Bluetooth SIG、Imagine Blueアワード 優勝者を発表

Bluetooth SIG, Inc. 2017年03月31日 18時00分
From DreamNews

Bluetooth Special Interest Group(本部:米国ワシントン州カークランド、以下Bluetooth SIG)は、米国時間2017年3月29日、Bluetooth技術のコンファレンス・展示会であるBluetooth Worldにて、Imagine Blueアワード2017<リンク>の試作品部門と学生部門の優勝者を発表しました。本アワードは、ワイヤレス接続の可能性を広げるためにBluetooth技術を利用したクリエイター、開発者、デザイナーの作品と想像力にスポットライトを当てるものです。アワード各部門の優勝者は、テクノロジーが私たちの暮らしを便利にし、向上させる先見性のある発明を披露しています。

Bluetooth SIG、エグゼクティブディレクターのマーク・パウエルは次のように述べています。「現実世界の問題を解決する革新的なアイデアを生み出した今年の優勝者にアワードを授与できることを光栄に思います。ヘルスケア業界に革命をもたらすTelehealth Solutionと、災害時に被災者の発見を支援するBluejayは、Bluetooth技術が私たちの日常生活に深くかかわり、向上させる方法を示す優れた例です。
 Imagine Blueアワードは、Bluetooth技術を活用して開発を行う方々の、素晴らしいコンセプトとアイデアを称えます。ファイナリストは、スマートホームから環境モニタリング、産業用IoT(IIoT:Industrial Internet of Things)まで多岐にわたる応募作品が、Bluetooth技術の多用性を示しています。かつて想像することしかできなかったソリューションにBluetooth技術を活用された受賞者の方々、ファイナリストの皆さま、すべての参加者の方々に感謝いたします。」

試作品部門優勝者:Cassia Networks, Inc. 「Telehealth Solution」
Cassia Networks社は、Cassia Bluetoothルーターとスマートな医療装置を接続して、在宅介護向けの効果的で自動化されたIoT遠隔医療ソリューションを構築するTelehealth Solution<リンク>で本アワードを受賞しました。Cassia Bluetoothルーターは、Cassiaルーターに接続されたBluetooth医療装置からバイタルサインやその他のデータを収集し、サービスプロバイダーのクラウドサーバーにセキュアに転送します。これにより、遠隔患者のリアルタイムでのモニタリングを実現し、患者とプロバイダーの双方のコストを削減する一方で、患者に薬を確実に服用させ、全体的なケアを向上させます。

Cassia Networks創設者兼CEOのフェリックス・ザオ氏は次のようにコメントしました。「スマートな医療装置の99%に、Bluetooth技術が利用されていることが調査によりわかりました。そこで、一元化されたインタフェースから非常に多数の装置を管理する前例のない機能を医療従事者に提供するだけでなく、在宅モニタリングのためのプラグアンドプレイソリューションを患者に提供するTelehealth Solutionを開発しました。弊社のソリューションは、プロバイダーの複雑さとコストを低減するだけでなく、ケアを向上させ、患者の負担を軽減します。私たちは本アワードを受賞したことを光栄に思います。Bluetooth SIGがテクノロジーの可能性を引き出し、私たちのビジョンに共感してくれたことを嬉しく思います。」

試作品部門のファイナリスト全員がBluetooth Worldにて応募作品を展示し、Imagine Blueアワード審査委員にプレゼンテーションを行いました。審査委員は、Bluetooth SIGのマーク・パウエル、オンラインメディアStacey on IoT のステイシー・ヒギンボサム、米国の調査会社ABI Researchのスチュアート・カーロー、アンドリュー・ジグナニ、ライアン・マーチンで構成されています。優勝者は、応募作品の革新性、市場性、IoT業界にもたらす全体的な影響力に基づいて選出されました。

試作品部門の優勝者であるCassia Networks社には、1万米ドルの賞金が授与されました。

学生部門 優勝者:サラ・デュー「Bluejay」
Bluejayは救助隊員の被災者の居場所を特定し、通信を支援するモバイルアプリケーションです。Bluejayはドローンに取り付けられたIntel Edisonモジュールとの接続方法にBluetoothを利用しています。これは救助隊員が捜索救助活動の際に活用することを想定しています。Bluetooth通信の多用性とドローンの操縦性を利用することで、災害時により多くの命を救うことができます。災害発生時、救助に成功する鍵は通信が握っています。救助隊員と被災者の間で信頼性の高い接続を維持するBluejayの機能はBluetoothにより実現しています。Bluetoothを活用した実装方法が評価されたサラ・デュー氏が今年のImagine Blue学生部門の優勝者となりました。

試作品部門の優秀者であるサラ・デュー氏には、5千米ドルの賞金が授与されます。 Imagine Blue 2017 学生部門ファイナリストのすべての作品は、Bluetooth.comのブログ<リンク>で紹介されています。

アワードに関するより詳細な情報や今年のファイナリストに関する情報は以下のサイトで確認ください。リンク


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