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AR/VR分野のクラウドファンディング、後発の中近東地域に勢い。牽引するイスラエルでは大企業によるAR/VRベンチャー買収が相次ぐ

アスタミューゼ株式会社 2016年10月31日 11時30分
From PR TIMES

~アスタミューゼが世界210ヵ国のクラウドファンディングデータを分析~



 任天堂の『ポケモンGO』が人気を博し、ソニーからは『プレイステーションVR』が発売されるなど、「AR/VR元年」と呼ばれるほどの盛り上がりを見せているAR/VR市場。2015年のグローバル市場規模は約50億ドル(約5165億円)、2025年時点では年間約700億ドル(約7.2兆円)に上ると見込まれています。(※1)

 今後はエンタメ産業ばかりではなく医療や自動車産業、建設業、製造業などでの活用が期待されており、NECや富士通、セイコーエプソンといった大企業の参入も相次いでいます。また、関連技術を持つベンチャー企業や、クラウドファンディング(※2)で多くの賛同者を獲得したAR/VR製品に対して、提携先やアイデアを探索する大企業からの関心も高まっています。 

 アスタミューゼ株式会社(以下、アスタミューゼ)は、自社で保有する世界中の技術・特許・研究テーマ・製品情報とそれに関わるプレイヤー(企業・大学/研究機関)に対する投資データの分析を通じて投資・提携、新規事業支援を行っており、クラウドファンディングにおける各分野の投資状況についても調査・分析を続けてまいりました。

 そこで今回は、アスタミューゼが保有する世界210ヵ国のクラウドファンディングデータの分析により、AR/VR分野におけるクラウドファンディング市場動向をご紹介いたします。(※3)(※4)(※5)

(※1)アスタミューゼ推計
(※2)特定の目的を達成するために、不特定多数の人物(crowd:群衆)から資金援助(funding)を受け、援助に対しお返しをする(お返しをしないものもある)一連の仕組み
(※3)集計年次はプロジェクト終了日基準
(※4)国別集計はプロジェクトオーナーの所在地基準
(※5)2016年6月30日時点の為替レート



流通金額は2014年から中近東・アジアに勢い

 
 流通金額トップの北米地域は、約2.6億円を集めたOculus Riftの勢いを受けて2012年から2013年にかけて急伸したものの、翌年より堅調路線に。代わって後発ともいえる中近東・アジア地域が伸びを見せ始めています。

[画像: リンク ]




中近東地域の勢いを牽引するイスラエルでは、大企業によるAR/VRベンチャーの買収が相次ぐ(※6)

 
 中近東地域の勢いを牽引したのは「世界を仮想の紙面にする」というコンセプトを謳ったペン型入力デバイス”Phree - Make the world your paper”で、どんな場所でもレーザーでペンの動きをトラッキングし、スマートフォンなどに手書きの文字を入力できるというものです。これはイスラエルのベンチャー企業OTM Technologyによる製品で、2015年6月までにkickstarterで約1億2000万円、さらに2016年3月までにindiegogoで約1億1000万円、合計約2億3000万円の事前購入予約の獲得に成功しています。

 イスラエルは「第二のシリコンバレー」とも呼ばれ、研究開発費の対GDP比が世界1位となるなどイノベーションハブとして注目されており、AR/VR分野では2013年にApple社が3Dセンサーを開発するPrime Sense社を約351億円で買収し、大きな注目を集めました。

 その後もイスラエルでは2015年にFacebook社が3DセンサーのPebbles Interfaces社を約61億円で、2016年3月にはスポーツをあらゆる角度からリプレイ視聴できる技術を開発したReplay Technologies社をインテル社が約155億円で買収するなど大企業によるAR/VRベンチャーの買収が相次いでおり、日本企業では2015年にサン電子がInfinity AR社に出資、さらに同年Lumus社とも提携してARによる業務効率化システムの開発に取り組んでいます。

(※6)文中の買収価格はすべて想定価格



アスタミューゼ株式会社について

 
 世界中の課題を解決し、未来を創るプラットフォーム『astamuse.com』 を提供すると共に、法人向けサービスとして、自社の課題を解決するためのイノベーションに関わるコンサルティングサービスを展開しています。

・代表者:代表取締役 永井 歩
・設立:2005 年 9 月
・所在地:東京都中央区築地四丁目1番1号 東劇ビル7階
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