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DNDiによる基調講演 「GARDP : 薬剤耐性と戦う公衆衛生的アプローチ」のご案内

特定非営利活動法人DNDi Japan 2017年02月23日 15時37分
From Digital PR Platform


DNDi(Drugs for Neglected Diseases initiative顧みられない病気の新薬開発イニシアティブ)は2016年5月にWHOと協働でGARDP(The Global Antibiotic R&D Partnershipグローバル抗生物質研究開発パートナーシップ)を発足させました。GARDPのミッションは、薬剤耐性(AMR)に向けて、抗生物質による新たな治療法を開発し、「責任ある使用」の促進を図り、すべてのニーズに公平なアクセスを可能にすることです。

薬剤耐性の問題は、国際社会において具体的かつ包括的な対策を協調して取る必要があります。Jim O’Neillにより最近出版されたAMR Reviewのリポートでは、薬剤耐性による死亡率とその経済的な影響が紹介され、抗生物質が現代医療において十分な役割を果たすためには、国際社会が協調して対策を取るべきであることを繰り返し述べています。

このたびGARDP事業開発・開発戦略 部長のジャンピエール パコー(Jean-Pierre Paccaud, Ph.D.)が来日し、下記の予定でGARDPの活動についてご紹介させていただきます。薬剤耐性への関心を有するアカデミアから企業にいたるまでの多くの方々にお集まりいただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。

     記

日時:2017年4月8日(土) 13時50分~15時50分 シンポジウム17
リンク
会場:京王プラザホテル 第1会場(南館5階エミネンスホール)
   〒160-8330東京都新宿区西新宿2-1-1
TEL:03-3344-0111(代表)
シンポジウム17:「今後の抗菌薬開発の方向性―AMR対策アクションプランを受けて―」
基調講演者:ジャンピエール パコー(Jean-Pierre Paccaud, Ph.D.), GARDP事業開発・開発戦略 部長(Director, Business Development & Corporate Strategy, GARDP Operations, DNDi)

          以上

GARDPについて
DNDiのビジネスプラン2015-2023改訂版とWHOの薬剤耐性菌に関するグローバルアクションプラン(GAP–AMR) に端を発するGARDPは、 2015年12月にDNDiの理事会がインキュベーション(構築の試み)として承認しました。
当時のWHO事務局長であるマーガレット チャン(Margaret Chan)博士は、当時開かれたCEWG(Consultative Expert Working Group on Research and Development: Financing and Coordination)のフォローアップのオープンエンド会議で、「GARDPはWHOとDNDiが共同で進めています。製薬業界が収益性の低いことを理由に開発しない医薬品をターゲットとしています。いくつかのインセンティブモデルも試験的に適用します」と述べました。
GARDPは、WHOと密に協力して病気や病原体の優先項目に取り組み、グローバル研究開発オブザーバトリー(Global R&D Observatory)のデータ入力およびデータ利用していきます。GARDPは、対応の不十分な公衆衛生上の優先項目に重点を置き、ニーズが最も高い項目を対象として、かつて取り組まれた分野に分け入って戦略的なアクセスの可能性を探ります。
GARDPのディレクターに任命されたマニカ バラセガラム(Manica Balasegaram)博士は、国境なき医師団(MSF)の必須医薬品キャンペーンの最高責任者を4年間務めた後、GARDPに参加しました。バラセガラム博士は、医師の訓練を受けた後、英国とオーストラリアで内科および救急医療のキャリアを積み、サハラ以南のアフリカと南アジアに国境なき医師団から医師として派遣されました。後にDNDiのリーシュマニア症の研究開発プログラムの責任者となりました。顧みられない病気や感染症における臨床・公衆衛生の実践、臨床試験および薬剤開発、保健政策と医薬品のアクセスに関する国際的業績や、医薬品アクセスに関する国連ハイレベルパネルを含む様々な専門家の技術委員会への参加経験が多数あります。バラセガラム博士は2016年6月に正式に着任しました。

【Drugs for Neglected Diseases initiative, DNDi:顧みられない病気の新薬開発イニシアティブについて】
1990年代後半、発展途上国の現場で医療活動に従事していた国境なき医師団のチームは、顧みられない病気に苦しむ患者を治療できないことに苛立ちを募らせていました。患者の治療に使用する医薬品の効果がなかったり、強い副作用があったり、あるいは製造中止になって使用ができないなどの問題があったためです。そこで、国境なき医師団は、1999年に受賞したノーベル平和賞の賞金の一部を、患者のニーズを重視して、顧みられない病気に対する治療薬の研究開発(R&D)に取り組むための革新的な組織の設立に充てることに決定し、スイス・ジュネーブに本部を置く非営利財団として2003年7月に正式に発足しました。DNDiはヨーロッパを中心とした多くの政府機関および私設財団から資金援助を受けて活動しています。2013年度からは日本政府も参画する公益社団法人グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)による資金援助も受けています。また、WHOの熱帯病医学特別研究訓練プログラム(WHO-TDR)が常任オブザーバーとして参加しています。リンク

【DNDi Japanについて】
DNDi Japanは、2003年に日本の活動を開始し、2009年に特定非営利活動法人として東京都の認証を受けました。顧みられない熱帯病(NTDs)に苦しむ途上国の人々を援助するために日本の窓口として、DNDi本部のプロジェクトを支援し日本国内外の協力先と協働して、NTDsの治療薬開発、それに関連する能力開発、ならびに啓発活動など、発展途上国の人々の保健医療、福利厚生に貢献することを目的とした活動を行っています。リンク

お問合せ:広報担当 松本眞理(mmatsumoto@dndi.org/ TEL03-4550-1195)

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