英国の航空管制プロバイダーNATSが第2音声システムにローデ・シュワルツを採用

ローデ・シュワルツ(Rohde & Schwarz) 2017年02月08日 17時20分
From 共同通信PRワイヤー

英国の航空管制プロバイダーNATSが第2音声システムにローデ・シュワルツを採用

AsiaNet 67339(0165)

【ミュンヘン2017年2月8日PR Newswire=共同通信JBN】NATSは、英国空域の航空管制(ATC)通信向けの第2音声システムにローデ・シュワルツ(Rohde & Schwarz)のIPベース音声通信システムR&S VCS-4Gを選択した。欧州単一空域(SES)イニシアチブの枠組みの中で、NATSは今後数年間かけて同社の航空交通管理(ATM)インフラストラクチャー全体を最新化する。NATSのサプライチェーン管理担当ディレクターであるティム・バロック氏は「NATSは、年間240万以上のフライトを管制している。当社のシステムは航空会社と乗客にとって効率的な運航を確保するために、大量の管制負荷を処理する柔軟性と能力を完備する必要がある。われわれは、ローデ・シュワルツが革新的で信頼できるパートナーであると考えた。われわれは当社のSESAR展開に向けたATM更新で当社に参加するサプライヤーの共同チームにローデ・シュワルツが参加することを歓迎する」と語った。

ローデ・シュワルツは2017年に第2音声システムの実装を開始する。ローデ・シュワルツは、英国空域における音声ベース無線通信を強靭化する。スワンウィックとプレストウィックにある航空管制センターおよびホワイトリーにあるNATS共同技術センターのすべてに段階的に設置され、2020年に完了する予定になっている。発注には、450以上のR&S VCS-4G管制官業務卓(CWP)の納入、実装、一貫サポートが含まれる。最大1700の無線およびさまざまな地対地回線がこのシステムに接続される。

空域の混雑が増えるに伴い、最も厳格な安全基準に沿った効率的かつ持続可能な航空管制を確保したうえで柔軟かつ負荷ベースのリソース再配分に対する需要が高まっている。ローデ・シュワルツは分散型で冗長性があるアーキテクチャーを備えた完全なVoIPベースR&S VCS-4Gによって、この課題に対処する。

詳細はウェブサイトリンク を参照。

▽問い合わせ先
Simone Kneifl
Phone: +49-89-4129-0
E-mail: press@rohde-schwarz.com

ソース:Rohde & Schwarz

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