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ソフトバンク・テクノロジーとミラクル・リナックスが、ルネサスが提供するRZ/G専用Linux BSP開発環境を Microsoft Azure で実現

SBT 2016年10月24日 16時50分
From PR TIMES

産業分野の組込み機器向けLinux BSPの開発環境をクラウドサービスとして提供することを支援

ソフトバンク・テクノロジー株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO 阿多 親市 以下、SBT)とミラクル・リナックス株式会社(本社:東京都新宿区新宿、代表取締役社長:伊東 達雄 以下、ミラクル・リナックス)は、ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼 CEO 呉 文精 以下、ルネサス)が開発した組込みHMI(Human Machine Interface)向けLinuxプラットフォームソリューション「RZ/G*1 Linux プラットフォーム」におけるクラウド上での開発ツール(以下、RZ/G向けクラウド開発環境)の開発を支援し、運用の支援を開始したことを発表します。

昨今の組込み機器は、ネットワーク機能の搭載により、他の機器(デバイス)やクラウドサービスとデータをやりとりするニーズが高まっています。このため、従来のリアルタイムOS(RTOS)環境からネットワーク機能やマルチメディア処理などの基本的なソフトウェアが豊富に揃っているLinux OSの選択を検討する機器メーカーが増加しています。ところが、これまでRTOS環境で組込み機器の開発を行ってきたお客様の場合、Linuxに関する技術の習得や開発環境の準備などがLinux環境導入への大きな障壁となっています。また、実際にLinuxを導入した場合、各種ソフトウェアを組み合わせたシステムの検証や、それらのバージョン管理や定期的なメンテナンスなども必要となり、お客様の負荷が大きく、コストもRTOSより高くなるという課題があります。

このようなお客様の課題に対して、ルネサスは高性能プロセッサRZ/Gを使用した「RZ/G Linux プラットフォーム」として、動作検証済みのソフトウェアをクラウド環境から提供するプラットフォームを構築しました。「RZ/G Linux プラットフォーム」におけるRZ/G向けクラウド開発環境は、Microsoft Azure を活用して、Linux標準パッケージと開発支援ツール(ビルド、検証、解析)をワンストップで提供するもので、Linux環境の導入を容易にし、お客様のLinux開発環境構築工数を大幅に削減します。各ツールはルネサス統合開発環境(e2 studio)上でRTOS開発と同様の感覚で操作でき、Linuxに不慣れなお客様でも簡単に開発に適応できます。また、各ツールは、お客様のLinux BSP*2 カスタマイズによる検証やHMI機器におけるシステム検証とデバッグ(問題解析)の開発工数を大幅に削減することができます。

このRZ/G向けクラウド開発環境の提供において、SBTとミラクル・リナックスは以下の技術支援をしています。

<ミラクル・リナックス>
・Linux OSベンダーとしての豊富な実績やルネサス向けLinux BSP開発で培ったYocto*3の知見を活用したビルド環境の開発
・解析ツールと連携するFAQデータベースの検索エンジンを開発

<SBT>
・Microsoft Azure のトッププレイヤーとして、ミラクル・リナックスが開発した開発支援ツールのクラウド化をMicrosoft Azure 上で実現
・これまでの Microsoft Azure の導入支援や運用管理の豊富な実績を活かし、本クラウド開発環境の運用保守を提供

今回の発表について、日本マイクロソフト、およびルネサスより以下のコメントをいただいています。

【賛同文】(順不同、社名50音順)

日本マイクロソフト株式会社
業務執行役員 クラウド&エンタープライズビジネス本部 本部長 佐藤 久 様

日本マイクロソフトは、ソフトバンク・テクノロジーならびにミラクル・リナックスが、競争力のある付加価値の高い組込み機器を開発するための支援ツールを Microsoft Azure 上で実現されたことを心より歓迎致します。ルネサスの「RZ/G シリーズ」は、産業分野向けに最適化されており、このたび提供開始の開発支援ツールが、組込み機器メーカーの開発負荷を大幅に軽減し、コスト面・環境面での課題を解決することを期待しています。今後も日本マイクロソフトは両社と連携し、クラウド活用による IoTビジネスの活性化、産業分野の組込み機器開発をより効率的に実現できる仕組みの発展を支援してまいります。


ルネサス エレクトロニクス株式会社
ICT・ソリューション事業部 事業部長 富岡一郎 様

このたび当社が提供を開始した「RZ/G Linux プラットフォーム」が、ソフトバンク・テクノロジー様とミラクル・リナックス様の技術支援によって、お客様がスムーズに組込みLinux環境を導入し、付加価値の高い製品を開発できることを確信しています。
今後は、日本マイクロソフト様、ソフトバンク・テクノロジー様、ミラクル・リナックス様との連携を積極的に進め、Microsoft Azure上でコミュニティ等の新しいサービスを実現していきます。

*1 RZ/Gシリーズとは:3DグラフィックスやFullHDビデオコーデックを必要とする産業用機器向けに高度な画像処理性能を活用して設計された高性能プロセッサ。
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*2 BSPとは:「Board Support Package」の略。SoC向けに最適化されたLinux OSとドライバーの評価用サンプルで、OSやCPUリファレンスボードのメーカーが提供するソフトウェアパッケージ。

*3 Yoctoとは:組込みLinux開発を容易に行い、さまざまなハードウェア、アーキテクチャーで構築できるようにすることを目指してオープンソース・プロジェクトで進められている開発用のオープンソース・ツール。

■ミラクル・リナックス株式会社について
ミラクル・リナックスは、「日本品質」の技術およびサポートにより、オンプレミス、クラウド、組込みのあらゆる領域で活用できるエンタープライズLinux OSを提供しています。通信事業や公共、金融事業など幅広いエンタープライズ領域での採用実績に加えて、Linuxのカーネル技術をさまざまな分野に応用し、カーナビゲーション、自動販売機、医療用端末、映像配信機器など用途別専用機器や、デジタルサイネージ用プレイヤーにも組込みLinux OSの実績を伸ばしています。
さらに、オープンソースベースの企業向け統合監視ツールやバックアップソフトウェアを開発しているほか、統合運用ソフトウェアを開発し、オープンソースとしてコミュニティに公開するなど、オープンソースの活性化に向けた取組みも積極的に行っています。


※ 本ニュースリリースは、ソフトバンク・テクノロジー株式会社、ミラクル・リナックス株式会社の共同リリースです。重複して配信される場合がありますので、 あらかじめご了承お願い申し上げます。
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プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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