ラディアクション、技術開発で570万ドルの資金を調達
AsiaNet 67712
ラディアクション、インターベンションスイートの放射線被ばく量大幅削減の技術開発で570万ドルの資金を調達
テルアビブ(イスラエル)、2017年3月8日/PRニュースワイヤー/ --
中国のハイグラウンドキャピタルファンドより投資を受ける
インターベンションスイートにおける蛍光透視システム向けの革新的放射線遮へい機器を開発するラディアクション・メディカル(RadiAction Medical:リンク )は、中国のハイグラウンドキャピタル(HighGround Capital)とボーヤ・キャピタル(Boya Capital)の共同管理による投資ファンド、ハイグラウンド・タイルン・インベストメント(HighGround Tairun Investment LLPs)が主導するシリーズAの戦略的ラウンドにおいて570万ドルの資金調達を完了したことを発表しました。
この技術は、連続起業家アミール・ベルソン医学博士が考案し、ベルソン博士とジョナサン・イーファット氏が2014年にイスラエルのラド・バイオメッド(RAD Biomed)インキュベーターで立ち上げたラディアクションが開発しました。この技術には、オペレーターの放射線遮へいを蛍光透視システム自体に移しながらも、途切れることなく医師のワークフローと統合し、X線画像の質を損なわない機器を使用します。
ベルソン博士はこれまでに、2009年にインテュイティヴ・サージカル(Intuitive Surgical)に買収されたネオガイド(NeoGuide)、2015年にC.Rバード(C.R. Bard )に買収されたバスキュラー・パスウェイズ(Vascular Pathways)、ジップラインメディカル(Zipline Medical)、エンボライン(Emboline)、クールセラピューティックス(Qool Therapeutics)、モジュラーサージカル(Modular Surgical)など10社以上のテクノロジー企業を立ち上げました。
ラディアクションCEOのジョナサン・イーファットは、次のように述べました。「わが社の画期的ソリューションにより、画像誘導のインターベンショナルプロシージャで処置を行う医療チームは年間の処置数を増やすばかりでなく、カテーテル検査室の滞在時間を延ばし、より効率よく快適に働き、放射線被ばくに伴うリスクを大幅に削減することができるようになります。新たな投資家の皆様と協力し、わが社のユニークな技術を国際市場に売り出すことを期待しています」
侵襲の少ない画像誘導による処置の比率が世界中で増加する中、高い放射線被ばくが原因でインターベンションスイートに従事する人々が直面する脳腫瘍、白内障、認知機能損傷、さまざまなタイプの悪性腫瘍のリスクは増加している反面、重い防護服は基本的に何十年間も改善されておらず、深刻な整形外科的損傷と就業日数減少の原因となっています。
商品化前のプロトタイプを使った試験は、ラディアクションの技術にカテーテル検査室内の散乱放射線レベルを97%以上も下げる可能性があり、オペレーターは遮蔽服を着る必要がないことを示しています。
ラディアクションの技術は、米国ほか世界中の数種の特許で保護されています。会社としては今回のラウンドで得た資金を研究開発の促進、必要な試験の完了、規制当局の認可取得、製品の発売に使用する予定です。
ハイグラウンドキャピタル共同出資者でラディアクション取締役の祝建平氏は、「ラディアクションに加われたことは光栄であり、同社の画期的技術がインターベンションルームにおける放射線防護の基準となることを強く確信しております」と述べました。
詳細は、ラディアクションのウェブサイト
リンクをご覧ください、またはラディアクションのCEOであるジョナサン・イーファットまでお問い合わせください:
jonathan@radiactionmedical.com
情報源:ラディアクション・メディカル
(日本語リリース:クライアント提供)
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