子どもたちへの教育支援を呼びかける「世界一大きな授業2017」

公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン 2017年03月27日 09時00分
From PR TIMES

「世界一大きな授業」実践していただける方を1000名を募集しています

「世界一大きな授業」は「持続可能な開発目標」の「目標4=教育目標」達成のためのグローバル・キャンペーンです。
毎年、100か国以上から日本と世界中の子どもたちが参加しています。学校に限らず、サークルやグループ、個人でも参加できます。世界一大きな授業に参加して、質の高い教育をだれもが受けられために自分たちができることを考えてみませんか?



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●世界の教育の現状と国際社会の約束
現在、世界で小学校に通えない子どもは6,100万人、読み書きができない大人は7 億5,800万人も存在します。こうした事実の背景には、戦争や貧困などはもちろん、教育の機会が与えられなかった人々が直面する厳しい現実など、さまざまな問題が隠れています。こうした状況を受け、2015年9月に国連総会は「持続可能な開発目標」(SDGs=Sustainable Development Goals/通称:エス・ディー・ジーズ)を採択し、目標4として、2030年までにすべての子どもが質の高い就学前教育、初等教育、中等教育を受け、大人の識字率も大幅に改善することを新たな教育目標として掲げました。

「世界一大きな授業」は、SDGsの目標4を達成するために、世界中で同じ時期に世界の教育の現状を学び、参加者の声を各国政府に届け、教育政策に反映するように働きかける地球規模のキャンペーンです。「世界中の子どもに教育を」を合言葉に、2003年にスタートし、2008年には、885万人が参加し、同じ時間に同じ内容の授業を受けた人数が世界一ということで、ギネスブックにも登録されました。日本でも2016年には、764校・グループ 5万6234人が参加しました。

2017年も、世界中のNGOや教職員たちのネットワークを通じて、世界100カ国で一斉に開催されます。日本では、教育協力NGOネットワークが作成した教材を申込者に提供し、世界の教育を知るための授業を実践していただきます。授業実践者は1000人、授業を受けた参加者は10万人を目標にしています。

「世界一大きな授業2017」
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●教材の内容は?
教材は複数のユニットで構成され、自由にアクティビティを組み合わせて使っていただけるように作成しています。ワークシートは日本語版・英語版があります。授業の時間や対象者に合わせてご利用ください。

教材のねらい
1. 世界の教育の現状について知り、教育の大切さについて考えること。
2. より良い世界のために活動する子どもたちがいることを知り、自分たちに何ができるか考えること。
3. 日本の教育援助の現状を知ること。
4. より良い教育政策の実現に向け、日本政府に政策提言すること。

アクティビティ
アクティビティ1:クイズ
アクティビティ2:識字(シミュレーション)
アクティビティ3:教育と資金(シミュレーション)
アクティビティ4:行動する子どもたちのストーリー&動画(読み物+動画+意見交換)
アクティビティ5:ちがいのちがい SDG4バージョン(カード)
アクティビティ6:本当に必要な教育援助とは?(ロールプレイ)
アクティビティ7:首相・外務大臣に手紙を書こう(意見交換+文章表現)
授業の後のアクション 見える!政策提言「Raise Your Voice!」

日本の教育問題も視野に-アクティビティ5「ちがいのちがい SDG4バージョン」
「持続可能な開発目標」(SDGs)の特徴は、いわゆる「開発途上国」が達成すべき目標ではなく「日本を含む世界のすべての国々」が達成すべき目標であることです。ゴール4では、国が保障すべき基礎教育の定義が大幅に広がり、幼児教育、小中学校そして高校までが含まれました。待機児童が多すぎて保育園に通えない子どもたちや、経済的な理由で高校に通い続けることが難しい子どもたちは、まさにゴール4の対象になる子どもたちです。このように、「ちがいのちがいSDG4版」では、世界の課題だけでなく、日本にもある課題も紹介しています。より多くの人々が、SDGsを、そして、ゴール4を、自分たちに身近なものとして、捉えていくことを願っています。

見える!政策提言「Raise(レイズ)Your(ユア)Voice(ボイス)!」でフォト・アクション
女子教育の重要性を訴え、ノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイさんも映画『わたしはマララ』のエンドロールで「Raise Your Voice!(声をあげよう)」と呼びかけています。各地でリーダーたちに会い、「すべての子どもに教育を」と対話を重ねるマララさんのように、わたしたちも声をあげることができます。本教材では、従来も「日本政府への政策提言」を加えていましたが、今年の教材では一歩進んで、その提言を持って写真を撮る、フォト・アクション(photo action)を呼びかけます。

●授業実践例(2013年度版)
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●お申し込みの流れ
1.参加登録
以下のWEBフォームからお申込みください。メール、FAX、お電話では受け付けておりませんのでご注意下さい。 締切り:5/28(日)

2.教材ダウンロード・授業の準備
お申込み完了メールに記載されているURLから教材をダウンロードし、教材を元に授業を準備してください。
※教材は、お申込み完了後、自動返信メールご案内しています。教材は小学校高学年~大学生、社会人にも使えます。

3.授業の実施
4/15(土)~5/31(水)の間に、「世界一大きな授業」を実施してください。
※授業時間や参加単位(一学級・全校など)は自由です。

4.実施報告フォームの入力
終了後、以下の実施報告フォームにご入力ください。実施報告完了メールに参加証を添付してお送りします。学校名を記入してお使いください。 締切: 6/30(金)

5. 報告書が届きます
8月下旬に事務局から報告書が届きます。教室などにぜひ掲示してください。

●主催・賛同団体
主催:教育協力NGO ネットワーク(JNNE)<途上国で教育協力を行うNGO 22団体のネットワーク>
共催:(公財)プラン・インターナショナル・ジャパン
特別協力:(公財)ベネッセこども基金
助成:(一財)大竹財団
協力:地球対話ラボ
後援:文部科学省 外務省 全国連合小学校長会 全日本中学校長会 全国高等学校長協会 日本ユネスコ国内委員会ユネスコ・アジア文化センター ESD活動支援センター 動く→動かす 国際協力機構 国際連合広報センターガールスカウト日本連盟 児童労働ネットワーク
*「世界一大きな授業」はJNNE に参加する次の団体が実施しています。
(特活)オックスファム・ジャパン (特活)開発教育協会 (公社)シャンティ国際ボランティア会 (公財)日本YMCA同盟(公財)プラン・インターナショナル・ジャパン (特活)フリー・ザ・チルドレン・ジャパン (特活)ラオスのこども (特活)ワールド・ビジョン・ジャパン

●「世界一大きな授業」事務局
〒154-8545 東京都世田谷区三軒茶屋2-11-22-11F
公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン内
電話:03-5481-0030
Eメール:gce.japan.campaign@gmail.com

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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