品市場という障害の除去に努める。
ミュンヘンの地元起業家でビットコインのトレーダーであるアンジー・バーンスタイン氏は「これは独創的な発想であり、ブロックチェーンが世界にもたらす可能性と興奮を物語っている。事実上、あらゆるものがブロックチェーン経由でリンクする」と話した。
▽Ulmartについて
Ulmartはeコマースに特化したロシア最大の民間インターネット企業である。2008年創業で、本社はサンクトぺテルブルクにある。Ulmartはロシア全土の240を超える都市や町に450以上のインフラ施設(発送センターと集荷ポイント)を展開している。
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▽問い合わせ先
Brian Kean, Chief International Officer
+7-812-336-37-77 ext. 4575
ソース:Ulmart
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