成都の国家中央都市建設、開放性がキーワード

Chengdu Municipal Government 2017年03月21日 18時51分
From 共同通信PRワイヤー

成都の国家中央都市建設、開放性がキーワード

AsiaNet 67851(0400)
  
【成都(中国)2017年3月17日新華社=共同通信JBN】中国中央政府は2016年5月、成都を「国家中央都市」と明確に規定した。

中国の都市制度で最高の序列である国家中央都市は経済、科学技術、文化、対外発信、往来などの多様な局面にわたり中国の1級の影響拡散、集積・分配機能を持つ都市である。

中国西部の人口1600万人の巨大都市成都は古代以来、資源が豊かな土地だった。「一帯一路」の国家戦略の実施と西部開発の新たな機会により、開放性が成都の国家中央都市建設のキーワードとなった。

▽「経済界」の拡大、産業支援の強化
中央都市にとって経済開発は基礎であり、産業開発は支柱である。成都は近年、開放の強化と国際協力の拡大のため一連の国際協力工業団地を設置してきた。成都に設置された多様な国際工業団地は工業レベルを総合的に引き上げ、工業の転換とアップグレードを促進するすぐれた手段となっている。

中国・ドイツ(四川成都)Innovative Industry Cooperation Platform(革新的工業協力プラットフォーム)が2015年11月2日に正式に始まった。プラットフォームはCore Area(核心地域)、Industrial Innovation Upgrading Demonstration Park(工業刷新向上デモンストレーション団地)、Automobile Industry Park(自動車産業団地)、中国・ドイツ(蒲江)Middle and Small-Sized Enterprises Cooperation Park(中小企業協力団地)の「1地域3団地」から成る。

中国・ドイツ(四川成都)Innovative Industry Cooperation Platformは徐々に効果を現していると結論できる。

第16回Western China International Fair(西部中国国際博覧会)で昨年11月、多くのドイツ企業が成都市に協力の手を伸ばし、ハイエンドの製造業、研究・刷新、ハイエンドのサービスなど契約は全体で40億元に達した。

2016年9月まで成都に投資するドイツ企業は70社あり、投下資本は15億8700万元で、ドイツは成都にとって3位の外資供給源となった。

中国の商務相とフランスの対外貿易担当相は両国元首の立ち合いで、Ecological Park Economic & Trade Cooperation(環境保全団地経済貿易協力)了解覚書に調印、成都に中国・フランスEcological Parkを建設することを決めた。

成都Economic Development Zone(経済開発区)の職員リ・フア氏によると、中国・フランスEcological Park全体は現在、Dongfeng Peugeot Citroen Automobile Industry Base(東風プジョーシトロエン自動車工業基地)を中核とし、総投資額123億元、生産力36万台で、順調なプロジェクト促進に努めている。

成都は現在、四川・フランスEco-Scientific Park(環境科学団地)、中国・イスラエルIndustrial Park(工業団地)、ドイツのNorth Rhine Center(ノルトライン・センター)、シンガポール・四川Hi-Tech Innovation Park(ハイテクイノベーション団地)、香港・マカオ(成都)Modern Services Industrial Park(近代サービス産業団地)などの多くの多国籍・他地域工業団地の建設を促進している。
  
団地とプラットフォームの建設加速は成都の産業開発で新たな利点となりつつあり、国家中央都市建設推進と国際協力・競争の新たな刺激を注入している。
   
▽「友好ネットワーク」拡大、コミュニケーション便宜の創出
成都はこの2月、アルゼンチンのラプラタと市レベルの友好関係を樹立した。これまで成都は33の友好都市と44の友好協力都市を持っている。

「友好ネットワーク」の継続的拡大は「ウェルスサークル」の継続的な拡大をもたらした。成都の国際的「ウェルスサークル」は近年、継続的に拡大してきた。

世界の500大企業の278社が成都に定着し、うち201社が外国企業である。6650以上の海外資金投資企業が成都に定着している。 インテル、FAW(第一汽車)-フォルクスワーゲン、シーメンス…これらの世界的トップブランドが時を同じくして成都への投資を拡大している。  

以前に公表されたフォーブスの「Top 10 Fastest Growing Cities(急成長10大都市)」番付で成都は1位である。

世界とのコミュニケーションを強化するため、成都は都市交通ハブの機能を改善している。

成都双流国際空港は2016年、旅客取扱数4603万9000人回で、中国本土で4番目に多い空港となった。国際航空会社は北米、欧州、アフリカ、大洋州、アジアの重要ハブ都市をカバーしてきた。100近い国際・地域航空会社が74の国際・地域都市と結んでいる。

2016年5月に成都第2の空港、天府国際空港の工事が始まった。完成すれば、成都は北京、上海に続き、2つの国際空港を持つ3番目の都市となる。

成都居住を選ぶ外国人がますます増え、外国人居住者は2万人に達し、その数は毎年増えている。

外国人の生活、仕事の環境を改善するため、成都市政府は2016年2月に「Home in Chengdu(成都の家)」プロジェクトを開始した。

1年間の取り組みで「Home in Chengdu」は市長の公開電話番号に英語サービスを開設、多くの英語テレビ・放送番組も成功裏に始まった。「A Guidebook for Foreigners Living in
Chengdu(成都在住外国人用のガイドブック)」「Comprehensive Guidelines for Foreign and Overseas Citizens in Chengdu(成都の外国・海外市民用総合ガイドライン)」が作成、発行された。

米国人のジョンは2016年8月に初めて成都に来て、離れる計画はなかった。彼は現在、桐梓林地区(外国人住宅地域)のDirector Assistantとして雇われ、「新しい仕事」に大いに期待している。

新しい歴史的時代にかつての西部の盆地は独自の機会に遭遇し、今や開発の高地である。国家中央都市建設のプロセスで成都はさらに開放的なやり方で世界を受け入れている。

ソース: Chengdu Municipal Government

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