Strategy Analyticsのリポートがペイテレビ料金はほとんどの国で安定状態と報告
AsiaNet 67235 (0120)
【ボストン2017年1月27日PR Newswire=共同通信JBN】
*極めて少数のチャンネルを提供する「スキニーバンドル」によって、カナダやデンマークなどの数カ国で最低料金の切り下げにつながっている
*OECD31カ国を対象にしたStrategy Analyticsの最新ペイテレビ料金比較によると、国やプロバイダーによって大きな料金の差があることが判明
Strategy AnalyticsのTeligen部門は新しいリポート「Pay TV prices in OECD countries(リンク ), November 2016(OECD諸国のペイテレビの料金、2016年11月)」をリリースした。リポートは同じ国のプロバイダーの間でもペイテレビ料金に大きな違いがあり、さらに各プロバイダーの最もベーシックなサービスの評価においてもペイテレビ・サービスの構造および基本的な技術にも大きな違いがあることを明らかにした。
Strategy Analyticsは、近年行った多数のクライアント調査を通じてStrategy Analyticsが確立した方法を使って、OECD 31カ国のプロバイダー115社が提供する約1900のペイテレビの料金とコンテンツを調査した。コンテンツ、高解像度、レコーディングなどの技術的能力に対する特定の要件を考慮せずに、ユーザー要件の最もベーシックなパッケージを選ぶと、最も料金が低いのはポーランド、スウェーデン、フィンランド、ハンガリー、エストニア、オーストリア、デンマーク、スロバキア共和国、スロベニア、メキシコの10カ国だった。
最も安価なサービスでも、高解像度やレコーディングなどの最先端の機能を含むペイテレビ・パッケージがある。サービスの幅は国ごとによって大きく変わる可能性がある。最もベーシックなパッケージで、31カ国における平均月額料金は米ドル/PPP21.41(VAT/税金込み)である。これは、多くの国で適用されているテレビライセンス費用は含んでいない。
Teligenのディレクターであるハルボル・サナエス氏は「ペイテレビ料金とその動向は今後も、プロバイダーと国よって大きく異なる」と語った。Teligenのベンチマーキング・コンサルタントであるエドゥアルド・ブファニー氏は「例えば、ペイテレビ市場が成熟し、プロバイダーが『コードカッター(ケーブルテレビ契約を破棄する人)』、とりわけNetflixなどOTTサービスを通じてコンテンツを頻繁に見る若い消費者が増える傾向にあることを懸念している国で、『スキニーバンドル』(極めて少数のチャンネルを提供するベーシックパッケージ)やピックアンドミックスのサービスが今後も増える傾向にある」と語った。
リポートはStrategy AnalyticsのウェブサイトのTeligenセクションで閲覧できる。これは定期的に更新されている。Pay TV prices in OECD countries, November 2016(リンク )
▽Strategy Analyticsについて
Strategy Analytics, Inc.は、新興の技術、モバイル、ワイヤレス、デジタル消費者、車載エレクトロニクス企業向けに、アドバイザー・サービス、コンサルティング、実行可能な市場インテリジェンスによって競争力を提供する。Strategy Analyticsは北米、欧州、アジアにオフィスを構え、企業が成功する知見を提供する。詳細は以下のウェブサイトを参照。www.StrategyAnalytics.com
▽Teligenの問い合わせ先
Halvor Sannaes
+44(0) 208 185 0401
hsannaes@strategyanalytics.com
ソース:Strategy Analytics
御社のプレスリリース・イベント情報を登録するには、ZDNet Japan企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。