SRA OSS, PostgreSQLの内部構造を解説する「PostgreSQLインターナル講座」を開始

2016 年 10 月 6 日 (東京) 発 - SRA OSS, Inc. 日本支社 (日本支社: 東京都豊島区、取締役支社長: 石井達夫、以下 SRA OSS) は、オープンソースデータベース PostgreSQL の内部構造を解説する「PostgreSQLインターナル講座」を開始します。

PostgreSQL は、近年ミッションクリティカルな領域にも採用が拡大している RDBMS です。オープンソースソフトウェア(以下 OSS)であるため、ユーザがソースコードを読みその動作を理解しながら利用することが可能です。しかし、PostgreSQL のソースコードは、80万行を超える量で、自力で理解するには膨大な時間を要します。

SRA OSS では、15年以上にわたりPostgreSQLに関するトレーニングコースを開発、実施してきました。今回開始する「PostgreSQLインターナル講座」は、最上級のコースとして位置づけています。元々は、SRA OSS が提供している PostgreSQL の商用サポートサービスを実施するにあたり、サポートエンジニアの教育用として開発したコースです。近年のPostgreSQL の採用拡大にあたり、PostgreSQL を提案するシステムインテグレータや、利用するユーザ企業のエンジニアの方に、PostgreSQL ソースコードレベルで理解し、有効活用していただくための一助になればと考えています。

「PostgreSQLインターナル講座」のテキストは、SRA OSS のオリジナル開発です。支社長であり、PostgreSQL開発者(コミッタ)の一人である 石井 達夫 が、長年かけて培った PostgreSQLへの理解を元に社内教育用に作成したコンテンツを、短時間のコースとしてエッセンスを抽出し、凝縮したコンテンツに編集しています。

【講座内容】
1. PostgreSQL の内部構造
    フロントエンドとバックエンド
    バックエンドの構造
2. PostgreSQL のデータ構造
    ディスク上の構造
    メモリ(共有メモリ、プロセス)
    トランザクションと MVCC
3. PostgreSQL の起動と停止
4. 問い合わせ処理の流れ
    パース、アナライズ、リライト
    ユーティリティステートメント処理
    統計情報
    プランナ
5. エグゼキュータ
    概要
    実行環境
    プランタイプ詳細
6. その他
    フロントエンド・バックエンドプロトコル
    ストリーミングレプリケーション
    VACUUM

1日のコースで、受講料は税抜50,000円となります。
オープンコースでの開催となりますが、個別開催も可能です。

PostgreSQLインターナル講座詳細および開催日程
リンク

【SRA OSS について】
SRA OSS は、OSS (オープンソースソフトウェア) の普及と発展を目指し、 国内独立系 SI ベンダーである株式会社 SRA の 100% 子会社として設立されました。 本社は米国カリフォルニア州におき、ワールドワイドな OSS ベンダーを目指しています。日本においては特に PostgreSQL を中心としたOSSのサポート、 プロダクト販売、 コンサルティング、トレーニング事業を中心に展開しています。

【本件に関する報道お問い合わせ先】
SRA OSS, Inc. 日本支社
マーケティング部 広報担当
Tel: 03-5979-2701
E-mail: pub@sraoss.co.jp
URL: リンク

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