医師の経験知が詰まった医師のための知恵袋「クスリバ」がオープン

株式会社エクスメディオ 2016年10月17日 15時33分
From PR TIMES

すべての症例がガイドライン通りには進まないから。すべての治療に教科書的な答えはないから。経験上の暗黙知を明文化し各地に散らばる知見を集め、治療の多様性を認知し、評価し合う互助医療の場をオンラインで提供

株式会社エクスメディオ(高知県高知市:代表 物部真一郎、以下エクスメディオ)は、2016年10月17日、医師間(DtoD)臨床支援アプリ「ヒフミル」内に、医師の経験知を集める治療のための知恵袋「クスリバ」をオープンし、様々な環境で活躍する医師に互助医療の場を提供します。

医療の現場ではEmpirical(経験に基づいた)、Evidenced-based(実証された)の両方を取り入れた治療が行われています。しかし、Empiricalな治療の方法は物理的な周囲の医師(上司や同僚など)からしか得ることができないため、治療が医師により異なるのが実情です。
また、各学会は治療統一化のためのガイドラインを出していますが、すべての症例において治療がガイドライン通りに進むわけではありません。むしろ、患者ひとりひとりで治療が異なってくることは当然であり、治療に教科書的な答えがないのも当然であると言えるでしょう。

病院の医局では、様々な年代の医師が臨床について話し、質問し、時に失敗談を交えながら臨床知見を共有し合っています。それぞれの医師はその会話の中にヒントを得て、そこから医学書や医学雑誌でエビデンスを探し、自らの臨床に活かしていきます。「クスリバ」では、このように病院内で昔から繰り広げられてきた臨床課題の解決方法をオンライン上で提供することにより、各地に散らばる治療方法を集め、共有し、すべての医師に提供して参ります。

「クスリバ」なら、カンファレンスでは出しにくいような些細な質問でも気軽に相談ができます。個人経営のクリニックやへき地の病院・医療機関で活躍する医師でも、ひとりで悩まずに相談することができます。また、「クスリバ」ではすべての参加医師がオーベンでありネーベンです。誰もが気兼ねすることなく質問したり、回答したりすることで、互助医療の場を生み出し、日本医療の質を向上させていく。「クスリバ」はそのような場を目指しています。

【エクスメディオ 概要】
株式会社エクスメディオ (リンク)代表取締役 物部 真一郎
会社:高知県高知市 設立:2014年12月
事業内容:インターネット等のネットワークシステムを利用したモバイル向け医療支援ソフトウェア・ ITサービスの企画・研究・開発

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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