「新世界の法と秩序:プロファイリング、抗議行動、社会的正義とは」 ~テンプル大学ジャパンキャンパスが公開講座シリーズを開催

テンプル大学ジャパンキャンパス 2017年02月16日 08時05分
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テンプル大学ジャパンキャンパス(東京都港区/学長ブルース・ストロナク/TUJ)ロースクールと現代アジア研究所は、3回シリーズの公開講座を開催する。この講座では、プロファイリングや監視プログラム、入国規制といった方法でマイノリティーコミュニティーに対し実施される政府の政策や慣行に関するタイムリーで重要な社会的・法的問題を取りあげる。本シリーズは、これらの問題に対して抗議行動という形で表れた国民の反応についても考察する。


 世界各地における昨今の政治的抗議行動は、防犯、治安、国家の安全保持をめざす政府と、それによって被害を被る個々の市民の自由とマイノリティーコミュニティーとの間で起こる終わりのない苦闘を浮き彫りにしている。この公開講座シリーズでは、広義の刑事司法制度おける人種関係や取締りの現状について取り上げる。警察当局がどのようにコミュニティーに奉仕し人々を守るのか、また、マイノリティーコミュニティーと地元警察の緊張について、さらに、マイノリティーへの社会的不当行為に対する政治的抗議行動を通じた国民の反応について、オープンな対話の場を設けることを目的とする。学際的、国際的な視点を提供することにより、本シリーズがこれら重要な社会問題について建設的議論が行われるきっかけとなり、議論がさらに活発になることを期待している。

【日付】 2017年2月23日(木)、3月13日(月)、4月5日(水)
【時間】 各回19:00-21:00 (開場18:30)
【会場】 テンプル大学ジャパンキャンパス麻布校舎1階学生ラウンジ
     アクセス=> リンク
【定員】 120名 (先着順)
【入場料】 無料(一般公開)
【参加登録】 詳細と申し込みはこちらから(英語)
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※備考: 本シリーズは英語(通訳なし)で開催されます。

【2月23日: 法にみせかけた人種プロファイリング】
 人種に基づいた取り締まりについて、その効果と国民の安全や個人の権利侵害の懸念を比較検討し、議論を呼ぶ問題提起をしていく。
<登壇者>
 Catherine L. Pugh, Attorney and Adjunct Professor of Law, TUJ
 F. Frederic Fouad, Attorney and Adjunct Professor of Law, TUJ
 Ben Karp, ICAS Fellow and a founder of the Eliezer Society
 Jane Taylor, New Zealand Attorney
<モデレーター>
 Kyle Cleveland, Associate Professor of Sociology and Associate Director of ICAS, TUJ

【3月13日: 国家安全の名の下に行われるイスラム教徒監視】
 本座談会では、アメリカと日本国内でのイスラム教徒監視を目的とした政府政策の実態を討論し、それらの手段の合法性を考察する。
<登壇者>
 Lawrence Repeta, Professor of Law, Meiji University
 Sebastian Maslow, Assistant Professor, Graduate School of Law, Tohoku University
 Junko Hayashi, Attorney, Partners Law Firm, Tokyo
<モデレーター>
 Masaki Kakizaki, Assistant Professor, TUJ

【4月5日: #vivalarevolucion: 新千年紀の政治的抗議行動】
 本講演では、人権問題に対する市民の反応を考察し、21世紀の社会運動のユニークな特徴やその効果、またテクノロジーによって、運動が持っている変化を喚起する力が助長されたり妨げられたりする影響について分析する。
<登壇者>
 David H. Slater, Professor of Cultural Anthropology and Japanese Studies and Director of the Institute of Comparative Culture, Sophia University
 John Russell, Professor of Anthropology, Gifu University
 William Andrews, writer and translator
 Noriko Manabe, Associate Professor of Music Studies, Temple University, Philadelphia, USA
<モデレーター>
 Tina Saunders, Director and Associate Professor of Instruction in Law, TUJ

■テンプル大学ジャパンキャンパス・ロースクール
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 1895年に創立された米国本校ロースクール(Beasley School of Law)は、米国法曹協会(American Bar Association/ABA)に認定されており、年間約1,000人のJ.D.(Juris Doctor)と約150人のLL.M.(法学修士号)の学生が学んでいる。
 ジャパンキャンパスでは、LL.M.学位や修了証書の取得に必要な単位をすべて日本で履修できるだけでなく、授業を聴講することも可能。授業はすべて英語で行われており、社会人の方の受講を考慮して平日夜間に開講している(まれに週末に開講するコースもある)。

■テンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)
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 米国ペンシルベニア州フィラデルフィアにあるテンプル大学の日本校で、1982年に東京で開校した。外国大学の分校として日本で最も長い歴史と最大の規模を誇り、2005年には文部科学省から初の外国大学日本校として指定を受けた。米国式カリキュラムに基づき、大学学部課程、大学院課程(教育学修士・博士課程、ロースクール、エグゼクティブMBAプログラム)、アカデミック・イングリッシュ・プログラム、生涯教育プログラム、企業内教育プログラムの7つの課程で、世界約60か国から約3,300名が学んでいる。

●同大ウェブニュースリンク
(日本語) リンク
(英語) リンク

▼本件取材に関する問い合わせ先
 テンプル大学ジャパンキャンパス 広報・マーケティングサポート部
 〒106-0047 東京都港区南麻布2-8-12
 TEL: 03-5441-9801(平日9:00~17:30)
 FAX: 03-3452-3075
 E-mail: tujpr@tuj.temple.edu
 URL: リンク

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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