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HyDeployコンソーシアムがOfgemから英Power-to-Gas計画で700万ポンド資金受ける

ITM Power Plc 2016年12月02日 11時20分
From 共同通信PRワイヤー

HyDeployコンソーシアムがOfgemから英Power-to-Gas計画で700万ポンド資金受ける

AsiaNet 66717(1552)

【ロンドン2016年11月30日PR Newswire=共同通信JBN】エネルギー貯蔵とクリーン燃料会社のITM Power (AIM: ITM)は30日、HyDeployコンソーシアムの一員として英国のガスグリッドで水素混合の利用を実証するプログラムに対し、0.5MWの電界槽を供給すると発表した。Ofgemが資金を提供し、National Gridが主導する680万英ポンドのプロジェクトは、英国におけるガスグリッドへの水素混合の枠組みを確立する重要な実用化プロジェクトであり、英国の新しい「電力からガス(Power-to-Gas、PtG)」市場を切り開く。

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National Gridは「この3年プロジェクトは2017年に始まり、その結果は英国のグリッドでの水素混合天然ガスを利用する今後の公開実験に情報を提供し、水素混合利用を全国的に展開することを目指している」とコメントした。

HyDeployコンソーシアムは、National Grid、Northern Gas Networks、キール大学、英健康安全実験所(HSL)、ITM Power、Progressive Energyで構成される。同コンソーシアムはガス専門企業のKIWA Gastecとエンジニアリング企業Otto Simon から支援を受けている。

ITM Powerのグレアム・クーリー博士は「ガスグリッドでの水素利用実証へのOfgemからの資金提供は、英国の『電力からガス』市場の創設への最初のステップであり、英国におけるガスグリッド炭素除去の重要な役割を果たす。われわれは、この新しい市場の仕組みと、市民の利益を設定することに貢献できることを喜んでいる」と語った。

National Gridは30日、以下のように発表した。

キール大学での画期的なグリーンヒーティング計画に700万ポンド
*先駆的な「グリーンガス」計画がOfgemイノベーション資金の700万ポンドを獲得
*キール大学の水素ヒーティング・パイロットプロジェクトは二酸化炭素放出を削減することを目指す
*計画は将来の低炭素ガスグリッドに道を開く

英国が家庭や産業に熱源を提供する方法を変革し、気候変動に取り組む画期的なパイロット計画は30日、Ofgem資金のうち700万ポンドを獲得した。

National Grid Gas DistributionはNorthern Gas NetworksとHyDeployコンソーシアムとともに、OfgemのNetwork Innovation Competitionから680万ポンドの資金提供を受けた。この資金は、スタッフォードシャーにあるキール大学のガスネットワークを利用した先駆的なグリーンヒーティング・イニシアチブのために使用される。

HyDeployのプロジェクトは、水素を既存の天然ガスネットワークに混入することを目指す。水素はクリーンで、炭素を含まないガスであり、気候変動に影響を与えない。

混入量は、ネットワークのガス量の最大20%となる。ガスを使用する人はガス供給に違いを気付かないし、ガス器具を変更する必要はなく、天然ガスの使用と同等に安全である。

このプロジェクトが成功すれば、英国のガスネットワークの天然ガスに水素を混入することが可能となる。このプロジェクトは2050年までに1億2000万トンの二酸化炭素が大気に到達することを防止する可能性がある。

このプロジェクトは英政府の厳しい「脱炭素」目標に寄与する。この目標は、英国の炭素ガス放出を2050年までに、1990年レベルから80%削減することを誓約した。炭素排出の3分の1を占めているのは熱源である。

英国が現在保有する世界クラスのガスネットワークを使用して、HyDeployは家庭を暖房し産業を駆動しながら、クリーンで低二酸化炭素放出ガスグリッドの道を開く可能性がある。

National Grid Gas Distributionのネットワーク戦略担当ディレクターであるデービッド・パーキン氏は「National Gridに680万ポンドを提供するOfgemの決定は、低炭素熱源を提供するうえで英国の世界クラスのガスグリッドが果たす重要な役割を評価したものである。われわれは、全国で水素を混入させれば、毎年600万トン以上の二酸化炭素放出を削減できる可能性があると考えている」と語った。

キール大学の副総長であるマーク・オームロッド教授は「エネルギーと持続可能性は、キール大学にとって先を見据えた主要な組織上の最優先事項であり、この重要で極めて価値ある関連プロジェクトのパートナーになることを喜んでいる。この協業的プロジェクトは、極めて大切な社会問題の1つと取り組むものであり、大きなインパクトを与え、二酸化炭素放出の大幅削減につながる可能性がある」と語った。

Northern Gas Networksの資産管理担当ディレクターのマーティン・オルダーソン氏は「いまはエネルギー産業にとって極めて素晴らしい時である。このプロジェクトにより、混合水素ガスが既存のガスネットワークで配給され、安全かつ効率的に利用され、クリーンで費用対効果のある水素を英国のガスグリッドにより広く展開するために不可欠な事前の要件であることが証明されると信じている」と語った。

この3年間のパイロット計画は2017年に開始される。Ofgemの資金はNational GridとNorthern Gas Networksの76万ポンドと合わせてキール大学の水素製造および混入施設に提供され、厳格な実験と安全プログラムを実行するために使用される。

キール大学は、このプロジェクトにとって最適な実験場と考えられてきた。キール大学は英国最大の大学キャンパスである。大学は全国ガスネットワークから独立した自前のガスネットワークを保有し、それを運営している。

340の居住、授業そしてビジネス施設を擁するキャンパスは小さな街のようである。このプロジェクトは大学のガスネットワークの1部として運営され、17の建物と研究所、スタッフの100以上の家庭に供給する。

このプロジェクトはNational Grid Gas Distribution、Northern Gas Networks、HyDeployコンソーシアムによって開発された。このコンソーシアムはキール大学、英健康安全実験所(HSL)、水素製造企業ITM Power、クリーンエネルギー企業Progressive Energyで構成されている。コンソーシアムはガス専門企業のKIWA Gastecとエンジニアリング企業Otto Simon から支援を受けている。

詳細はウェブサイトwww.itm-power.com を参照。

▽ITM Power plcについて
ITM Powerは、グリッドバランシングとエネルギー貯蔵サービスおよび輸送用クリーン燃料、再生可能な熱源と化学品の生産の必要条件を満たす迅速対応、高圧の統合水素エネルギー・ソリューションを製造している。ITM Power plcは2004年に、ロンドン証券取引所の新興企業向けAIM市場に上場されている。同社は2015年3月、JCBから490万ポンドの戦略的融資を受けている。同社は 2015年9月には、シェルとの間で給油場立地契約(forecourt siting agreement)を結んでいる。グループは現在、為替レートの変動を受ける契約済みの1827万ポンドのプロジェクト、さらに交渉が最終段階にある279万ポンド、総額2106万ポンドの契約を持っている。ITM PowerはSocial Stock Exchangeの創立メンバーである。

ソース:ITM Power Plc

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