ダッソー・システムズ、3DEXPERIENCE Labを北米にも展開

ダッソー・システムズ株式会社 2017年02月14日 16時02分
From PR TIMES

オープン・イノベーションとスタートアップ支援に向けたプログラムマサチューセッツ工科大学のCenter for Bits and Atomsと共同で北米オフィスにファブラボ機能も設置

3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は、オープン・イノベーション・ラボとスタートアップ・アクセラレーターから成る3DEXPERIENCE Lab (3Dエクスペリエンス・ラボ) を北米でも展開することをSOLIDWORKS World 2017の会場で、発表しました。2015年に仏本社で開始した3DEXPERIENCE Labは、グローバル展開という新しい段階に入り、社会をより良く変えていく力を秘めたアントレプレナー (起業家) 精神に富むプロジェクトを支援していきます。



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新しい3DEXPERIENCE Labは、2017年5月に、ダッソー・システムズの米国本社 (マサチューセッツ州ボストン近郊) にオープンする予定です。北米全域のスタートアップ、アントレプレナー、学生、メイカーズ、イノベーションに関わる部署や研究機関に所属する個人などが取り組む、都市、生命、ライフスタイル、IoT、ファブラボ、コンセプトづくりなどの所定のテーマのプロジェクトは、(審査を経た上で) 1年から2年の支援対象となります。支援対象となると、期間中はダッソー・システムズの3Dエクスペリエンス・プラットフォーム (クラウド版) を利用でき、スキル支援やメンターによる指導を受けたり、ダッソー・システムズの世界に広がるエコシステムを活用したりできるため、より迅速に製品化を進めることができます。

この3DEXPERIENCE Labには、マサチューセッツ工科大学のCenter for Bits and Atoms (CBA) の協力のもと、新しいデジタル・ファブリケーション・スペース (ファブラボ) が併設されます。ファブラボには最先端のコンピュータ制御のツールやプロセスが整備され、イノベーションを志す人々が試作や製品化のアイデアづくりに使うことができます。

このファブラボは、未来のハードウェア - ソフトウェア・インターフェースのための実験室的な機能も担う予定です。今後、デザインやファブリケーションのツール群を、一気通貫のリアルタイムシステムへと統合していきます。

ダッソー・システムズのグローバル・フィールド・オペレーション (南北アメリカ) 担当シニア・エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるブルーノ・ラチャーグは次のように述べています。「北米はスタートアップ的で起業家精神に富み、かつ非常にインパクトが強い数多くのイノベーションを生み出す源となってきました。3DEXPERIENCE Labを北米に展開することで、起業家やメイカーズ、スタートアップに対し、彼らが破壊的なイノベーションに取り組み、集合知を活用し、社会にインパクトを与えられるようなユニークなリソースを提供するような、発明の伝統を引き継いでいけるものと期待しています。SOLIDWORKS World 2017は、そのコミュニティそのものがイノベーション・スピリットを体現しており、この輝かしい門出となる発表にふさわしい場と言えるでしょう。なぜなら、3DEXPERIENCE Lab は、SOLIDWORKSのアントレプレナー・プログラムを補完するものだからです。SOLIDWORKSを使ってスマート・プロダクトを開発しようというスタートアップにも、メンターによる指導や、3Dエクスペリエンス・プラットフォームの全てへの広いアクセスを開放します」

ダッソー・システムズが2015年11月にフランスで開始した3DEXPERIENCE Labは、起業家精神の育成と、創造の未来を担う、オープン・イノベーションの新しい枠組みを作り上げました。またイノベーションを担う人々に、3Dエクスペリエンス・プラットフォームを使った製品の最適化やプロセス検証を開放しました。3Dエクスペリエンス・プラットフォームは、私たちの身の回りの製品の設計や製造、サポートのあり方を一新させた、バーチャル・コラボレーティブ・アプリケーションと高度な専門知識から成っています。

以来、3DEXPERIENCE Labは、複数の産業に向けて、製品と自然と人々の生活を調和させようとする集合的な努力を進めるための多くのプロジェクトを成功に導いてきました。この中には、産業用ロボットを使った大規模なアディティブ・コンストラクション、手術のシミュレーションのための、患者の臓器の3Dプリンテッドモデル、ヘリコプターと飛行機の長所を組み合わせたオープンソース・ドローン、没入型のバーチャル空間に絵を描くアップストリーム・イノベーションがあります。

ダッソー・システムズの3DEXPERIENCE Labについての詳細はこちらをご覧ください:
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訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約21万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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