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「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が国重要無形民俗文化財に指定へ~海女が国重要無形民俗文化財に指定されれば日本初~

三重県 2017年02月02日 12時50分
From PR TIMES

2月12日には三重テラス(東京都日本橋)で海女トークを開催!

平成29年1月27日(金)に、三重県の「鳥羽・志摩の海女漁の技術」が文化審議会において、国の重要無形民俗文化財への指定答申を受けました。鳥羽・志摩は、海女の従事者数が全国で最も多い地域であり、三重県では海女漁の存続に向けて、漁業振興、文化財保護、観光振興の3つの柱で取り組んできました。今後は、ユネスコの無形文化遺産登録も視野に、これまでの取り組みを継続していくとともに、「鳥羽・志摩の海女漁の技術」のすばらしさを日本だけでなく世界にも向けて発信していきます。




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 この度の指定答申を受けて、2月12日(日)には東京の「三重テラス」においてイベント「海女トーク」を開催します。本イベントでは、鈴木英敬 三重県知事、小島孝夫 成城大学教授、石原義剛 海の博物館館長、橋本加津代 鳥羽海女保存会会長、三橋まゆみ 志摩海女保存会会長によるトークセッションを行い、三重県のみならず、日本の海女漁の素晴らしさについて、環境保全、文化財保護等の視点からトークを展開します。


三重テラスイベント「海女トーク」概要

日時:平成29年2月12日(日)16時30分から18時00分まで(受付16時15分から)
場所:三重テラス2階(東京都中央区日本橋室町2-4-1「YUITO ANNEX」2階)
登壇者:鈴木英敬 三重県知事、小島孝夫 成城大学教授、石原義剛 海の博物館館長、
橋本加津代 鳥羽海女保存会会長、三橋まゆみ 志摩海女保存会会長)
入場料:無料
申込み:事前申込みが必要。
HP(リンク)の海女トーク申込票に、必要事項をご記入の上、FAXあるいは電子メールにて、2月6日(月)17時までに下記「連絡先」にご連絡ください。定員(50人)になり次第締め切ります。
連絡先:社会教育・文化財保護課 宛
TEL:059-224-3328 FAX:059-224-3023 電子メール:shabun@pref.mie.jp
主催:三重県教育委員会/後援:全国海女文化保存・振興会議
※同時開催:三重・石川・福井3県海女漁合同パネル展示
(平成29年2月8日(水)から12日(日)10時から20時まで ※8日は13時から、12日は18時まで)


国重要無形民俗文化財の新指定答申の内容(鳥羽・志摩の海女漁の技術)

名称:鳥羽・志摩の海女漁の技術
所在地:三重県鳥羽市、志摩市
保護団体:鳥羽海女保存会、志摩海女保存会
概要:本件は、三重県鳥羽市及び志摩市に伝承される、女性たちによる素潜り漁の技術です。当地の海女漁は、特に伊勢神宮との関係性も含め、古来より継承されてきたと考えられ、現在、その従事者数が全国で最も多い地域です。また、『万葉集』や『延喜式』などに関係の記事があり、素潜りという比較的簡単な漁法であることから、古い形態をとどめた漁撈といえます。
 その漁法としては、力チド、フナド、ノリアイの3種があります。カチドは海女が直接陸地から泳いでいって行うもの、フナドは夫婦などの男女対で船に乗り込み、漁をしている女性を男性が滑車などを使って引き上げるといった共同で行うもの、そして、ノリアイは1隻の船に船頭(男性)と複数の海女たちが乗り合わせ、目的とする漁場でそれぞれ単独で行うものです。漁獲物としては、アワビをはじめ、サザエ、トコブシ、イワガキ、イセエビ、ウ二、ナマコ、アラメ、ヒジキ、テングサなどがあり、ほぼ年聞を通して漁が行われています。
 当地では、漁獲物の大きさや一日の漁の回数や時間を設定するなど、採りすぎないという意識を持っています。また、海女たちの技術伝承においては、とりわけコミュニケーションの場としての海女小屋が果たす役割は大きく、ここで漁に関する知識や情報を得ていたといえます。セーマン、ドーマンといわれる当地特有の魔除けの印(しるし)や「ツイヤ」と唱える呪い(まじない)など、周辺習俗もあわせてよく伝えられており、我が国の海女漁を理解する上で重要といえます。


三重県の海女について

 「海女」とは一般に、海に潜って貝や海藻などを採る職業の女性のことです。海女漁の歴史は古く、縄文時代の鳥羽市浦村の白浜遺跡からは、アワビの貝殻などが出土しています。アワビは、海に潜らないと採れないので、素潜り漁があったのではないかと考えられています。奈良の平城京に運ばれた貢納物の荷札には、現在の志摩市大王町波切から、西暦745年にアワビが都へ運ばれたことが記されたものがあります。また、『万葉集』でも、大伴家持や山上憶良が、海女漁の様子を歌に詠んでいます。

■鳥羽・志摩の海女漁の現状
鳥羽市と志摩市で、平成22年には978人の海女が活動していましたが、平成26年の鳥羽市海の博物館による調査では、761人という結果も出ています。高齢化により漁を引退したり、後継者の不足により、その数が年々減少していくのが懸念されます。現在の鳥羽市と志摩市では、27地区で海女漁が行われており、女性だけでなく、男性も素潜り漁に従事しています。

【海女漁が行われている地区】
鳥羽市(神島、答志、和具浦、桃取、菅島、安楽島、浦村、石鏡、国崎、相差、畔蛸、千賀)
志摩市(三ヶ所、安乗、国府、甲賀、志島、畔名、名田、波切、船越、片田、布施田、和具、越賀、御座、浜島)

■鳥羽市「地域おこし協力隊」石鏡町活性化~海女のまち暮らし~担当募集中
鳥羽市に移住し、地域住民と共に地域の活性化を図るために活動していただきます。2年目以降、地域おこし協力隊として地域に定着し、地域住民として認められることで”海女”としての生活も可能になります。
(詳細は、リンク

■海女文化を身近に感じる体験施設等
・相差海女文化資料館
さまざまな資料で海女漁を紹介。磯ノミで鮑を岩からはがす模擬体験もできます。
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・海女の家 五左屋
古民家を再生したお土産物屋兼カフェ。海女の生活を展示で紹介しています。
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・海女小屋体験
海女が獲った新鮮な魚介類を食べながら、海女さんとのふれあいを楽しめます。
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・石神さん
海女の間で「女性の願いなら一つ叶えてくれる」と信仰されており、全国から多くの女性参拝客が訪れます。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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