学習院大学史料館が4月1日~5月27日まで春季特別展「宮廷装束の世界」を開催 -- 近代皇室の儀礼を華やかに彩った宮廷装束を紹介

学習院大学 2017年03月21日 08時05分
From Digital PR Platform


学習院大学史料館は4月1日(土)~5月27日(土)まで、平成29年度春季特別展「宮廷装束の世界」を開催する。これは、近代皇室の装束を中心に、公家・女房装束をさまざまな面から紹介するもの。4月16日(日)、5月20日(土)にはギャラリートーク、5月13日(土)には関連講座も開催する。いずれも入場料・参加料無料、事前申し込み不要。


 日本の宮廷を華やかに彩る「衣冠束帯(いかんそくたい)」や「十二単(じゅうにひとえ)」と通称される公家・女房装束は、律令制と共にその祖形が大陸からもたらされ、豊かな日本の四季の中で変化してきた。平安時代の後期に今日の様式が整えられ、応仁・文明の乱(1467~77)による途絶ののち、江戸時代には、古代以来蓄積された有識故実の知識が深められ、装束の再興がはかられた。
 洋装が取り入れられた近代の皇室では、祭祀・儀礼の装束として保存され、現在まで継承されてきた。そこには、日本の伝統文化や国産品の保護という、皇室の大きな役割を見て取れる。

 このたびの特別展「宮廷装束の世界」は、公家・女房装束を染織・工芸・絵画・史料などから多面的に紹介するもの。皇族・華族が着用した装束を中心に、近代皇室の儀礼を華やかに彩った宮廷装束を展示する。概要は以下の通り。

◆学習院大学史料館平成29年度春季特別展「宮廷装束の世界」
【日 時】 4月1日(土)~5月27日(土) 月~土 10:00~17:00
※閉室: 日曜・祝日
※特別開室: 4月16日(日)「オール学習院の集い」のため
※期間中に展示替えを行います。
【場 所】 北2号館1階 学習院大学史料館展示室(東京都豊島区目白1-5-1)
【その他】 観覧無料

■ギャラリートーク 
【日 時】 4月16日(日)、5月20日(土) いずれも14:00から30分程度
【場 所】 展示室内
【その他】 参加無料、事前申し込み不要

■関連講座 第82回学習院大学史料館講座「公家・女房装束の着装と解説」
【日 時】 5月13日(土)14:00~15:30
【会 場】 学習院大学創立百周年記念会館正堂
【講 師】 一般財団法人霞会館・衣紋道研究会会員
【その他】 参加無料、事前申し込み不要
【内 容】 「宮廷装束の世界」展に展示されている束帯やいわゆる十二単は、どのように着装するのでしょうか? 石清水祭・賀茂祭(葵祭)・春日祭の三勅祭などに実際に衣紋奉仕されている一般社団法人霞会館・衣紋道研究会の方々による着装披露を、わかりやすい解説と共に御覧いただきます。

●展覧会詳細
リンク
●展覧会Twitter
リンク

▼本件に関する問い合わせ先
 学習院大学史料館
 TEL: 03-5992-1173

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]