ダッソー・システムズ、3Dエクスペリエンス・プラットフォームでフランスと中国の産業戦略を支援

ダッソー・システムズ株式会社 2016年11月15日 14時00分
From PR TIMES

「産業の未来」の共同議長であるダッソー・システムズが中国の「メイド・イン・チャイナ2025」とコラボレーションし、高性能で革新的な生産システムの展開を加速

3Dエクスペリエンス企業であり、3D 設計ソフトウェア、3Dデジタル・モックアップ、そしてプロダクト・ライフサイクル・マネジメント (PLM) ソリューションにおける世界的リーダーであるダッソー・システムズ (Euronext Paris: #13065, DSY.PA) は4日、産業戦略の中核はイノベーションのためのデジタル・プラットフォームにあるという見解を明らかにしました。同社は11月3日~4日に中国・上海で自社イベント「Manufacturing in the Age of Experience」を開催し、フランスの「産業の未来」や中国の「メイド・イン・チャイナ2025」で、デジタル・テクノロジーが大きな役割を果たすことを示しました。こうした国主導の産業プログラムは、製造コストの削減、効率性・持続可能性の向上とともに、創造性を刺激し新しいビジネスモデルを生み出します。



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今日のインターネットは、産業用という新たな属性を備え始めています。つまり、新しい生産設備や新素材、自動化ロボットなどの各種テクノロジーが、量産手法を一変させつつあるからです。産業のイノベーションは、様々なデジタル・コンセプトを統合しなければなりません、現状のプロセスに革新的な変化をもたらし、ダイナミックで全体的で、もっと持続可能性を備えた量産モデルを作り上げなければなりません。それがひいてはより良い消費者体験につながるのです。各国の政府も企業も、産業や経済が持つ可能性を認識しています。製造の自動化・最適化に関わるイニシアティブを立ち上げ、デジタル・コンセプトをその中核に据えることで、産業を活性化させようというものです。

フランスと中国は、両国ともデジタル・プラットフォームの活用に力点をおいています。人、情報、アイデアをエンドーツーエンドで統合し協調させることで、産業全体の速やかな変革を促します。

フランス国務省産業担当のクリストフ・シルゲ (Christophe Sirugue) 氏は次のように語っています。「フランス政府は2012年の初めから、国内の産業がデジタル革命を活用できるよう、広範囲にわたる改革案を立ち上げています。『産業の未来』アライアンスには政府が既に90億ユーロの予算をつけており、このアライアンスの中にフランスの産業のベースが集積しています。フランスの産業は世界に開かれており、中国は私達のイノベーションに光をあてる最適の地です」

ダッソー・システムズは仏政府の「産業の未来」アライアンスの共同議長です。中国の製造業は現在、世界最大の規模ですが、ダッソー・システムズは中国のデジタル変革に向けても同国の産業界と密接に取組んでいます。「Manufacturing in the Age of Experience』イベントの開催に加えて、同社は各種プロジェクトで3Dエクスペリエンス・プラットフォームをベースに、中国の先進的な各社と、「メイド・イン・チャイナ2025」に向けて取組んでいます。

ダッソー・システムズのエグゼクティブ・バイス・プレジデント、ブランド・アンド・コーポレート・デベロップメントであるパスカル・ダロズは次のように語っています。「デジタル化の最も目に見える価値は、生産性の向上と競争力の強化です。しかしデジタル化の真の価値は、そのイマジネーションにあります。成功する製造業は、これまでに存在しなかった世界を作り出すことが出来る企業です。ダッソー・システムズは、コラボレーションとイノベーションのための3Dエクスペリエンス・ユニバースの提供を通じて、需要と供給における革新的な戦略を実現へと導きます。デジタル・ファクトリーは、バーチャル環境でつながり自動化されているだけでなく、何よりも『実行』のためのシステムであり、そこでは就業者のスキルが、イノベーション、パフォーマンス、クオリティへと変換され常に進化します。バーチャルを持つことが、製品そのものの構成要素となるのです。その結果、(製品の) 価値はクラウドサービスの中に一体化していき、そこではデータは業界が業界そのものを再発明するための戦略的な資産となるのです」

過去30年以上にわたり、ダッソー・システムズは、航空宇宙からライフサイエンスまで、産業界におけるデジタル・トランスフォーメーションを推進するための技術やソリューションを開発してきました。現在当社は、生産技術やプロセスの刷新に関わる世界各国の50以上の産業イニシアティブに参画しています。3Dエクスペリエンス・プラットフォームは、バーチャルな設計、シミュレーション、製造、コラボレーションに関わる各アプリケーションを、製造業のビジネスに関わる様々な要素 (製品やプロセス、サプライチェーンなど) のためにデジタル環境下に連合させ、包括的なビューをリアルタイムで提供し、持続可能性を確保します。なぜならデジタル・アプリケーションは、これまでとは全く異なるアプローチを産業界がとることを可能にするからです。加コーポレート・ナイツ社が実施した「2016年持続可能な企業100社」に選出されている企業の中の多数が、ダッソー・システムズの顧客でもあります。

訳注:本資料は仏Dassault Systèmes による英文プレスリリースをダッソー・システムズ株式会社が日本語訳(抄訳)したものです。原文と本抄訳の差異に関しては、原文が優先致します。予めご了承下さい。

(以上)

ダッソー・システムズについて
ダッソー・システムズは、3Dエクスペリエンス企業として、企業や個人にバーチャル・ユニバースを提供することで、持続可能なイノベーションを提唱します。世界をリードする同社のソリューション群は製品設計、生産、保守に変革をもたらしています。ダッソー・システムズのコラボレーティブ・ソリューションはソーシャル・イノベーションを促進し、現実世界をよりよいものとするため、バーチャル世界の可能性を押し広げます。ダッソー・システムズ・グループは140カ国以上、あらゆる規模、業種の約21万社のお客様に価値を提供しています。より詳細な情報は、www.3ds.com (英語)、www.3ds.com/ja (日本語)をご参照ください。

3DEXPERIENCE、Compassロゴ、3DSロゴ、CATIA、SOLIDWORKS、ENOVIA、DELMIA、SIMULIA、GEOVIA、EXALEAD、 3D VIA、BIOVIA、NETVIBESおよび3DEXCITEはアメリカ合衆国、またはその他の国における、ダッソー・システムズまたはその子会社の登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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