初めて音が聞こえた!“耳の日”(3月3日)に合わせて人工内耳装用者のドキュメンタリー動画公開

株式会社 日本コクレア 2017年03月01日 15時30分
From PR TIMES

6歳で人工内耳に出会い、京大大学院入学までのヒストリー

株式会社日本コクレア(本社:東京都文京区、代表取締役:清水博行、以下 日本コクレア)は、3月3日の“耳の日”に向けて、人工内耳装用者のドキュメンタリー動画「難聴の京大院生 私の人生を変えた人工内耳」をリリース致しました:リンク
これは、人工内耳と出会い、難聴を乗り越え、自らが抱えている「難聴」の研究に没頭している京都大学 医学部  大学院生である福井雅弘さんの、これまで乗り越えてきた苦労と経験を綴ったドキュメンタリー(約2分)です。




福井雅弘さん(24歳)は先天性の難聴で、生まれたときはほとんど音が聴こえませんでした。補聴器をつけてもほとんど音が聞こえない中で、息を吐いて自分の声を出せるようにする訓練はとても辛く、毎日苦労の連続でした。しかし、 6歳になって人工内耳と出会い、生まれて初めて音を聴くことができるようになりました。音をはじめて聴いた瞬間には、 自然と笑みがこぼれました。 
訓練を続けて聴こえを習得して以来、小学6年生の時には学校の委員を勤め上げ、また運動会では大勢の前で  スピーチできるほどになりました。現在は、京都大学医学部の大学院生となって長年の夢だった難聴の研究に没頭し、 夢に向かって歩き出しています。
日本には現在、18歳以上で約34万3000人、18歳未満で約1万5800人の聴覚障害者がいるといわれており、日本人の約1000人に3人が聴覚障害者であるといわれています*1。 現在の小児に対する人工内耳の適応は、原則1歳以上で、聴力が90デシベル以上の高度難聴または、少なくとも6カ月間補聴器を試みても聴覚活用ができないという判断がついた場合です。これによって人工内耳の早期装用と効果的な療育が可能となり、健聴児と同様な言語発達や学校生活を送るこることができる子どもたちも増えています。人工内耳手術は年々増加しており、現在は日本では年間約1000例、またそのうち3歳以下の小児が占める割合が増加しています*2。
日本コクレアは医療従事者・装用者・難聴でお困りの皆様のクオリティー・オブ・ライフの向上に人工内耳・Baha(R)骨導聴力活用型インプラントシステム等の聴覚ソリューションを通して貢献します。

【動画 “初めて音が聞こえた!” について】
・ URL: リンク
・ 長さ: 1分45秒
(イメージ)
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【人工内耳とは】


 人工内耳は、現在世界で最も普及している人工臓器の1つで、補聴器では十分な効果が得られない重度感音性難聴者(内耳が正常に機能していない重度の難聴者、身体障害者の手帳をお持ちの場合、聴覚障害2~3級相当)が聴こえを(再)獲得するために装用する医療機器です。
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 人工内耳手術はあくまでも聴覚獲得のスタート地点に過ぎず、(リ)ハビリテーションを長く継続することで次第に言葉が理解できるようになることが期待できます。



 人工内耳の仕組みに関する詳細はこちら:リンク




【コクレア社(Cochlear Limited)及び日本コクレアについて】
 日本コクレアは、オーストラリア・シドニーに本社を置くコクレア社(Cochlear Limited)の日本法人として1989年に設立され、同社が製造・販売する人工内耳システムおよびBaha(R)骨導聴力活用型インプラントシステム、その関連製品の日本における輸入・販売を行っております。現在、日本の人工内耳市場における弊社製品のシェアは63%に上っております。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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