70歳以上対象! 胡粉(ごふん)ネイルの体験イベント開催 日本最古の和絵具屋×老舗の町医者×学生で、新たな市場を創造 -- 近畿大学

近畿大学 2016年11月18日 08時05分
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近畿大学経営学部松本ゼミ(大阪府東大阪市)は、日本最古の日本画用絵具専門店・上羽絵惣(株)(京都府京都市)と、日本画に用いる胡粉を使ったネイルの認知度向上策を検討してきた。この度、京都市西陣地区で100年に渡り地域密着型医療を展開する医療法人永原診療会(京都府京都市)と連携し、平成28年(2016年)11月18日(金)に、通所介護施設利用者を対象に、胡粉ネイルの体験イベントを開催する。


【本件のポイント】
●業界初、70歳以上の女性を対象としたネイル体験イベント
●京都の伝統を守りながら不断の革新に取り組む和絵具屋と町医者の異色コラボを実現
●学生はプロジェクトの企画・運営を通じて、新市場開拓を実学で学ぶ

【本件の概要】
 胡粉は日本画に用いられる白い絵具で、真珠層の輝きを持つホタテの貝殻を粉末状にして作られた白い顔料である。その胡粉を使用したネイルは、有機溶剤を一切使用しないため、「爪に優しい」「マニキュア特有の刺激臭がない」「速乾性と通気性がある」「アルコールで落とせる」など体に優しいのが特徴で、妊婦や高齢者、病気療養中の方も使用しやすい水溶性ネイルとして、現在人気が高まっている。
 日本の伝統色を260年以上守り続けてきた日本最古の和絵具屋である上羽絵惣(株)は、その絵具の色をネイルに取り入れ、日本の美しい色彩を再現して、様々な色の胡粉ネイルを展開している。この度、近畿大学経営学部・松本ゼミの3年生4人が上羽絵惣(株)と協同し、ネイルケア市場ではまだ利用者がほとんどいない70代以上の女性層を「プラチナ世代」と名付け、非ネイル利用者への普及啓発策を検討してきた。今回は、100年以上続く老舗の町医者である永原診療会と連携し、“日本の伝統色で指先を彩って楽しんでもらう”“日頃の気持ちを素敵な贈り物と伝える”をテーマにイベントを開催する。

■日  時: 平成28年(2016年)11月18日(金)14:00~15:30
■会  場: 永原診療会 自在館嬉楽家(京都市上京区浄福寺上立売上ル大黒町686、
          京都市営バス「今出川浄福寺」下車徒歩4分)
■対  象: 永原診療会 自在館嬉楽家の利用者 20人程度
■お問合せ: 近畿大学経営学部松本研究室 TEL(06)4307-3319

【上羽絵惣株式会社について】
 創業260余年の上羽絵惣は、初代惣兵衛が宝暦元年(1751年)に京都の燈籠町において、胡粉業を創業し、日本画用絵具専門店として白狐印の胡粉、泥絵具、棒絵具などを現在も扱う日本最古の絵具屋である。現在も日本画用絵具専門店として、プロの日本画家が使う岩絵具を中心にトレードマーク“BYAKKO(白狐)”の胡粉、干水絵具、棒絵具などを扱い続けるほか、近年では胡粉ネイルや胡粉石鹸などを開発し、和の彩りと胡粉が持つ魅力を多くの方に提供している。胡粉ネイルは、幅広い年齢層の女性から支持を得て、平成22年(2010年)12月から胡粉ネイル専門の通販も開始している。

【医療法人永原診療会について】
 創立103年を迎える老舗の医療・福祉機関。創立以来、京都市西陣地区で地域に密着した医療を行ってきた。現在は千本診療所にて内科診療と運動療法の外来サービス、浄福寺診療所にて眼科診療を行うほか、訪問診療、訪問介護、訪問リハビリ、居宅介護支援の在宅サービスを行っている。
 通所介護施設「自在館嬉楽家」は平成12年(2000年)に開設。通常の介護施設で行われるような決まったプログラムを敢えて設けず、利用者それぞれが思い思いに過ごし、その人らしい時間を創ることができるようなサポートに取り組んでいる。

【関連リンク】
経営学部キャリア・マネジメント学科 准教授 松本 誠一
リンク

▼本件に関する問い合わせ先
 近畿大学 広報部
 TEL: 06-4307-3007
 FAX: 06-6727-5288

【リリース発信元】 大学プレスセンター リンク

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