アナログ・デバイセズ、 高分解能/低消費電力のSAR ADC AD400xを発表

アナログ・デバイセズ株式会社 2016年11月07日 11時02分
From Digital PR Platform


このプレスリリースは、2016年11月3日(現地時間)に米国で発表されたプレスリリースの抄訳です。原文は、以下のURLでご覧になれます。
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アナログ・デバイセズ社(NASDAQ:ADI)は本日、高精度逐次比較型(SAR)ADCの新製品AD400xシリーズを発表しました。本製品は、SARで18ビットという高性能を低消費電力、小スペースのフットプリントで実現したものです。ポータブル型のテスト/計測機器のフィールド・テスト時の連続稼働時間を延ばし、測定精度や再現性を向上させます。また、計測器を小型化できるようになり、計測対象となるセンサーに近接して設置したり、同じサイズの基板でチャンネル数の多い計測機器を開発できるようになります。より効率的にフィールド・テストを実施できるようになり、新製品の特性評価にかかるコストを削減するのに貢献します。

アプリケーション
ATE
マシン・オートメーション
医用機器
バッテリ駆動端末
高精度データ・アクイジション・システム

主な特長
・低消費電力で高精度のデータ・アクイジションを実現
・データシート規定の性能を容易に実現

高性能で使いやすい2-MSPSの18ビットAD4003と16ビットAD4000 SAR ADCを利用することで、技術的なトレードオフを軽減し、短期間のうちに最適な性能を発揮するデータ・アクイジション機器を設計できるようになります。高入力インピーダンス・モードやスパン・コンプレッション・モードなどの高機能が、ADCドライバ段に関する設計上の課題を軽減し、柔軟にアンプを選択できるようになります。高入力インピーダンス・モードでは、低消費電力の高精度アンプで直接ADCを駆動できるようになり、シグナルチェーン全体での消費電力を下げるのに貢献します。さらに、過電圧保護機能が内蔵されているため外付けの保護機器が不要になり、スパン・コンプレッションによってADCドライバ段をADCと同じ電源で動作させられるため、電源管理が簡素化されます。この組み合わせによって、性能に悪影響を及ぼすことなくシステムレベルの電源要件を緩和しつつ、チャンネル密度を高めることができます。

今回発表したAD4003 / AD4000のサンプリング・レートは2MSPSです。
AD400xシリーズには、他に500 kSPSからのサンプリング・レート・スピードに最適化された製品も取り揃えております。

価格と提供時期
下記表中の価格は米国での価格です。

製品:AD4003
分解能:18-bit
サンプリング・レート:2 MSPS
信号ノイズ比:100.5 dB
積分非 直線性:±0.5 LSB
1,000個受注時の単価:19.85ドル
パッケージ オプション:10ピン 3 × 4.9 mm MSOP 10ピン 3 × 3 mm LFCSP
量産出荷:出荷中

製品:AD4000
分解能:16-bit
サンプリング・レート:2 MSPS
信号ノイズ比:93 dB
積分非 直線性:±0.2 LSB
1,000個受注時の単価:12.75ドル
パッケージ オプション:10ピン 3 × 4.9 mm MSOP 10ピン 3 × 3 mm LFCSP
量産出荷:出荷中

【関連資料】
・AD4003の詳細 : リンク  
・AD4000の詳細 : リンク

本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

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