Oil Insurance Limited、メキシコ湾海上暴風保険の2018年中止を発表

Oil Insurance Limited (OIL) 2017年02月10日 14時11分
From 共同通信PRワイヤー

Oil Insurance Limited、メキシコ湾海上暴風保険の2018年中止を発表

AsiaNet 67371 (0174)

【ハミルトン(バミューダ)2017年2月10日PR Newswire=共同通信JBN】Oil Insurance Limited(OIL)は2月7日、メキシコ湾海上の特定暴風(Designated Named Windstorm、DNW)による被害に対する保険サービスを、2018年1月1日から中止すると株主に通知した。メキシコ湾岸の陸上や、大西洋海盆と世界の陸上及び海上のすべてにおける暴風保険は引き続き提供する。

ベルティル・C・オルソン社長兼最高経営責任者(CEO)は「この商品への需要が少なくなり、過去数年にわたり(メキシコ湾)海上DNW保険プールへの会員の参加は目立って減っている。ますます多くの企業が、このリスクをバランスシートに残したり、商業市場で個々の資産に選択的に保険をかけることは、メキシコ湾海上の特定暴風にさらした資産のポートフォリオ全体にOILの保険をかけるより良い代替手段であるという結論に達している。その結果、OILはこの地域的リスク部分が相互的枠組みにはもはやふさわしくないと判断した」とコメントした。

ジョージ・ハッチングズ上級副社長兼最高執行責任者(COO)は「現在のメキシコ湾海上暴風商品に代わる幾つかの商品を検討し、会員から意見を求める調査を実施した。会員の3分の2はOILがメキシコ湾海上暴風リスクを扱う必要はないとみており、会員のかなりの部分は、保険を続ける選択肢の一つとしてこのリスクをすべての会員で分かち合うべきだとは考えてない。代替手段は相互的観点から価値が少ないか、費用が高いという事実に基づき、調査のフィードバックでは、このリスクを引き受け続けることに賛成は得られず、また会員のこの商品に対する需要が低いので、メキシコ湾海上DNW保険を中止する決定を下した」と付け加えた。

OILの資産保証範囲と関連する価値に関する詳しい情報はリンク を参照。

Oil Insurance Limited(OIL)は、最大4億ドルの資産を持ってAマイナスに格付けされる資産が総額190億ドルを超える50社強の会員の3兆ドル以上の世界的エネルギー資産に保険を掛けている。会員は中堅から大企業までの公営および民間のエネルギー企業で、少なくとも10億ドルの実物資産を持ち、投資適格級かそれと同等の格付けを持っている。同社の保険商品にはProperty(財産)(Physical Damage、物的損害)、Windstorm(暴風)、Non Gradual Pollution(非漸進的汚染)、Control of Well(暴噴制御費用)、Terrorism(テロ)、Cyber(サイバー)、Construction(建造)、Cargo(積み荷)が含まれる。OILが守る産業セクターとしてはオフショア・オンショアの探鉱・生産、精製・マーケティング、石油化学、鉱業、送油管ルート、電力事業者、その他のエネルギー関連ビジネスなどが含まれる。

ソース:Oil Insurance Limited

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