アナログ・デバイセズ、A2Bトランシーバ・シリーズを拡充し バス帯域幅を大幅に向上

アナログ・デバイセズ株式会社 2017年01月24日 12時14分
From Digital PR Platform


このプレスリリースは、2017年1月23日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、オーディオやコントロール・データをクロックや電源とともに、シングル・アンシールド・ツイストペア(UTP)ケーブル上で配信する、車載オーディオ・バス(A2B(R))トランシーバの新製品AD242x A2Bシリーズを発表しました。本シリーズは、スレーブ間通信を柔軟に制御する機能を搭載し、低いデータ・サンプリング・レートにも対応しています。いずれの機能もバス帯域幅が大幅に改善されるため、車載通信やアクティブ・ノイズ・キャンセレーションのような新しいアプリケーションを視野に入れた重要な差別化要因となります。各製品とも既存の製品シリーズと完全なピン互換性があり、アップグレードを簡略化して開発期間を短縮します。

最適なアプリケーション
•オートモーティブ用オーディオ通信リンク
•アクティブ・ノイズ・キャンセレーション
•ハンズフリー、車載通信用のマイクロフォン・アレイ

主な特長
•優れたデジタルオーディオ品質を提供
•双方向データ通信 @50Mbps
•コスト効率の良いUTPケーブルを使用
•低ディタミニスティック・レイテンシ(50 µs)
•システム診断機能を搭載

AD242xデバイスは、システムレベルの性能と使いやすさを向上する各種新機能を備えています。全製品が次世代のマイクロフォン接続アプリケーションに不可欠な、強化されたパルス密度変調(PDM)ブロックを搭載し、また、拡張GPIO、I2C、およびクロッキング機能が、システムレベルでの柔軟性を一層向上させています。さらに、A2B技術の適応範囲を最高級システムにまで拡大し、最大11ノードのデイジーチェーン構成に対応し、ノード間の最大距離も15mまで延長しています。

AD2421、AD2422、AD2425トランシーバは、関連するオートモーティブ用EMC、EMI、ESD要件とともに、AEC-Q100規格全てに完全準拠し、拡張自動車用温度範囲(-40℃から+105℃)で動作します。

サポート、価格、提供時期
下記表中の価格は米国での参考価格です。

新しいAD242xシリーズは現在、32ピンLFCSPパッケージで提供されます。さらに、マスターおよびスレーブ評価用ボードと、ローカルおよびファントム電源の評価用ボードが利用可能です。価格等の詳細は、アナログ・デバイセズ担当者までお問い合わせください。

製品:AD2421
機能:スレーブのみ - エンド・ポイント
既存製品からの機能アップグレード:AD2401

製品:AD2422
機能:スレーブのみ - ミッド・ポイント
既存製品からの機能アップグレード:AD2402

製品:AD2425
機能:マスター/スレーブ対応、I2S/TDMインターフェース付き
既存製品からの機能アップグレード:AD2410

【関連資料】
・AD242xシリーズの製品概要、データシートのダウンロード、サンプル、評価用ボード等の詳細:リンク
・A2B技術および製品について:リンク

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お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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