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マピオン、デジタル地図活用の学校教育向けアプリを販売開始 ~主体的・協働的に学ぶアクティブラーニングに対応 小学校での実証実験で高い評価~

株式会社マピオン(東京都港区/代表取締役社長 中尾光宏)は、デジタル地図と位置情報を活用した教育アプリ「マピオン・アクティブラーニングマップ」(仮称)を開発し、教育市場に投入します。学校教育向けに10月12日から販売を開始します。
なお、本アプリ開発では、土庄町立土庄小学校(香川県小豆郡)の協力により実証実験を実施しました。児童からは簡単に操作できる地図アプリとして、教師からは児童の話し合いの機会が増え理解力が深まり、さらに授業準備の負担軽減になるとの高い評価をいただきました。




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「マピオン・アクティブラーニングマップ」(仮称)は、地図上に写真やテキスト情報、手描きのイラストなどが自由に入力できるデジタル地図アプリです。地図を利用する社会科・生活科の授業や、校外学習、修学旅行などに活用できます。iOS向けに展開し、対応端末を順次拡大していきます。地図上に入力した内容は、他の端末へリアルタイムに反映・共有されるため、児童・生徒同士がオリジナル地図を協働で作り上げることができます。限られた授業時間の中で効率的に地図の作成が可能になり、作成後の発表や討論の時間を十分に設けることによって、学習理解をより深めることができます。

さらに、生徒・児童の現在地や操作履歴を把握できる機能や、歩きスマホ防止機能など、安全に配慮した機能も搭載しています。実証実験に協力いただいた先生からは、「紙の地図を作成するより準備時間短縮ができる」という声もあり、教師の負荷軽減や授業の効率化を実現できます。

■開発の背景
近年、学校教育の現場では、子どもたちが課題に対して主体的・協働的に学ぶ「アクティブラーニング」にむけて、電子黒板やタブレット端末などICTを活用した授業が盛んに行われています。政府でも2020年までに1人1台のタブレットを整備する目標を掲げています。その一方で、従来の教科書がタブレット端末になるだけの単なる「置き換え」にとどまり、子どもたちの主体的・協働的な学びに最大限活用できていない例も多く見られます。
当社では、教育現場において地図を利用する場面(特に地図作成)が多いことに着目し、長年培ってきたデジタル地図や位置情報技術を活用したアプリ「マピオン・アクティブラーニングマップ」(仮称)を開発しました。従来の紙の地図では難しかった、共同編集や作成データの共有・蓄積が可能となります。
地図の協働制作を通じて、児童・生徒間の活発な意見交換や相互協力を促し、ものづくりや実体験の大切さを学ぶことができるコンテンツを目指すとともに、教師の負荷軽減や効率化を図ります。

■製品概要
製品名:マピオン・アクティブラーニングマップ(仮称)
対応端末:iOS搭載のiPadおよびiPhone  ※対応端末は順次拡大していきます
価格:年間利用料10万円~

■「マピオン・アクティブラーニングマップ」(仮称)の特長
1.普段の授業から校外学習まで地図を利用する教育シーンに対応
教室での学習利用や、校外学習、修学旅行まで、地図を利用する教育シーンに対応しています。例えばフィールドワークの事前学習では、テキストやアイコンを地図中に入力しながら「訪問ルート決め」が行えます。また、本アプリで写真を撮影すると、位置情報と連動し写真が地図中に自動でマッピングされるため、校外学習や修学旅行のスポット巡りに活用できます。

