ファーウェイとドイツポストDHL、IoT 分野で提携し、市場規模1.9 兆米ドルのコネクテッド・ロジスティクス市場に注力

ファーウェイ・ジャパン 2017年02月17日 11時27分
From PR TIMES



ファーウェイ(中国語表記:華為技術、英語表記:HUAWEI)は2月14日、国際物流・郵便大手のドイツポストDHLサプライチェーンと、産業グレードのIoTデバイスとインフラストラクチャを活用した広範なサプライチェーン・ソリューションを展開することに合意したことを発表しました。

IoTは世界の物流業界において、2025年までに最大1.9兆米ドル(約217兆円※1)の経済価値を生み出す可能性を秘めており※2、物流各社はネットワークに接続された安価なセンサーやデバイスを活用することで、サプライチェーン・プロセスをより最適な形で監視および最適化することが可能になります。ファーウェイとDHLは今回の合意を受けて、移動体通信をベースとしたIoT技術に焦点を当てて共同イノベーション・プロジェクトを進め、最小限の消費電力で遠隔地にある大量のデバイスとの通信を実現していきます。接続性が向上することにより、倉庫業務、貨物輸送、ラスト・ワンマイルの配送における重要なデータの提供や可視化が可能となり、より統合された物流バリュー・チェーンを実現できる見込みです。

DHLサプライチェーンの最高執行責任者兼最高情報責任者であるマルクス・フォス(Markus Voss)氏は次のように述べています。 「コネクテッド・ロジスティクス・ソリューションへの支出額は、2020年に現在の2倍以上になると期待されており※3、DHLをはじめとした多くの物流企業がすでに自社のサプライ・チェーンにおいて、高度な資産追跡から自動運転車による配送などあらゆる面でのIoT活用を模索し始めています。今回の合意を通じて、世界有数のIoTデバイスとネットワーク、さらにはエンドー・ツー・エンドのサプライチェーン管理における知見を融合することで、ファーウェイとDHLの両社はオペレーションやビジネスにおける複雑な課題に対処することができるようになるでしょう」

ファーウェイは今回の合意を踏まえ、DHLがファーウェイのIoTデバイスと、通信に関する専門知識を備えた人材、ネットワーク・インフラストラクチャを活用できるようにするとともに、より高度なセンシングや自動化機能を倉庫業務、貨物輸送、ラストワンマイルの配送サービスに導入するための継続的な取り組みを進めていきます。また両社は欧州と中国での商用パイロット・プロジェクトなどを通じて、こうしたイノベーションの成果の商用化と販売に向けた取り組みでも協力していきます。

ファーウェイ法人向けICTソリューション・グループ プレジデント兼ファーウェイ・ジャパン代表取締役会長である閻力大(エン・リダ)は、次のように述べています。 「ファーウェイは、クラウド-パイプ-デバイスにまたがる強みを活かし、オープン性、柔軟性、弾力性、安全性を備えた基盤を構築し、顧客企業が実際のサービス・シナリオに応じて容易にアプリケーションを統合・開発できるように支援しています。今回の提携は、グローバル・サプライチェーンにおける効率性、安全性、顧客サービスをこれまでには不可能だった方法で向上する機会をもたらすとともに、重要なイノベーションが期待される今後数年でIoTが物流業界の将来をどう再定義するかを決定づけるものとなるでしょう」

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ファーウェイはデバイスとセンサーをどこからでも接続できるネットワークと、IoT空間におけるビッグデータの処理を最適化するクラウド・コンピューティング・インフラストラクチャの提供に注力しています。現在、DHLのほか、通信や製造業界をリードする企業との協業を通じて、IoTがもたらす市場トレンドやビジネス・チャンスへの対応を進めています。


※1 1米ドル= 114.25円で換算(2017年2月14日現在)
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※本参考資料は2017年2月14日(現地時間)に中国・深圳で発表されたプレスリリースの翻訳版です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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