テキスタイル・アパレル向けダイレクト捺染インクジェットプリンタTx300P-1800およびTx300P-1800Bハイブリッド機能追加のお知らせ

株式会社ミマキエンジニアリング 2017年03月03日 18時32分
From PR TIMES

2種類のインクを同時搭載!1台で綿・麻素材、ポリエステル素材へのプリントが可能に。



株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、テキスタイル・アパレル向けダイレクト捺染インクジェットプリンタ「Tx300P-1800」および「Tx300P-1800B(ベルト搬送方式)」において、綿・麻素材へのプリントに適した捺染顔料インクと、ポリエステル素材へのプリントに適した昇華染料インクを1台に同時搭載できるハイブリッド機能を新たに追加いたしました。ハイブリッド機能で搭載できる捺染顔料インク、昇華染料インクは、ともに後処理に水を使用しない“無水捺染” (※1)を実現し、より簡易的な設備で綿・麻素材、ポリエステル素材へのプリントを可能にします。

近年、テキスタイル・アパレル市場では、生産コストの安い地域での大量生産とともに、消費地近くでの短納期・少量多品種生産が増加しております。当社では、消費地に近い生産現場でのご利用に向けて小ロット生産やサンプル作成に最適なエントリーモデルとして、低コストと高性能を両立したダイレクト捺染インクジェットプリンタ「Tx300P-1800」および「Tx300P-1800B(ベルト搬送方式)」を提案してまいりました。

通常、テキスタイルプリントは、プリントしたい素材や用途に応じてインクを選択する必要があり、プリンタ1台に対し、ご購入時にお選びいただいたインク1種類が搭載されます。当社の「Tx300P-1800」「Tx300P-1800B」は、捺染顔料インク、昇華染料インク、分散染料インク、反応染料インク、酸性染料インクの5種類のインク種を取りそろえ、その中からお客様の仕事に合わせた1種類をお選びいただいておりました。なかでも、綿・麻素材へのプリントに適した捺染顔料インク「TP400」、ポリエステル生地へのプリントが可能な昇華染料インク「Sb420」は、後処理の蒸し・洗い工程用の大型設備や大量の水、専門知識が不要(※1)となり、プリンタと発色機のみといった比較的簡易な設備でプリントが可能なことから、生産現場にとどまらず、デザイン事務所、Fab工房、教育・研究機関といった幅広い現場でご好評をいただいております。

しかしその一方で、極小ロットの生産現場やデザイン事務所、Fab工房、教育・研究機関では、より幅広い素材へのプリントが求められるケースが多く、「綿素材とポリエステル素材、どちらか一方ではなく両方にプリントしたい」「捺染顔料インクと昇華染料インクそれぞれを搭載したプリンタを導入したいけど、2台導入する予算がない」という声が多く寄せられてきました。さらに、そのような現場では、作業スペースが限られている場合が多く、複数の設備を置くスペースが用意できないといった問題もありました。

当社では、このようなニーズを反映し、綿・麻素材へのプリントに適した捺染顔料インク「TP400」と、ポリエステル素材へのプリントに適した昇華転写インク「Sb420」の2種類のインクをプリンタ1台に同時搭載できるハイブリッド機能を開発し、搭載いたしました。比較的簡易な設備で、幅広い素材へのプリントを実現。1台で綿・麻素材、ポリエステル素材へのプリントの仕事が行えることはもちろん、サンプル制作やプリントテストが簡単になり、時間短縮や仕事の効率化、クライアントとの円滑なコミュニケーションにも繋がります。

※1プリントする素材や条件によっては、蒸し・洗いなどの後工程が必要となる場合があります。
※ハイブリッド機能をご使用の場合は、従来のインク1種類搭載時に比べ、プリント速度が落ちる場合があります。
※捺染顔料インク、昇華染料インクの同時プリントはできません。

◎ハイブリッド機能の特長
1.プリンタ1台で綿とポリエステルにプリント可能!
通常、プリンタ1台につきインク1種類の搭載となり、複数の素材にプリントしたい場合は、複数台のプリンタを導入する必要があります。ハイブリッド機能を搭載することにより、プリンタ1台に捺染顔料インク(TP420)、昇華染料インク(Sb420)の2種類のインクを搭載でき、1台で綿・麻素材、ポリエステル素材といった幅広い素材にプリントが可能です。
[画像1: リンク ]


2.プリンタと発色機だけでOK!簡易な設備投資でテキスタイルプリントを始められます。
ハイブリッド機能によって同時搭載できる、捺染顔料インク「TP400」、昇華染料インク「Sb420」は、蒸し・洗いといった大型の設備を必要とする後加工が不要(※)で、プリンタと発色機の簡易な設備でプリント可能です。限られたスペースでも導入しやすく、低コストの設備投資でテキスタイルプリントをスタートさせることができます。
※プリントする素材や条件によっては、蒸し・洗いなどの後工程が必要となる場合があります。

■捺染顔料インクTP400
蒸し・洗いといった大型設備を必要とする後加工を減らし、熱定着工程のみでプリント可能なバインダー(接合剤)配合インク。生地の通気性、吸水性を損なうことなく、高発色で美しいプリントを実現します。綿・麻といった素材へのプリントに適しており、インテリアファブリックやTシャツデザインをはじめとするアパレルなど、さまざまな分野で活用できます。
<捺染顔料インク定着方式>
[画像2: リンク ]

■昇華染料インクSb420
前処理済みの生地にプリントし、熱を加えることで発色させる「ダイレクト昇華プリント」用インク。ポリエステル生地へのプリントが可能です。厳しい目を持つファッションデザイナーにも納得いただける、発色のよさと優れた色再現性を実現し、高品質な付加価値をプラスします。
<昇華染料インク(ダイレクト昇華プリント)定着方式>
[画像3: リンク ]



◎対象機種
■Tx300P-1800
[画像4: リンク ]

5種類のインク種をラインナップするとともに、厚みのある素材や繊維の毛羽立った生地へのプリントも美しく実現するプリントヘッドを搭載し、幅広い素材へのプリントに対応。低価格でありながら、高画質&高品質を実現したエントリーモデル。サンプル作成から小ロットのオンデマンド生産が求められる消費者に近い生産現場、デザイン事務所などに最適。
※空中搬送機構を採用しているため、薄手素材やストレッチ素材へのプリントには適しておりません。
[標準価格]RasterLink6同梱モデル348万円、TxLink3 Lite同梱モデル378万円
[販売開始時期]2015年10月

■Tx300P-1800B
[画像5: リンク ]

ベルト搬送方式を採用したモデル。高精度なベルト搬送機構により、アパレル市場で需要の高い薄手素材やニットなどのストレッチ素材への安定したプリントを実現。
[標準価格]RasterLink6同梱モデル795万円、TxLink3 Lite同梱モデル825万円
[販売開始時期]2016年10月

◎ハイブリッド対応開始日  2017年6月リリース

◎お問い合わせ先
株式会社ミマキエンジニアリング プロモーショングループ 所 康武
長野県東御市滋野乙1628-1 TEL:0268-80-0078 / FAX:0268-80-0041
※お問い合わせ先の電話番号が変更になりましたのでご注意ください。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]