帝京大学が人工流れ星プロジェクト「SHOOTING STAR challenge」に協力 -- 世界でも類を見ない「科学とエンターテインメントの両立」を目指す

帝京大学 2017年03月10日 08時05分
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帝京大学理工学部(栃木県宇都宮市)が技術協力を行う、人工流れ星プロジェクト「SHOOTING STAR challenge」が2017年2月9日(木)に始動した。これは、株式会社ALEが進めているプロジェクトで、同大のほかに首都大学東京、日本大学など複数の大学、企業等が参画する。これまでの宇宙開発の技術的なチャレンジとは異なり、数百万人以上の人たちがリアルに流れ星を目撃することができる壮大なチャレンジとなり、希望する時間、地域の夜空に人工流れ星を発生させるシステムを実現する。人工衛星の打ち上げは2018年、実施は2019年を予定。


 「人工流れ星プロジェクト」は、特殊な素材の流星源を軌道上から所定の方向に精密に放出し、大気圏に再突入させることにより、希望する時間、地域の夜空に自在に流れ星を発生させることを目指している。
 このプロジェクトが実現すると、流れ星や流星群が人工的に作れるほか、素材や飛んでくる方向をあらかじめ定めた人工流れ星の観測をもとに、宇宙から届く流れ星の研究精度の向上や高層大気についての研究伸展への期待が広がる。

 同大は専門メーカーで開発された放出機構の各種試験・性能測定や、衛星内部で流星源を供給する機構の開発研究などを担当する。

◆SHOOTING STAR challenge
【プロジェクト内容】
 ALE社が開発を進める、特殊な素材の流星源を軌道上から所定の方向に精密に放出。大気圏に再突入させることにより、地域の夜空に流れ星を発生させることを目指す。現在、装置(放出装置・供給装置)と、流れ星の素となる流星源の開発を行っている。
【運営主体】 SHOOTING STAR challenge 実行委員会準備室
【今後のスケジュール】
・2018年後半: 人工衛星初号機打ち上げ
・2019年: 人工流れ星試射、人工流星イベント実施日詳細発表  
・2019年: 人工流れ星イベント in 広島・実施
【技術協力企業・団体紹介】
・株式会社ALE: ALE社が開発を進める人工衛星を活用した企画の開発をはじめ本プロジェクトへ全面協力
・東北大学: 人工衛星バスシステム(電力供給や姿勢制御などの基本機能)をALE 社と共同で開発
・首都大学東京: 流星軌道の検討、流星の発光実験を担当、ミッション系インタフェースを担当
・帝京大学: 流星源の放出装置・供給装置の試験・性能測定、リエントリ検討、放出装置シミュレーション支援、スペースチャンバーを用いた熱環境試験の準備検討
・日本大学理工学部理工学研究所: 流星の観測、流星の発光実験を担当

●株式会社ALEプレスリリース
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●SHOOTING STAR challengeホームページ
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▼本件に関する問い合わせ先
 帝京大学 本部広報課
 〒173-8605 東京都板橋区加賀2-11-1
 TEL: 03-3964-4162
 FAX: 03-3964-9189

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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