シロップ、保護犬猫と飼いたい人のマッチングサービス「OMUSUBI」(お結び)提供開始

株式会社シロップ 2016年12月09日 14時08分
From PR TIMES

- ペットを保護犬猫から飼う文化を醸成し、殺処分問題の解決へ -

株式会社シロップ(本社:東京都渋谷区、代表取締役 : 大久保 泰介、以下シロップ)は、保護犬猫と飼いたい人のマッチングサービス「OMUSUBI」(お結び)を11月30日(水)より提供開始しました。2017年末までに累計で約4000件の犬猫譲渡を目標とし、殺処分問題の解決へつなげていくとともに、ペットを保護犬猫から飼う文化を醸成し、シロップがビジョンとして掲げる「人が動物と共に生きる社会」の実現を目指してまいります。




[画像1: リンク ]

サービスURL:リンク

1. 新サービスの概要
OMUSUBIは、保護犬猫と飼いたい人を結ぶサービスです。12月1日時点で保護団体10、約200匹の犬猫が登録されており、犬や猫を飼いたいと思っている方が一覧で閲覧したり、検索したりして自分に合った子を探すことができます。

飼いたいと思った子が見つかれば保護団体に申請を出し、団体は申請者のプロフィールを確認して新しい飼い主となる候補者を決定します。その後は団体ごとに異なりますが、譲渡会での面談や実際に候補者の自宅で仮飼養してもらうトライアル期間を経て、正式に譲渡が決まります。

2016年12月末までに登録団体20、登録犬猫300匹、譲渡30件を目指し、2017年12月末までに累計4000件の譲渡を目指します。

2. 新サービスの特徴
(1)安心・安全

OMUSUBIに犬猫を登録できるのは、シロップが審査を行い承認した保護団体だけです。
譲渡負担金の支払いは譲渡後に行われるのが一般的ですが、OMUSUBIでは金銭トラブルを無くすため、原則として譲渡前に支払いが行われます。
保護団体と飼いたい方のコミュニケーションは、OMUSUBIのメッセージ機能を通じて行われます。
譲渡された犬猫向けに「保護犬猫あんしんパック」サービスを提供します。

OMUSUBIを通じて譲渡された犬猫には、協賛企業が提供するフードやグッズなどが入った「里親スターターパック」をプレゼントします。
OMUSUBIと提携するECサイトやペットスパなどの外部サービスを割引き利用できます。
一般社団法人「つむぎ」と提携する動物病院やペットサロンなどのサービスを通常よりも安く受けることができます(※)。


OMUSUBIに登録している保護団体は、犬猫の保護活動に賛同し、「つむぎ」と提携する動物病院やペットサロンなどのサービスを通常よりも安く受けることができます(※)。犬猫の年齢や疾病に関係なく加入することが可能で、ペット保険の併用もできます。

※提供開始は「つむぎ」設立(2016年12月中を予定)後を予定しています。当初は東京23区を対象地域として、順次、対象地域を拡大していきます。

(2)保護団体のサポート

登録された保護団体には固有のプロフィールページが割り振られ、募集中の犬猫が一覧で見られるだけでなく、公式ページとして利用していただくことが可能です。
今後は譲渡会の告知機能や登録された犬猫の情報をPDFで出力・印刷する機能のほか、オンライン寄付と各保護団体への分配システムも取り入れて、保護団体から意見・要望を頂きながら、機能を充実させてまいります。


3. 利用料金
OMUSUBIは保護団体さま、里親希望者さまともに無料でご利用いただけます。譲渡の際は、里親さまから保護団体さまに譲渡負担金が支払われるほか、里親さまから当社に「保護犬猫あんしんパック」として1万円(税抜)をお支払いいただきます。支払いはOMUSUBI内で一括管理され、現在は銀行振込のみとなりますが、12月中にクレジットカードでの支払いにも対応予定です。

譲渡負担金とは、保護する際や保護してから譲渡までの間に掛かった、動物病院での診察・処置費や日常的な飼養費、シェルター運営費など、さまざまな費用の対価として里親希望者さまにお支払いいただくものです。保護団体さまの持続的な保護活動を社会全体で支えていくためにも、OMUSUBIでは原則として5000円を最低金額とし、里親希望者さまに譲渡負担金をお支払いいただきます。

4. 新サービス提供の背景
ここ数年で犬猫の殺処分問題に注目が集まり、小池都知事や滝川クリステルさん、ロックバンド「SEKAI NO OWARI」など、政治家や著名な方々が「殺処分ゼロ」を標語にさまざまな活動を行っています。しかし2015年度も犬猫合わせて8万匹以上が殺処分されており、年々減少しているものの問題解決にはまだ遠いというのが現状です。
犬と猫の飼養数は年間2000万匹で横ばいで推移しており、平均寿命を約15年とすると単純計算で年間約100万匹が新たに飼養されていることになります。その1割が保護された犬や猫から飼われるようになれば、殺処分される犬や猫はいなくなるのです。

殺処分を減らすためには、過剰供給を無くすための法整備や、TNR活動(※)といった「蛇口を締める活動」と、返還・譲渡を促進して漏れないように「受け止める活動」の両立が重要です。今回、当社が提供する新サービスは、「受け止める活動」につながるものです。欧米では当たり前になっている保護された犬猫を飼う文化を日本でも一般的にし、殺処分問題を解決し、当社がビジョンとして掲げる「人と動物が共に生きる社会」の実現を目指します。

※ TNR活動とはTrap、Neuter、Returnの略で、野良猫を捕獲し、不妊・去勢手術をしてから元の場所に戻す活動のことです。目印としてカットする耳の形から「さくらねこ」と呼ばれることもあります。
[表: リンク ]



■サービスロゴ
[画像2: リンク ]

■スマートフォン画面
[画像3: リンク ]

■会社概要
会社名 :株式会社シロップ
代表者 :共同創業者兼代表取締役 大久保 泰介
設立 :2015年3月
URL :リンク

■本リリースに関するお問い合わせ
株式会社シロップ 広報担当
Mail:pr@syrup.jp.net

■ペトこと関連記事
・犬猫殺処分数が初めて10万匹を下回り8万匹に 2015年度の返還・譲渡率1位は岡山県
 リンク
・小池都知事が滝川クリステルさんと対談 「2020年を期限として『殺処分ゼロ』を実現する」
 リンク
・「小池都知事は『殺処分ゼロ』に本気だと思った」 滝川クリステルさんインタビュー
 リンク
・黒岩神奈川県知事、殺処分しない動物保護センターへ建て替え11億円の寄付は「大変厳しい状況」
 リンク
・セカオワが「殺処分ゼロ」プロジェクト開始 支援シングル発売&ライブ開催を発表
 リンク

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]