2.子どもでも簡単に使える直感的な操作性
写真の自動マッピング、テキスト入力や手書き入力機能を搭載し誰でも直感的に操作ができます。テキスト入力機能は音声入力に対応し、校外学習時におけるテキスト入力が容易に行えます。また、これらの機能を使用しながら、地図上で複数のユーザーや端末でリアルタイムに共同編集が行えます。
【具体的な活用例】
(1)社会科(小学校3年) はっけんマップ
自分の住む地域の身近な課題や問題を観察・調査し、まちの地図を制作する。まちの中での発見や気になったことを写真やテキストで地図中に入力していく。各児童が入力した内容を一つの地図にまとめ、その地図を見ながら子どもたち同士で話し合いを行う。
(2)保健体育(小学校5年) 安全マップ
グループ単位でまちに出掛け、まちに潜む危険をまとめ安全マップを制作する。生活圏内の危険を認識し、予測・回避する能力、けがや事故の防止につなげる。グループごとに発表・話し合いを行い、自身の認識とともに、他者の捉える危険を認識する。
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3.安全性に配慮した機能設計
校外学習や修学旅行では、班に分かれた行動が主となり、教師が全生徒の安全や行動状況を見守ることは困難なため、教師にとって大きな負担となっています。本アプリでは、生徒の現在地や操作履歴をリアルタイムで把握することができます。
また、「歩きスマホ」を防止するため、歩きながら端末を操作しようとすると画面上にアラートを表示させます。子どもたちが安心・安全に利用できるよう、安全性に配慮した機能設計を行っています。

4.作成した地図データの効果的な活用
本アプリによって作成された地図データはサーバに蓄積されるため、作成した班やクラスだけでなく、学校全体で閲覧することも可能です。また、他の学校や教育機関と共有することも可能なため、より学習理解を深めることができます。さらに、印刷を搭載しているため、本アプリで閲覧するだけでなく配布や掲示することでさまざまな場面で効果的に活用することができます。

■実証実験の概要
「マピオン・アクティブラーニングマップ」(仮称)開発にあたり、2016年6月~8月にかけて香川県小豆郡にある土庄町立土庄小学校の協力のもと、実証実験のための本アプリを活用した特別授業を行いました。

2016年6月、土庄小学校4年生児童(28名)が9班に分かれ、事前におこなわれた自然観察授業で撮影していた生き物や植物の写真を活用し「自然発見マップ」を作成しました。班ごとに話し合いながら、写真を地図上に配置し、気がついたことを地図上に書き込みました。最後に、班ごとに作成した「自然マップ」の発表を行い、本アプリを通して身近な地域の自然に関する関心を深めていきました。
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また、2016年8月には、土庄小学校と豊島小学校の交流遠足で本アプリを活用しました。土庄小学校4年生88人と豊島小学校全校生27人が4班に分かれ、豊島の壇山岡崎公園展望台や唐櫃の清水、豊島美術館などを探訪。豊島の自然や史跡を撮影しながら地図の作成を行いました。交流遠足後に行われた豊島小学校での学習発表会では、土庄小学校の児童が前回作成した「自然発見マップ」と遠足で作成した地図の発表を行い、豊島小学校の児童が小豆島の自然に興味関心を寄せると同時に、遠足で撮影した写真がコメントと共に即座に地図へ反映されている本アプリへの驚きと興味関心も寄せていました。

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本アプリを使用した児童からは、「タップするだけなので簡単」「紙で地図を作るよりも便利」といった機能的な評価や「みんなで相談しながら工夫してできた」「とても簡単だから、もっと地図のことを調べていたい」など学習意欲の向上に関わる評価を得ることができました。また、担当の先生からは「友だちと確認しながらタブレットに書いていくことで、児童同士の話し合う時間が増え、その活動によって理解力が深まった」「紙ベースの地図よりも準備時間の短縮が図れる」といった評価をいただきました。
児童たちによる協働学習を促し、他の班の地図を参照しながら地図に写真やコメントを記入できる本アプリは、ICT教育におけるアクティブラーニングへの有効性が実証されました。

■今後について
本アプリによって作成された地図データは蓄積されるため、データを他の用途に活用することが可能です。例えば、「自然観察マップ」を自治体の観光資源発掘マップに活用したり、「安全マップ」を行政の危険箇所の把握に活用したりできます。今後は、自治体に向けた防災マップや観光マップ、一般消費者のアプリ利用などの応用利用も視野に入れていきます。
当社では、本アプリを教育関連市場へ積極的に展開を図り、2020年までに5億円の売上を目指します。

「ココロも、カラダも、動かすマピオン」では、地図や位置情報を活用した教育用ツールにより、ICT教育に取り組む教育機関や自治体を支援していきます。

※記載されている社名サービス名等は各社の商標および登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES リンク

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