エンタープライズ・データ連携基盤 「ACMS Apex」の最新版を発売

~独立した複数のACMS Apex間のデータ連携やリソース共有で運用効率がアップ、サーバ間通信の暗号化が加わり、更にセキュリティが向上~

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:武田 好修、略称:DAL、JASDAQ:3848)は、既存の業務アプリケーション資産を生かしつつ、単一ソフトウェアで、セキュアかつ可用性の高いデータ連携基盤を容易に構築するエンタープライズ・データ連携基盤「ACMS Apex(エーシーエムエス エイペックス)」の最新版 バージョン1.1を、2016年12月28日より販売開始します。



「ACMS Apex」最新版では、エンタープライズ企業やサービス提供企業・サービス利用企業が、更に運用効率よく、セキュアなデータ連携を実現する機能を実装しました。

その1つが、それぞれの企業に独立してインストールされた「ACMS Apex」間を連携するAI(※1)(ACMS Apex間連携)機能です。当機能は他社にはない弊社独自の機能で、グループ企業間や拠点間、サービス提供企業とサービス利用企業間といった、自社だけでなく企業間を跨った業務フローの連携やリソースの利用が可能になり、そして、ファイル転送を意識しないセキュアなデータ連携を実現するものです。また、共有する情報の範囲は、権限設定にてコントロールでき、サービス提供企業はサービス利用企業とのSLA(Service Level Agreement)にあわせた情報公開が可能です。

2つ目は、安全なデータ連携のために、複数サーバでの分散構成におけるサーバ間通信をSSL/TLSに対応しました。既にバージョン1.0では、PCI DSS(※2)に準拠したファイルの暗号化を実装しており、データ保管時、通信時の両方でデータ保護に対応し、いっそうセキュアなデータ連携を実現しています。

昨今、企業システムは、各部門や業務に応じたシステムの散在、そして、ビジネスのグローバル化を背景に、データ連携の仕組みも手組みや複数のツールを利用するなど複雑な運用であるのが現状です。
このような状況の中、高いセキュリティでデータ保護を行い、耐障害性など高い可用性を特長に持つ「ACMS Apex」は、2016年6月の販売開始から、既存ユーザを中心にエンタープライズ企業のデータ連携基盤として、EDIサービス提供企業から多くの引き合いをいただき、順調なスタートを切っております。

「ACMS Apex」バージョン1.1での主な新機能は以下の通りです。

1.独立した複数の「ACMS Apex」間を連携するAI(ACMS Apex間連携)機能を追加
グループ企業間や拠点間、サービス提供企業とサービス利用企業間のシステムにおいて、ファイル転送を意識しないデータ連携が可能になり、相互の業務フロー、通信機能を利用できます。更に、サービス利用企業はサービス提供企業との間で企業を跨り、フロー連携や通信を実行することができます。サービス提供企業は、権限設定により複数のサービス利用企業それぞれに対し、公開範囲を限定することができます。これにより、企業間のデータ連携の運用効率を向上します。


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2.サーバ間通信の暗号化
「ACMS Apex」を複数サーバに分散配置する場合において、サーバ間通信をSSL/TLSプロトコルで暗号化することで、セキュアな運用が可能になりました。

3.SAP EDIアダプタの追加
「ACMS Apex」とSAP ERP間のデータ連携を行うSAP EDIアダプタ機能を新たに実装、IDoc(Intermediate Document)/RFC(Remote Function Call)によるデータの授受とステータスの同期が可能になりました。

4.SFTPクライアント機能の追加
SFTP(SSH File Transfer Protocol)でファイル転送を行うサーバ機能に加え、新たにクライアント機能を追加、SFTPのサーバ機能を持つ取引先とのセキュアなデータ交換が可能になりました。

5.全銀TCP/IP手順においてSSL/TLSプロトコルで暗号化
国内EDIでの主要な通信プロトコル「全銀TCP/IP手順」の各電文をSSL/TLSプロトコルで暗号化することで、インターネットを利用しセキュアなデータ交換が可能になりました。

6. Red Hat Enterprise Linuxに加え、稼働環境として新たなOSをサポート(※3)
- 統合管理サーバ
- Microsoft Windows Server
- 分散サーバ
- Microsoft Windows Server
- HPE HP-UX
- IBM AIX
- Oracle Solaris (SPARC)
- IBM i(旧称IBM i5/OS, OS/400)

7.管理DBとして新たなデータベースをサポート
- PostgreSQL 9.4
- MySQL 5.7
- Microsoft SQL Server 2016
- Microsoft SQL Server 2014 SP2

弊社は今後、「ACMS Apex」を主力製品として、流通業界・金融業界などすべての業界に対し、EDI市場のみならずエンタープライズ企業およびサービス提供企業、サービス利用企業のデータ連携市場を対象にビジネスを推進します。

尚、2017年3月31日まで、既に弊社製品ACMS E2Xをお使いのお客様を対象に、ACMS E2X最新版へのバージョンアップ費用と同額でACMS Apexに移行できる「ACMS Apex移行キャンペーン」を行っています。

以上

(※1)ACMS Apex Integrationの略称
(※2)PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)は、 クレジットカード情報および取引情報を保護するために策定された、クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準
(※3)Oracle JDK 8や各OSメーカーのJDK 8が動作するバージョンのOSがサポート対象です。


◆WEBページ   リンク

【販売について】
・販売・出荷開始:2016年12月28日
・販売経路:DALのビジネス・パートナー73社(リンク)を通じて販売
・販売価格(予定):60万円~(基本機能)

【主な適用領域】
・大手企業の基幹システムでのデータ連携基盤
・サービス提供企業とサービス利用企業でのデータ連携基盤
・EDIシステム基盤


【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DALは、1992年に最初のUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にシステム連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェアを自社開発し、国産ソフトウェアベンダとしてEDIパッケージ市場でリーダーシップを確立。2007年4月にジャスダックに上場しました(JASDAQ:3848)。
DALの「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」は、国内73社のビジネス・パートナーを経由して販売され、すでに1800社8000サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。ACMSシリーズは、基幹システムと連携したB2B環境を容易に構築できるB2Bサーバ「ACMS B2B」をはじめ、企業内外のデータ連携を行うB2Bインテグレーション・サーバ「ACMS E2X」など、システム規模・接続ニーズに応じた製品ラインアップを揃えています。また、システム連携では不可欠なデータのフォーマットや文字コードの変換・加工を行うデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」を2014年3月から提供しています。
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※DAL, ACMS, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOONは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標ならびに登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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